中学受験で出題されやすい伝統工芸品はどうやって覚えたらいい?|大学受験エリート

中学受験で出題されやすい伝統工芸品はどうやって覚えたらいい?

 

 

入りたい中学校に入学できるように、中学受験を頑張っているお子さんを持つ親御さんも多いことでしょう。

 

しかし、中学受験は覚えることが多く特に暗記をしないといけないものは莫大な数になり、とても大変です。

特に社会科は暗記が必須で、苦手意識を持っている子どもも多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は中学受験でよく出題される、社会科の伝統工芸品について以下の内容でご紹介していきます。

 

・伝統工芸品とは
・中学受験で出題されやすい伝統工芸品28種
・伝統工芸品の効率的な覚え方

 

中学受験でよく出る伝統工芸品の覚え方について詳しく見ていくので、受験生の子どもを持つ親御さんはぜひこの記事を参考にアドバイスをしてあげてくださいね!

 

そもそも伝統工芸品とは?

 

 

中学受験でよく出てくる伝統工芸品ですが、そもそもどのようなもののことを指すのでしょうか?

 

一般的に伝統工芸品とは、日常生活で使用される織物や染色品、陶磁器などを手作業で製造されたものを指します。

しかし、明治時代以降は工業的に大量生産されたり、日常で使用されなかったりすることもあるため、その定義は曖昧となっているのが現状です。

 

令和4年3月現在で経済産業大臣が指定している「伝統的工芸品」は全国に237品目となっており、数多くの伝統工芸品が存在することがわかります。

 

中学受験で出題されやすい伝統工芸品はどれ?

 

 

伝統工芸品は200種類以上あるとお伝えしましたが、200種類全て覚えるのはかなり大変です。

そのため、中学受験では出題されやすいものに絞って覚えていく必要があります。

 

中学受験ではマイナーな伝統工芸品よりもメジャーなものが出やすいので、有名どころに絞って覚えていきます。

中学受験で出題されやすい伝統工芸品は28種類あり、それらはこちらです。

 

・備前焼

・有田焼

・九谷焼

・萩焼

・清水焼

・信楽焼

・益子焼

・津軽塗

・輪島塗

・会津塗

・因州和紙

・土佐和紙

・美濃和紙

・熊野筆

・博多織

・西陣織

・鎌倉彫

・京友禅

・加賀友禅

・博多人形

・天童将棋駒

・箱根寄木細工

・南部鉄器

・置賜紬

・大館曲げわっぱ

・播州そろばん

・宮城伝統こけし

・琉球びんがた

 

237種類からこれだけに絞っても、まだかなりの数を覚えないといけません。

しかし、どれも有名な伝統工芸品なのでいくつかは聞いたことがあるかもしれませんね。

 

これら28種類にプラスしてどこの地域の伝統工芸品なのかも併せて覚えないといけないので、伝統工芸品の暗記は一筋縄ではいかないということがわかります。

 

伝統工芸品の覚え方

 

 

伝統工芸品は数も多く、名称だけでなくどこの地域のものなのかも覚える必要があるので、暗記がかなり大変です。

そこでおすすめしたい伝統工芸品の覚え方はグループ化して覚えるということです。

 

グループ化するのはどういうことかというと、記憶力が良い人というのは覚える前に違う工程を一つ挟みます。

具体的には覚えやすい形に変えてから覚えるというわけです。

最初は工夫が必要なので少し面倒ですが、この一手間を加えるだけで、記憶のしやすさが大きく変わってきます。

続いてはグループ化するメリットとそのやり方についてみていきましょう。

 

グループ化のメリット

まずグループ化をするメリットですが、人はバラバラの物を覚えるよりも共通点があるものをまとめた方が記憶に定着しやすくなります。

 

伝統工芸品の例で例えると、

 

・益子焼

・津軽塗

・九谷焼

・輪島塗

・清水焼

・因州和紙

・有田焼

・土佐和紙

・萩焼

・会津塗

・備前焼

・美濃和紙

・信楽焼

 

を上から順番に覚えるよりも、

 

・備前焼
・有田焼
・九谷焼
・萩焼
・清水焼
・信楽焼
・益子焼
・津軽塗
・輪島塗
・会津塗
・因州和紙
・土佐和紙
・美濃和紙

 

といったように類似性のあるものをグループ化した方が覚えやすいのは直感的にもわかりますよね。

このように、暗記をする前に一工夫加えることによって、記憶のしやすさは大きく変わってきます。

 

特に数の多い伝統工芸品なので、バラバラに覚えるよりも、この記憶方法を活用した方が暗記も楽になることでしょう。

 

グループ化のやり方

グループ化のやり方ですが、単純に陶磁器や織物、漆器などで分けてグループを作ります。

そのグループ分けした中で覚えていくのですが、一つのグループの数が多くなってしまう場合などは2つのグループに分けるなどして、自分が覚えやすい形にアレンジしていきましょう。

 

中学受験の伝統工芸品についてのまとめ

今回は中学受験でよく出題される伝統工芸品について紹介してきました。

最後に本記事の内容をまとめてみましょう。

 

・伝統工芸品とは手作業で作られた、日常で使われる品
・中学受験で出題されやすい伝統工芸品は28種類
・伝統工芸品はグループ化して覚えると良い

 

伝統工芸品に限らず、中学受験で暗記が必要なものは多く、全て覚えるのはなかなかに大変でしょう。

何回も繰り返し見て覚えているのに、全然覚えられる気配がないと感じることも多いかと思います。

そこで今回紹介したグループ化など、暗記の前に一工夫を加えると覚えやすくなるので、ぜひ受験生の子どもを持つ親御さんは、この記事を参考にアドバイスをしてあげてくださいね。

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