中学受験で超重要!星の覚え方について解説|大学受験エリート

中学受験で超重要!星の覚え方について解説

 

今回は中学受験において苦手な人がたくさんいる理科の天体に関する記事です!

覚えるべき星が多くていつまでたっても暗記できない… 

そんな悩みを持っているお子さんも多いのじゃないでしょうか。

 

星は普段の生活を送る中で身近にはありますが、見ただけで星の種類が分かるわけではないから難しいですよね。

そこでこの記事では覚えるべき星や色を季節ごとにまとめました!

ぜひ参考にしていただきたいので最後までお読みいただけると嬉しいです!

 

中学受験における星座分野

中学受験において、星座問題は頻出の分野です。

覚えるべきものが多いことに加え、苦手とするお子さんも多いので、得点に差がつく分野でもあります。

そのためしっかりと対策し、本番で得点できるようにすると合格にかなり近づくことになります。

大変だとは思いますが、ここからは重要な部分をまとめて解説していきますので頑張って覚えてください。

 

今回使う覚え方

天体には季節によって見える星座が異なるという特徴があります。

今回はその特徴を用いて、春・夏・秋・冬の四季に分けて覚えるべき星座を解説していきます。

ただ名前を紹介するだけではなく、重要なものに関しては、星の色なども記してありますのでぜひ覚えてください。

 

2等星を含む春の大三角形

最初に覚えてほしいのは春の星です。

春の大三角形は非常に頻出ですので必ず覚えましょう。

うしかい座のアルクトゥルス(オレンジ色)、おとめ座のスピカ(青色)、しし座のデネボラを結んだものが春の大三角形です。

 

ここで気を付けてほしいことは、しし座のデネボラは1等星ではないということです。

大三角形に含まれていることもあり、1等星と勘違いされることが多い星ですが、2等星なので間違えないように覚えましょう。

 

問題によっては2等星であるデネボラを答えなければならない問題もありますよ。

 

春の星座でもう一つ覚えてほしい星は、しし座のレグルス(青色)です。

ややこしいですが、同じくしし座のデネボラは2等星でしたが、レグルスは1等星です。

2つを混ぜて覚えないようにしましょう。

春の星は以上の合計4つの星が重要です。

 

すべて白色の夏の大三角形

次は夏の星で覚えるべきものを紹介します。

まずは夏の大三角形を覚えましょう。

こと座のベガ(白色)、わし座のアルタイル(白色)、はくちょう座のデネブ(白色)を結んでできるものが夏の大三角形です。

気づいた方もいると思いますがすべて白色のため、非常に覚えやすくなっています。

ベガは織姫星、アルタイルは彦星として七夕のエピソードにも出るので知名度はかなり高いと思います。 

明るさはそれぞれ、ベガが最も明るく、次にアルタイル、そして三番目がデネブがとなっています。

 

夏の星でもう一つ覚えるべき星は、さそり座のアンタレス(赤色)です。

アンタレスは夏の南の空に赤く光っているので見分けやすい星でもあります。

こちらも頻出の問題ですのでしっかりと覚えましょう。

 

細かいところまで覚えたいお子さんは秋の星座もチェック

秋の星座はあまり中学受験で問われることはありません。

しかし、知っておいて損はありませんし、上位校の場合は出題される可能性もあります。

そんな秋の星は、中でも秋の四辺形が特徴的で覚えておくとよいでしょう。

秋の四辺形はアンドロメダ座の星1つとペガスス座の星3つが結ばれてできるものです。

この2つの星座でできていることを覚えておくことが大事です。

また、みなみのうお座のフォーマルハウトが1等星として存在するのでここまで覚えておけば充分です。

 

覚えるべき1等星の数が最も多い冬の星座

最後は最も覚える星の数が多い冬の星座について紹介します。

まずはもっとも有名で覚えやすい冬の大三角形を覚えましょう。

おおいぬ座のシリウス(白色)、こいぬ座のプロキオン(黄色)、オリオン座のベテルギウス(赤色)を結んだものが冬の大三角形です。

オリオン座のベテルギウスは年々暗くなっていることも合わせて覚えておきましょう。

 

また、オリオン座にはベテルギウス以外にもリゲル(青色)という1等星があります。

1等星を二つ持つ星座は珍しいので忘れずにメモしてくださいね。

 

そして、冬の星で覚えるべき残りの1等星も欠かさずチェックしましょう。

ぎょしゃ座のカペラ(黄色)、ふたご座のポルックス(オレンジ色)、おうし座のアルデバラン(赤色)です。

色も似通っているうえに、三角形などを形成しているわけでもないので覚えるのは難しいと思います。

 

しかしここまで覚えることができたら、星座の問題でつまずくことは減ります。

ぜひあきらめずに覚えきってください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は中学受験で頻出の星について覚えるべきことをまとめました。

重要な星だけとはいえ、なかなか多いので覚えるのに苦労するお子さんも多くいると思います。

しかし、今回紹介したように、季節ごとの三角形を基本に、少しづつ覚えていくことで必ずマスターすることができますよ。

 

天体分野は星座以外にも、覚えるべきことが多い分野でもあります。

ぜひ苦手を克服するためにも、今回の記事を参考にして、星座を得意分野にしてください。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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