中学受験の前受けはすべき?前受けの解説を通して結論を出します|大学受験エリート

中学受験の前受けはすべき?前受けの解説を通して結論を出します

 

関西の中学受験では、最近中学受験の前受けをする人が増えてきています。

とはいえ、初めて中学受験に挑戦する人は、そもそも前受けについてわからないことが多いかと思います。

 

そこでこの記事では、 前受けとは

「前受けのメリットとデメリット」

「前受けをすべきかどうか」

「前受けをするときの注意点」

これらについて解説していくことで、中学受験の前受けに関するみなさんの悩みを解決します。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

前受けはすべき?メリットとデメリットの解説を通して分かった結論とは

 

ここでは、前受けのメリットやデメリットについて解説していくことで、「前受けをした方が良いのか」という問題に結論を出します。

 

前受けとは

 

そもそも前受けとは、

「第一志望の中学校を受験する前に、他の中学校を受験しておくこと」を言います。

 

前受けも受験本番であることに変わりはないのですが、本命校の受験ではないため、「お試し受験」と言われることもあります。

ここからは、そんな前受けのメリットとデメリットについて解説していきます。

 

前受けのメリット

 

前受けのメリットは、なんと言っても「本命校受験の練習ができる」という点にあります。

 

本命校受験の練習をすることで、

「受験本番の雰囲気を体感できる」

「入試当日の流れや行動を確認できる」

「出願や合格通知といった流れを体験できる」

以上のことができるのです。

 

そうすることで、最終的には「本命校受験の時に自分の実力を最大限に発揮する」ことができるようになります。

模試では体験できない緊張感を、本番前にぜひ一度体験してほしいです。

 

また、人によっては前受け校は滑り止めになります。

「最悪本命校に不合格でも大丈夫」という精神状態は、本命校受験の時に冷静さを与えてくれることでしょう。

以上が前受けのメリットになります。

 

前受けのデメリット

 

前受けのデメリットの一つ目は、「受験費用が増える」です。

本命校ではないのに受験料を払う必要がありますし、遠方受験なら移動費や宿泊費もかかってしまいます。

 

本命ではないので、もったいなく感じてしまいますよね。

また、特にこのコロナの時期に言えることですが、前受けをすると本命校受験の前に人混みにさらされることになります。

 

前受けをするなら、本命校受験の時にコロナやインフルエンザにかかるリスクが高まってしまうということです。

「受験費用」と「病気のリスク」、この2つが前受けのデメリットになります。

 

前受けはした方がいい?しない方がいい?

 

前受けのメリットとデメリットについて理解していただけたかと思います。

結局、前受けはすべきなのでしょうか。

 

正直な話、「人によって異なる」というのが事実です。

明確な答えが知りたかった人もいるかもしれませんが、明確な答えを出すことは少し無責任なことなのです。

 

前受けをしたことで自信がついて本命受験で実力を発揮できた人もいれば、反対に前受けをしたことで受験に対する怖さや緊張が増して逆効果だった人もいるからです。

 

そこで、前受けをすべきかそうでないかを決める時は、塾の先生や家庭教師に相談することをおすすめします。

塾の先生や家庭教師なら、お子さん一人一人への理解も深く、的確なアドバイスをしてくれることでしょう。

 

前受けをするときの注意点3選

 

ここでは、中学受験の前受けをする場合の注意点3つについて解説していきます。

 

合格確実の学校を受ける

 

前受けをするメリットとして、受験に慣れることを挙げました。

しかし、慣れるだけではなく、自信をつけることも大切です。

 

つまり、前受けを通して、「受験に合格した」という事実を持って本命校受験に臨むことが大切なのです。

そのためには、合格が確実な中学校を受験すると良いでしょう。

 

偏差値を気にする必要はありません。

とにかく、本命校ではなくても、受験に合格することが大切なのです。

 

過去問練習は忘れずに

 

合格確実の学校を受けるからと言って、過去問対策をおこたってはいけません。

万が一合格確実の学校に不合格だった場合、とてつもなく自信を失ってしまうからです。

 

しかし、前受け校の過去問に時間を使いすぎるのも危険です。

目安としては、少なくとも2年分ほどは解いておくと良いでしょう。

 

本番を想定して受験情報の確認を徹底する

 

前受け校の受験は、受験当日の流れを確認できるという点でメリットがあります。

それだけでなく、試験日程や出題教科、試験時間などの受験情報を確認するという作業を確認できるという点でもメリットがあるのです。

 

前受けだからといって受験情報の収集を適当にするのではなく、本命校だと思って受験情報の確認を徹底しましょう。

 

まとめ

 

本記事では前受けについて解説しました。

この記事を参考にしながら塾の先生や家庭教師に相談して、前受けをするのかどうかを決定しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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