「勉強がつまらない」と感じるのはなぜ?具体的な対策も4つご紹介|大学受験エリート

「勉強がつまらない」と感じるのはなぜ?具体的な対策も4つご紹介

 

 

受験勉強をしていると、「つまらない」と感じる瞬間がありますよね。

辞めたいけど辞めるわけにはいかない…そんなジレンマと戦っている人も多いでしょう。

しかし、いますぐ勉強を好きになれる特効薬はなくても、少し工夫をすることで、勉強を楽しいと感じながら取り組むことは可能です。

今回は、勉強をつまらないと感じる理由とともに、勉強を少し楽しくする方法4つをご紹介します。

勉強がつまらないと感じやる気が起きない、という人はぜひ参考にしてくださいね。

 

勉強がつまらないと感じる理由

本来勉強は、新しいことを学べる絶好の機会であり、知的好奇心をくすぐる「楽しいこと」です。

しかし、勉強がつまらないと感じてしまう人が多いのはなぜでしょうか。 その理由を3つ説明します。

 

勉強にネガティブなイメージを持っているから

勉強は「やらされるもの」であり、特別な才能がない人にとっては「つらいもの」だと思っていませんか?

日本では特に、勉強は学生を同じものさしで計るもの、というネガティブなイメージを持つ人が多い印象です。

また、両親や親戚などから「勉強しなさい」と常日頃から言われていると、勉強は「強制されるイヤなこと」と脳にインプットされている可能性もあります。

こうした場合、勉強の内容に関わらず、はじめから勉強はつまらないものだと思い込んでしまうでしょう。

 

勉強することが目的になっているから

勉強することの本来の目的を、あなたは意識できているでしょうか。

よく「学校で勉強したことは社会で役に立たない」という言葉を耳にしますが、勉強の本来の目的とは、知識を得ることだけではありません。

勉強は、社会の中でより充実した生活を送るために必要な「物事を整理して考える力」を養うための一種の訓練のようなものです。

 

 

しかし、「勉強すること」自体を目的と捉えてしまっている人が大勢います。

勉強した先にどんな得やいいことがあるかを理解していないため、勉強はつまらないと感じてしまうのです。

 

勉強を楽しむ環境が整っていないから

「周りにあまり勉強に理解ある人がいない…」 そう感じるのであれば、勉強を楽しむための環境が整っていないのかもしれません。

たとえ勉強の内容が楽しいものであっても、落ち着いて教科書を開く時間がない、周りに勉強に関心のある人がいない場合、勉強に向き合うこと自体が億劫になります。

勉強もスポーツや芸術活動と同じで、共感できる人やサポートしてくれる人がいなければ、モチベーションを保つことが難しいのです。

 

勉強を少し楽しくする方法4選

では、勉強を少しでも楽しくするためにはどうすればよいのでしょうか。

「勉強がつまらない…」という状況を打開する方法を4つ、ご紹介します。

 

勉強の仕方を変える

勉強の基本は、知識のインプットをしたあとに繰り返し実践してやり方や考え方を定着させるというものです。

つまづく人が多いのが、知識をインプットする段階でしょう。

興味がわかないのに、文字や数字ばかりが並んだ教科書を読んで覚えるなんて、気がめいりそうになりますよね。

そこで実践してほしいのが、「勉強の仕方を変える」ということです。

具体的には、以下のようなものがあげられます。

 

・「マンガで学べる」シリーズ等視覚情報を活用した教材を使う

・リスニング教材ではなく、英語のラジオや映画をBGMとして流す

・英文や古文は、部屋を歩き回りながら音読する

 

ずっと机に張り付いて本とにらめっこすることだけが勉強ではありません。

むしろ、適度に体を動かしたり声に出すことで、より記憶として定着しやすくなったり、気分転換になったりします。

もし今、机に座っている時間が苦痛と感じるなら、極力、机以外の場所でできることを探してみてくださいね。

 

勉強する環境を変える

勉強する環境、つまり場所を変えることも、気持ちを新たにして勉強に取り組むために最適です。

もし今、自宅の机にはりついて勉強しているのならば、週に何度か図書館や塾の自習室に出向いてみましょう。

場所を変えることで、図書館にいる間は集中しよう!などと気持ちの切り替えもできるのでおすすめです。

 

ご褒美をつくる

よく言われることですが、やはり何かを頑張るためには、自分で自分にご褒美を与えてあげることも効果的です。

定期テストで90点以上をとったら、模試で全国で○位以内に入ったら、など大それたことでなくても問題ありません。

「1日3時間以上、自宅で勉強ができたら、お気に入りのアイスを食べよう」

「今週の目標が達成できたら、日曜の夜はゲームをしよう」

このように、毎日少しずつでもよいので積み重ねができるように、ご褒美を作るとよいでしょう。

友達や恋人と、○○を達成したら夏祭りに行こう!などと一緒に目標をたてるのもおすすめです。

 

一緒に頑張る人を見つける

自分一人では自分を奮い立たせることができない…という場合は、一緒に頑張る人を1人でよいので見つけることがおすすめです。

仲の良い友達や、習い事などで知り合った人など誰でも問題ありません。

ただし、「勉強を頑張りたい」という思いがある人を見つけるようにしましょう。

モチベーションの高い人がそばにいると、刺激を受けたり自分を律することにも繋がります。

 

まとめ

勉強とは、本来、知的好奇心を満たしてくれる楽しい活動であり、将来社会で生きていくための知恵と思考を学べる絶好のツールです。

しかし、人間はときに目的を見失ったり、感情に左右される生き物でもあります。

そんな時は、「どうしたら楽しく勉強できるだろうか?」を考えてみましょう。

少しの工夫で勉強への向き合い方が変わることで、今まで以上に効率的な学習ができ、結果にも繋がりやすくなります。

ぜひできることを見つけて、今日から実践してみてくださいね。

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