中学受験をするなら、当然ながら国語も勉強しなければなりません。
この国語は、よく「センスが必要」だと言われる教科です。
しかし実際、「センス」なんて曖昧なものがなくても中学受験の国語で好成績をあげられているお子さんもいます。
この記事では、国語の勉強法などを紹介していきたいと思います。
国語は得意不得意が分かれやすい教科
国語という教科は、そのお子さんによって得意と不得意に大きく分かれます。
特に、中学受験に挑む年齢のお子さんは、この差が激しくなることが多いです。
得意な子は、常に高得点を取り続けられますが、そうではない子はなかなか得点を伸ばすことができません。
また、国語に対して苦手意識を持っている人も多いです。苦手意識を持っていると、国語の勉強自体が嫌になるものです。
国語の成績を上げたいのなら、苦手意識を取り除く必要があります。
国語が苦手な子供の特徴はこれ
国語が苦手な子供には、いくつか特徴が存在します。
ここでは、その中から主な2つの特徴について解説していくので、是非チェックしてみて下さい。
本を読まない子
普段、本を読まない子は、国語に対する苦手意識を持つことが多くなります。
国語は、「どれだけ活字に触れられるか？」というのが大事になる教科です。
本を読むというのは、それだけ活字に触れられる機会が多くなります。
「小説を読むのが苦手」というお子さんは、国語に対する苦手意識を持ちやすくなるものです。
普段あまり喋らない子
国語の成績が高い子供は語彙力も高いものです。
この語彙力は、普段の会話からも身に付けられる力になります。
日頃、たくさん話す子供はそれだけ語彙力が付くものです。
しかし、あまり喋らない子は、日常会話から語彙力を高めるのが難しくなります。
「人と話すのが苦手」「話す人が周りにあまりいない」という子は、国語の成績が伸び悩むことが多いです。
中学受験の国語のおすすめ勉強法を3つ紹介
中学受験に挑む子供にとって、国語の勉強というのは他の教科に比べて勉強がしづらいものです。
だからこそ、国語の成績を伸ばしたいのなら勉強方法を教えてあげる必要があります。
ここでは、子供の国語の成績を伸ばすためのおすすめ勉強法を3つ紹介していくので、是非参考にしてみて下さい。
文章を書くことを習慣にする
国語の成績を上げたいのなら、『書く力』が大変大事になってきます。
しかし、最近の子供は、この書く力が劣っている子が多く「書く機会すらない」という子供もいます。
書く力を伸ばしたいのなら、書くことを習慣にするのが重要です。
「毎日、日記を書かせる」というのもいいですし、「見たアニメの感想を書かせる」というのも、取り組みやすいでしょう。
このような機会を作らないと、なかなか書く力は伸ばせません。
まずは、書くことを習慣付けできるような対策をするようにしましょう。
漢字は反復が大事になる
中学受験の国語で大事になる漢字。漢字は反復が重要です。
好奇心が高い子供にとって、同じことを何度も繰り返す勉強というのは、なかなか取り組みづらいものです。
しかし、漢字は一度書いただけでは覚えることはできません。
何度も何度も漢字を書かせることで、漢字を得点源にすることができるでしょう。
読解力を上げられる勉強も忘れない
国語は書くだけではなく、読む力も重要になってきます。
特に、読解力については国語の点数で差が付きやすい部分でもあります。
国語が苦手な子供は、この読解力が低いことが多いです。
読解力を高めるためには、「その文章が何について述べられているものなのか？」「その文章で言いたいことは何なのか？」ということを考えさせることが大事になってきます。
ただ読むだけではなく、読んだ後にこのようなことを親が質問してあげることで、徐々に子供の読解力を高められるでしょう。
ただ文章を読むだけでは読解力は高められません。
家庭でできる子供の国語の学力を上げる方法
他の教科は、その教科の勉強をすることで学力が上がっていきます。
しかし、国語は勉強以外でも学力を上げることが可能です。
ここでは、家庭でできる子供の国語の学力を上げる方法を紹介していきたいと思います。
家に本や新聞を置く
普段、家に本や新聞を置いておくことで、子供に活字に触れさせる機会を作ることができます。
国語の学力は活字に触れることで上がっていくものです。
本がなかったり新聞がない家庭で育つ子供は、活字に触れられる機会が少なくなってしまいます。
子供が活字に触れられるように、本や新聞を家に置いておくようにしましょう。
できるだけ子供と話す
先程紹介した通り、日常生活で会話が少ない子供は語彙力が低くなるものです。
もし、あまり話すのが得意ではない子供の場合は、周りの人たちが積極的に話しかけてあげることで、会話の機会をたくさん作ることができます。
話す内容は何でも構いません。
学校での話題でもいいですし、好きなアニメやゲームの話題でも構いません。
どんな話題でも会話をすることが大事になります。
積極的に子供と会話をするというのは、子供の国語の学力を上げるために必要になることです。
国語は子供にとって勉強しづらい教科
中学受験をする年齢の子供にとって、国語というのは勉強しづらい教科でもあります。
明確なプロセスがある算数と違い、国語は曖昧な部分が多くなる教科です。
「国語はどんな勉強をすればいいのかすらわからない」という子供もたくさんいます。
だからこそ、親の力が大事になってくるのです。
国語の勉強については、親の補助が大事になります。
この記事で紹介したように、家庭でできる国語の学力アップの方法などもあるので、是非こちらを参考にして子供の国語の学力を伸ばせるように、親も努力するようにして下さい。