こたつでは勉強してはいけない?理由や注意点を紹介|大学受験エリート

こたつでは勉強してはいけない?理由や注意点を紹介

 

 

寒くなってくると、あたたかいこたつで勉強したくなりますよね。

こたつに入れば暖が取れて勉強にもちょうどいい環境に思えます。

ですがこたつでの勉強はしっかり注意点を抑えておかないと、かえって勉強効率を下げてしまいかねません。

ではこたつで勉強をしてもいいのか?

もし勉強するならどんなことに気を付ければいいのか見ていきましょう。

 

こたつで勉強をしてもいいの?

 

 

結論、こたつで勉強をしても構いません。

ですがきちんと注意点を守って、勉強に集中できるよう工夫する必要があります。

とりあえず暖かいからこたつで勉強しようと考えていると、ただのんびりして時間が過ぎることになってしまいますよ。

寒い時期の受験勉強について、頭寒足温という言葉が有名です。

これは勉強をするときに頭を温めてしまうとボーっとしてしまい集中できなくなるため、勉強中は頭など上半身は冷やして足元は温めると、勉強にちょうどいい環境になるという意味です。

実際にこたつは上半身は冷えてしまいますが、足元は暖かくて頭寒足温の環境といえるでしょう。

またこたつはファンヒーターやエアコンと異なり、部屋全体ではなくこたつの中を温めるため、比較的換気しやすい暖房器具です。

そのため受験生の大敵である、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防にも効果的です。

このようにこたつで勉強することのメリットはいくつもあります。

これから紹介するデメリットもありますが、工夫次第で勉強しやすい環境にもなるでしょう。

 

こたつで勉強をしない方がいい3つの理由

 

 

こたつでの勉強は一歩間違うと効率の悪い勉強になってしまいかねません。

こたつで勉強をおすすめできない理由を見てみましょう。

こたつではうまく勉強できない理由がわかれば対応ができるので、もし当てはまることがあれば対策が必要です。

こたつで勉強をしない方がいい理由は次の3つです。

 

・集中力が続かない

・姿勢が悪くなってしまう

・環境が気になってしまう

 

それぞれ説明していきますね。

 

集中力が続かない

こたつに入って長時間勉強をすると、暖かかったり血流が悪くなったりして、眠気から集中力が続かなくなることがあります。

特に寒さに耐えつつ勉強に集中していると、自然と猫背になりやすくなります。

猫背になると呼吸が浅くなってしまうため、脳に十分な酸素を運べなくなり、だんだんボーっとして頭が働かなくなってしまうんです。

しかもこたつの多くはローテーブル型なので、少し疲れたらすぐに横になれてしまいます。

ちょっと横になるだけと、ほんの少しの休憩のつもりが、がっつり寝てしまった経験もあるでしょう。

このようにこたつでの勉強は、短時間であれば問題なくとも、長時間入り続けることで集中力が続かない環境になってしまうので注意しましょう。

 

姿勢が悪くなってしまう

こたつは直接床に座る構造のため、姿勢が悪くなりやすいです。

猫背になってしまうと勉強に集中できなくなってしまうからと、無理に姿勢を気にしていれば姿勢ばかりに気をとられて、かえって勉強に集中できません。

また、姿勢が悪いまま床に長時間座り続けると、腰痛の原因にもなるので気を付けましょう。

こたつに入っているときの座り方はいくつかありますが、あぐらや正座などの場合くるぶしが床に直接あたって、痛みで集中が途切れる原因にもなります。

こたつで勉強をするときは、ラグマットを敷くなどして対策をしておくといいでしょう。

 

環境が気になってしまう

自室にこたつがある場合は関係ないかもしれませんが、こたつがリビングにある場合は環境にも注意しましょう。

というのもリビングは基本的に人の出入りが多く、自分以外の話し声や足音などの環境音が気になってしまうかもしれません。

直接周りに人がいるという環境が原因で集中力が切れることはないかもしれませんが、集中力が切れかかっているときに周りの音やにおいが気になってしまうことはあるでしょう。

リビングにあることで、周囲の目があるからサボらずに勉強できるというなら構いませんが、もし環境が気になって勉強ができないのなら、こたつを置く場所を考える必要がありそうです。

 

こたつで勉強をするときに気を付ける3つのポイント

 

 

こたつでの勉強は姿勢や眠気など気を付けないといけないことが多くあります。

これらのデメリットを防ぐためにも、これから紹介する3つのポイントを活用しましょう。

 

・1時間に1回は休憩を挟む

・姿勢矯正グッズなどを使う

・暖かくしすぎないようにする

 

それぞれ説明していきますね。

 

1時間に1回は休憩を挟む

こたつで勉強をしていると、暖かくなって眠たくなったり、頭がぼーっとしたりしてしまいますよね。

まだまだ勉強をしないといけないタイミングで、このような状態になって寝てしまわないよう、1時間に1回はこたつから出て、休憩を挟むようにしましょう。

こたつの中にいたままだと勉強に集中するときと、休むときとのメリハリがなくなるので、休憩中はこたつから出るのがおすすめです。

またこたつの外に出たときに、軽くストレッチをすることで、血流が良くなって眠気も覚めてより集中しやすくなりますよ。

 

姿勢矯正グッズなどを使う

こたつで勉強に集中できない理由の一つは、猫背になってしまうことです。

姿勢矯正用のベルトや座椅子などを使用して、姿勢が悪くならないようにしましょう。

クッションを抱え込むことでも、姿勢が安定するようになるので試してみてください。

もしこれからこたつを購入するなら、テーブル型のこたつのほうが勉強にはおすすめですよ。

従来のこたつのように床に直接座る必要がなく、椅子に座ったまま使用できるので、姿勢が悪くなりにくくなっています。

 

暖かくしすぎないようにする

勉強中の寒さをしのぐためにはこたつは便利ですが、暖かくしすぎると眠たくなってしまいます。

そのため勉強中は暖かくなってきたら、こたつの電源を切ってしまいましょう。

電源を切ってだんだん寒くなってきたら、もう一度暖かくすることで眠気対策になります。

こたつの電源を切るタイミングで、一緒にこまめに休憩を挟めば、適度にリラックスした状態を保てるかもしれませんね。

 

こたつでの勉強はポイントを押さえておけば大丈夫!

こたつで勉強はなかなか集中できないと思われるかもしれませんが、きちんとポイントを抑えておけば問題ありません。

この記事で紹介したポイントを参考にして、受験勉強の場所としてこたつを取り入れてみてくださいね。

電話 メール
13:00~20:00(月~金)
東京都武蔵野市境一丁目