開成中学に向いている・合格する子の特徴や勉強法を紹介!|大学受験エリート

開成中学に向いている・合格する子の特徴や勉強法を紹介!

 

国内トップレベルの名門中学校として、全国的に名前が知られている開成中学校

政治家や経営者、学者、作家など、数々の著名人を輩出していることでも有名です。

 

まさに、中学受験を目指す人にとって憧れの超名門校ですが、開成中学に向いている・合格する子にはどんな特徴があるのでしょうか。

ここでは、開成中学に向いている・合格する子の特徴や勉強法を詳しく紹介します。

 

開成中学とは?

 

開成中学は、麻布中学校・武蔵高等学校中学校と並び「男子御三家」の一角を成す名門中学校です。

入学に必要な偏差値は71~78とされており、日本最高峰の大学である東京大学への合格者を毎年多く輩出していることでも知られています。

 

2021年度の東京大学合格者数は144名(現役106名)で、最難関と言われる理科Ⅲ類にも10名が合格しています。

また、現役合格率は27.18%と数ある名門校の中でもトップクラスの成績を誇ります。

 

開成中学は中高一貫校のため、中学・高校の6年間を一括りとした教育を受けることができる点も特徴です。

授業は独自のカリキュラムで進められ、学力だけでなく、思考力や創造力などさまざまな力を身につけられる内容となっています。

 

また、学業だけでなく学校行事や部活動にも力を入れており、約70ものクラブ・同好会が存在します。

 

開成中学に向いている子・合格する子の特徴とは?

 

開成中学に向いている子・合格する子には、以下のような特徴があります。

 

・負けず嫌い
・集中力が高い
・手間のかかることが好き

 

負けず嫌い

 

熾烈な受験戦争を勝ち抜いて開成中学に合格するには、負けず嫌いな性格であることが大切です。

特に、自分の得意とする分野では誰にも負けないという気持ちがある子は、開成中学に向いていると言えます。

 

これは勉強に限った話ではなく、スポーツ、ゲーム、プログラミング、音楽など自分が「コレだ!」と思えるものであれば、どんなものでも構いません。

勝ちにこだわる気持ちを持つことが、狭き門を突破する原動力になるのです。

 

集中力が高い

 

集中力が高いことも、開成中学に向いている子・合格する子の特徴と言えます。

 

物事に取り組むときに周囲が驚くほどの集中力を発揮し納得がいくまでやめない性格の子は、受験勉強にも粘り強く取り組むことができます。

 

また、現状に満足せず、さらに上手くできるように創意工夫を重ねられるというのも大切なポイントです。

とにかく、一つのことを始めたら「自分のもの」にするまで投げ出さないというのが開成中学に合格するためには大切な素養と言えます。

 

手間のかかることが好き

 

勉強というのは面倒くさくて手間のかかることです。

そんな「手間のかかること」を嫌がらず、むしろ好きだと思えることも、開成中学に向いている子・合格する子の特徴です。

 

手間のかかることが好きな子は勉強をしていて難しい問題に突き当たったときも、投げ出したり後回しにしたりするのではなく、理解できるまで突き詰めて考えることができます。

 

さらに、文化祭や運動会、委員会など学業以外の面でも1つ1つの作業を最後までしっかりと成し遂げられます。

そういう子は受験勉強にも手間を惜しまずに取り組むことができるのです。

 

開成中学に合格した子の勉強法

 

開成中学に合格するためには、どのような勉強法を実践すればいいのでしょう。

実際に開成中学に合格した子の勉強法としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・メンタルを強くする
・ライバルと切磋琢磨する
・毎日コツコツ勉強を続ける
・苦手教科をなくす
・基礎をしっかり確認する
・勉強をルーティン化する

 

メンタルを強くする

 

開成中学ほどの名門校となると、全国から優秀なライバルが集まってきます。

 

数年に渡る過酷な受験戦争を勝ち抜くには、

「あきらめない」「絶対に志望校に合格する」というメンタルの強さが必要です。

 

特勉強をしているのに成績が伸びないなどスランプに陥ったとき、そこで心が折れてしまうと、そのままずるずると成績が下がっていって開成中学合格の夢は遠のいてしまいます。

 

開成中学に合格した子たちからは、成績が伸び悩んでいるときこそあきらめない気持ちを強く持ち、前向きに勉強に取り組むことが大切だという声が多く聞かれます。

 

ライバルと切磋琢磨する

 

ライバルと切磋琢磨するというのも、開成中学に合格した子たちから良く聞く勉強法です。

たとえば、全国統一テストで優秀な子たちと出会い、「自分ももっと努力をしなければ」と気持ちを新たにした……というように、高いレベルの子たちと競い合うことが成績の伸びに繋がるケースは珍しくありません。

 

また、全国レベルのライバルだけでなく、身近なライバルと切磋琢磨するのも大切なことです。

同じ学校や塾に通う同級生と互いに刺激し合うことは、勉強のモチベーションを維持する上で重要と言えるでしょう。

 

毎日コツコツ勉強を続ける

 

「継続は力なり」という言葉もあるように、毎日コツコツ勉強を続けることは大事です。

試験前に慌てて情報を詰め込んでも、十分な力は発揮できないからです。

 

おすすめの勉強法は、1日のルーティンに勉強の時間をしっかり組み込む方法です。

ルーティン化することで、毎日一定の時間を勉強に割り当てることができます。

特に、部活や習い事など勉強以外で多忙な子ほどルーティン化は適しています。

 

苦手教科をなくす

 

苦手教科をなくすというのも、開成中学に合格するためには、ぜひ実践したい勉強法です。

得意教科で高得点をとっても、苦手教科の成績が低いと志望校に合格することはできません。

 

すべての教科において一定レベル以上の点数を取ることが、開成中学の合格には必要となります。

 

基礎を徹底的に復習する、過去問を解き直す、分からない箇所は先生に質問をするなどの取り組みをしっかり行えば、苦手教科をなくすことは可能です。

 

面倒だからと避けたり後回しにしたりするのではなく、苦手だからこそ重点的に取り組む姿勢が大切と言えるでしょう。

 

基礎をしっかり確認する

 

前述の「苦手教科をなくす」とも重複しますが、基礎をしっかり確認することは、安定した成績を取るためにはとても大切な勉強法と言えます。

 

開成中学に合格した子たちからも、

「基礎になる暗記をしっかりやった」

「国語の漢字、語彙は重要」

「基礎力トレーニングを毎日のルーティンに取り入れた」などの声が多数聞かれました。

 

基礎がしっかりしていなければ、応用問題を解くことはできません。

逆に、難しい問題に突き当たったときは、基礎を振り返ることが最良の解決策と言えます。

 

まとめ

 

天下の名門校である開成中学に合格するには、そもそも「開成中学に向いている・合格する子」であるかどうかも重要なポイントです。

 

集中力がなかったり、物事に粘り強く取り組むことができなかったりする子は、受験勉強もスムーズに進まない可能性があります。

 

とはいえ、上記にご紹介したような特徴に子供が当てはまらないとしても、だからといって中学受験を諦める必要はありません。

 

集中力の高さや、粘り強く勉強に取り組む姿勢などは、周囲の環境や本人の努力次第で後から身につけることも出来るからです。

 

開成中学に合格したいという強い気持ちがあるのであれば、こちらにご紹介した内容を参考にしていただき、今からでも受験に向けた意識作りに取り組んでみてください。

 

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