【中学受験国語】おうちで出来る!読解力を向上させる訓練方法|大学受験エリート

【中学受験国語】おうちで出来る!読解力を向上させる訓練方法

 

 

中学受験を目指す上で、読解力は必要不可欠。 「国語」以外でも求められる、非常に大切な力といえるでしょう。

今回は、ご家庭でできる「読解力」を向上させる訓練方法について解説します。

 

読解力を向上させる訓練は、日常でも行えます。ぜひ、取り入れてみてくださいね!

 

そもそも、読解力って何?

 

 

まずは「読解力」とは、どのような力か正しく認識する必要があります。

 

読解力とは、「文章を読んで、その内容を正確に理解する力」のこと。

ただ文章を読めればいいわけではなく、「正確に理解する」というところがポイントですね。

では、文章を正確に理解するためにどのような訓練をすれば良いかお伝えします。

 

読書の習慣は大切

 

 

前置きしておきますが、何も意識せずに読書をするだけでは、読解力は身につきません。

読書をするにあたり、「目的意識」を持つようにしましょう。

 

3つのことを意識して読書をすると、読解力向上につながります。

ぜひ、今日から実践してみてくださいね!

 

①言葉との出会いを大切にする

読解力を身につける上で大切なことは、知っている「言葉」を増やしていくこと。

 

読書は、言葉と出会う最高のチャンスです。

しかし、知らない言葉をそのままにしてしまうと、せっかくの機会を失うことになります。

 

知らない言葉が出てきたら、辞書で調べてみたり、前後の文を見てどのような場面で使う言葉なのかを想像するようにしてみましょう。

これを積み重ねていくだけで、言葉の数が格段に増えていきます。

 

②活字に慣れる

「7000字」これは、何の数字かご存知でしょうか?

「入試本番で、国語の読解問題で読まなければいけない字数(平均)」です。

 

国語の入試問題は、難関校になればなるほど、長文化する傾向にあります。

読解力をつけるためには、活字に慣れて文章を読み切る力が必要です。

本1冊読み切る力があれば、入試本番の試験でも問題ないでしょう。

 

③色々なジャンルの文章を読み、知識を身につける

読書をすると、自分が知らなかった知識を身につけることができます。

「読解力と知識は、一体どのような関係があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

文章を理解するには、最低限の知識が必要になります。

たとえば、「環境破壊」がテーマとなった文章を読むにしても、そのテーマについて触れたことがある子とない子では、文章の理解度に差が出ます。

幅広い知識を身につけて、国語の読解に活かしていきましょう。

 

説明力を身につける訓練をしよう

 

 

文章を読み、内容を正確に理解する力があっても、問題作成者(または採点者)に説明をする力がなくては、国語の問題は解けません。

説明力を身につけるためにご家庭でできることを2つ紹介します。

 

①お子さんの話を最後まで聞くこと

普段の会話の中で、説明力を磨く訓練をすることができます。

お子さんの言っていることがよく分からず、「こういうこと?」と大人が説明の機会を奪ってしまうことはありませんか?

 

ゆっくりお子さんの話を聞くことは大変です。

しかし、説明力を養うことができる貴重な場。

 

不足する言葉があって、お子さんの説明がうまく行かない時は、

 

「◯◯は、だれがやったの?」

「持ってきてくれたものは、何だったの?」

 

と疑問に思うことを、直接お子さんに尋ねてみましょう。

お子さんも「こういうところが説明が足りなかったか」と気づくきっかけになります。

 

②親子で交換日記をする

親御さんには負担がかかってしまいますが、親子で交換日記をするのは非常にオススメです。

 

【親子で交換日記をするメリット】

1 相手に伝わる文章を書く訓練を日常的に出来る
2 親御さんも書くことで、お子さんが大人の文章に触れる機会が増える
3 親御さんがお子さんの文章を見ることで、お子さんの苦手な表現が分かる  
(漢字が違う、主語述語が一致していないなど)

 

だらだら長い日記を書くよりも、短くまとめるように書くと要約力も身につきます。

5行日記など制限をかけてもおもしろいですね。

 

プロに頼ることも視野に

 

 

読解力とは、「これを覚えたら点数が上がる」「これを理解したら、成績が上がる」など 単純なものではありません。

経験豊富なプロと一緒に文章を読むことで、「国語の文章ってこういう風に読むんだ!」とコツがわかってくることもよくあります。

 

日々の訓練も大切ですが、やはり時間がかかるもの。最短ルートで結果を出すためにも、塾や家庭教師などのプロに頼ることも検討しても良いでしょう。

特に、国語の成績だけ上がらない場合は、よりお子さんに合ったメニューが必要になってくるので、集団塾ではなく、個別指導ができる塾や家庭教師をオススメします。

 

まとめ

今回は、読解力を向上させるための訓練方法について解説しました。

読書を習慣化し、さらに説明力を日常会話や日記の中で磨いていくことによって、読解力を鍛えていくことができます。

 

再現性の高い方法なので、ぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。

また、必要に応じてプロにも頼りながら、お子さんの読解力を向上させていきましょう。

読解力は、中学受験において必須スキルです。

志望校合格に向けて、早めの対策を考えていきましょう!

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