勉強がはかどるのはどんな照明?部屋用とデスクライトとそれぞれ紹介|大学受験エリート

勉強がはかどるのはどんな照明?部屋用とデスクライトとそれぞれ紹介

 

 

 

勉強に適した照明の選び方をご存じでしょうか?

用途に合っていない照明を使っていることが、勉強がなかなか手につかず、思うように集中できない原因のひとつかもしれません。

この記事では部屋用とデスクライトの特徴などを紹介しているので、参考にしてみてください。

 

勉強部屋の3種類の照明とその特徴

 

 

部屋の照明の種類には大きく3つあります。

それぞれ光の色が異なり、照明の効果も変わってくるので、状況に応じた照明を選ぶようにしましょう。

照明の種類は大きく次の3つになります。

 

• 昼光色

• 昼白色

• 電球色

 

一般的には昼光色か昼白色が勉強には適しているでしょう。

それぞれの照明の特徴について説明していきますね。

 

昼光色の特徴

昼光色は青みがかった白色の光が特徴です。

青みがかった光は集中力を高めるのに効果的ですが、オフィスのように冷たい印象になってしまうデメリットもあります。

 

昼白色の特徴

昼白色は自然な白色の光で、太陽の明るさに最も近いものになります。

そのためどんな部屋にも合うという特徴があります。

 

電球色の特徴

電球色はオレンジ色っぽい明るい色が特徴の証明です。

目が疲れにくくリラックスしやすいため、リビングや和室などのんびりする場所に適しています。

 

失敗しにくい部屋の照明の選び方は?

明るさの単位をルクスといい、勉強部屋に適している明るさは750ルクス程度と言われています。

そのため照明をつけたときに約750ルクスになるものを選ぶようにしましょう。

とはいえ実際の明るさは分かりにくいですよね。

なので調光式で実際の部屋より1周り大きな部屋用の照明を選ぶと失敗しにくくなります。

もし実際に明るさを調べたいときには、ホームセンターなどでも照度計という明るさの計りがあるので利用してみましょう。

 

デスクライトの3種類の照明とその特徴

 

 

勉強用に部屋の照明を用意しても、手元が暗くなってしまう場合はデスクライトを使いましょう。

手元が暗いままで勉強を続けると、集中力が続かないどころか視力まで落ちてしまいます。

デスクライトに使われる照明は大きく次の3つです。

 

• LED

• 蛍光灯

• 白熱電球

 

一般的にはLEDか蛍光灯の照明がおすすめです。

ただしそれぞれデメリットもあるので、メリットとデメリットをきちんと比較しておくようにしましょう。

 

LEDの特徴

LEDは蛍光灯や白熱電球と比べて発光効率が良く、電球に触れても熱くならないことや、デザインが豊富で製品にもよりますが光の調節ができることが特徴です。

そのため省エネにもなり長期間使用できますが、初期コストが若干高くなります。

またLEDは光が強く、目が疲れやすいというデメリットもあります。

ただし目が疲れにくいよう対策のされたLEDのデスクライトもあるので、LEDだから目に悪いということはありません。

 

蛍光灯の特徴

LEDより安価で購入しやすく、均一な光で手元を照らしてくれます。

ただし蛍光灯は生産を中止しているものもあり、比較的商品の幅が狭くなってしまうのが難点です。

 

白熱電球の特徴

白熱電球はあたたかい色合いの光が特徴で、読書などリラックスするシーンでよく使用されます。

またLEDや蛍光灯よりも安価で、調光機能がある商品もあります。

ただ消費電力が大きく、使用時に熱を発生させるため勉強用には向いていないでしょう。

 

勉強をするときに目が疲れる2つの原因は?

 

 

一般的にはこれまで紹介したように、勉強部屋には昼白色や昼光色の照明が、デスクライトにはLEDや蛍光灯の照明が適しています。

ただ光の感受性などは個人によって異なるため、照明を変えたのに目が疲れたり集中力が切れたりする場合には対策が必要です。

照明による目が疲れる原因としては、次の2つがあります。

 

• まぶしさ(グレア)

• 多重影(マルチシャドウ)

 

それぞれ説明していきますね。

 

まぶしさ(グレア)とは

グレアとは物が良く見えなくなったり目がチカチカしたりするほどの、不快感を伴うまぶしさを表します。

照明が明るくてまぶしすぎるため、目の疲れの原因となってしまうのです。

また光の角度によって、明るい場所と暗い場所とのバランスが悪いとグレアが発生しやすくなります。

そのため照明を選ぶときには、使用場所に対して光が強すぎないものを選ぶようにしましょう。

またグレア対策が施されている商品もあるので、利用してみてください。

ただ当然ですがグレアを発生させないために、手元が暗すぎるのもよくありません。

適度な光の強さの照明を選ぶようにしましょう。

 

多重影(マルチシャドウ)とは

LEDの照明は点光源の商品が多いため、照らされた先にいくつもの影ができます。

このいくつもの影がある状態が目の疲れの原因になってしまうのです。

多重影はLED照明の特徴でもあるので、照明をLEDにするときは多重影対策がされているものを選ぶようにしましょう。

 

勉強机で照明を使うときの2つの注意点

 

 

集中力を保ち勉強がはかどる環境を作るためには、次の2つのポイントに注意しましょう。

 

• 部屋の照明もつけること

• 照明の位置に気を付けること

 

それぞれ説明していきますね。

 

部屋の照明もつけること

デスクライトを使用するときは、必ず部屋の照明も付けるようにしましょう。

デスクライトだけを付けた状態では、どうしても手元だけが明るい環境になってしまいます。

一見それで十分に感じますが、実はこの環境は勉強の妨げになっているんです。

というのも手元だけが明るく、その周りの部屋は暗い環境だと明暗がはっきりしすぎて目の負担になってしまうからです。

グレアの説明でも軽く触れましたが、明るいところと暗いところとのバランスが悪いと目の疲れの原因になってしまいます。

これは瞳の中の明るさを調節する瞳孔を、頻繁に閉じたり開いたりすることが原因です。

目の疲れの原因にならないように、集中力を保つためには部屋の照明とデスクライトの両方を使用するようにしましょう。

 

照明の位置に気を付けること

デスクライトは頭より少し高い位置に設置することがおすすめです。

そのとき照明が視界に直接入らないように注意しましょう。

照明の位置が近すぎるとグレアが発生してしまうかもしれません。

もしデスクライトに白熱電球を用いている場合は、早めにLEDか蛍光灯の照明に交換しましょう。

白熱電球などで頭部が温められてしまうと、眠たくなったりボーっとしてしまう原因になります。

より集中できる環境のためにも、照明は手元を十分照らせる頭より少し高い位置で、あまり熱くならないものを選ぶといいでしょう。

 

環境に合った照明を用意して目が疲れないように対策をしよう!

受験勉強では勉強時間や勉強の質ばかり気にしてしまいがちですが、しっかり集中できる環境を整えることが大事です。

まずは勉強がはかどる照明環境を整えていきましょう。

また照明による目の疲れの原因やデスクライト使用時の注意点も紹介しているので、活用してみてください。

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