【大学情報】早稲田大学の競走部、スポーツ推薦について|大学受験エリート

【大学情報】早稲田大学の競走部、スポーツ推薦について

今回は早稲田大学の部活の中で看板部活として有名な競走部についてご紹介したいと思います。

高校で陸上をしていて、早稲田大学を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

早稲田大学 競走部とは

陸上競技は大きく3つに分類されており、短距離、中距離、長距離など競技場のトラックで行われる【トラック競技】、

走幅跳び,三段跳び,走高跳び,棒高跳び,後者は円盤投げ,ハンマー投げ,砲丸投げ,槍投げなどトラック外で行われる【フィールド競技】、

マラソンや駅伝、競歩など競技場の外で行われる【ロードレース】に分かれている。

早稲田大学の競走部はこれらのすべての陸上競技を行う部活で、アスリートもたくさん所属しており、全国でも強豪校として有名です。

 

練習場について

主に練習は所沢キャンパス(埼玉県所沢市三ヶ島)で行われております。

所沢キャンパスはちなみに人間科学部、スポーツ科学部が設置されている自然豊かなキャンパスです。

歴代オリンピアンの織田幹雄の生誕100年を記念してつけられた、織田幹雄記念陸上競技場が利用でき、直線やカーブなどの計9レーンが設置されている広大な競技場です。

スポーツホール内のトレーニングルームで基礎トレーニングや、筋肉トレーニングをすることができ、一般の学生も利用できるようになっています。

またキャンパス外で狭山湖・多摩湖の周辺ロードを使用することもあります。

 

練習日について

基本的に月曜日以外の火曜日から日曜日までの週6が全体練習で、月曜日は自由練習です。

時間は朝の練習が6:00~、昼の練習が平日15:00~、土日は10:30~です。

ちなみに競走部は勉強と練習に専念するため、アルバイトは禁止されているようです。

 

スポーツ自己推薦入学試験について

競走部のほとんどの学生がスポーツ科学部に所属しており、推薦入試で入学している学生も多くいます。

簡単に早稲田大学のスポーツ自己推薦入学試験についてご紹介していきます。

スポーツ自己推薦入学試験はどれくらいの競技レベルが必要か気になると思います。

募集要項には【全国大会出場等の優秀な競技成績】とあり、国際大会もしくは全国大会レベルの出場経歴がある学生を求めていると推測できます。

全国大会ではないにしても、該当しない場合として大会の規模などを記載して、願書を出すことができます。

また学力も重視されており、評定で3.5以上は必要です。

倍率は3.5~4.7倍と低くないので、やはりスポーツでの実績と学力と両方の

レベルが高いことが求められていると言えます。

 

スポーツ自己推薦入学試験の入試概要

出願資格はスポーツ種目で、中学、高校の在学時に全国大会出場等の優秀な競技成績があることが求められます。

出願時期は9月下旬までで、スポーツ競技歴調査書とスポーツ競技成績証明書等が必要です。

一次試験はこれらの提出書類と、学業に関する調査書で選考されます。

二次試験は、小論文と面接があるのでこちらの対策も必須になります。

このようにスポーツだけできるという場合だといくら優秀でも不合格になることがあります。

高校時の学力も選考に影響するので、定期試験等はきちんと勉強していい点を取る必要があります。

もちろん、素行や生活態度なども調査書で大学側に伝わりますので日ごろから気を付けましょう。

 

二次試験の概要

二次試験は小論文と面接です。

小論文は600~1000字程度の出されたお題に対し、自分の意見を述べるというものです。

文字数がそんなに多くないので、自分の意見を端的に、わかりやすく、まとめて述べるという力が必要です。

面接は15分程度で、志望理由や競技実績、スポーツに対する想いなどを聞かれます。

しっかりと学校の先生や、塾の先生、ご両親や友達などと模擬面接を行い、しっかりと答えられるようにしておきましょう。

また基本的なマナーも事前にしっかりできるようにしておくといいでしょう。

 

トップアスリート入試(総合型選抜Ⅰ群)について

スポーツ自己推薦入学試験の他にトップアスリート入試(総合型選抜Ⅰ群)というかなり狭き門の入試方式も存在します。

こちらは国内の試合ではなく、オリンピックや世界選手権などの国際試合の実績、もしくはそれに相当する能力が必要になります。

ちなみに2021年度の合格者はエアピストル女子の佐藤琳選手、アーチェリー女子の園田稚選手、トライアスロン男子の徳山哲平選手、スキー女子の宮﨑彩音選手、アイスホッケー女子の山下栞選手です。

いづれも国際試合などで実績のあるトップアスリートです。

 

まとめ

早稲田大学の競走部(陸上部)はアスリートが所属するなど、かなりレベルが高く早稲田大学の看板部活の1つです。

陸上に限らず、どのスポーツでも全国大会などに出場したことがある場合、早稲田大学のスポーツ自己推薦入学試験はおすすめです。

内申点や小論文、面接などスポーツ以外の要素もあり、楽な入学試験方式ではありませんが、一般受験と比べると学力はそこまで高く求められません。

スポーツで実績がある方は、早稲田大学のスポーツ自己推薦入学試験を検討してみてください!

 

 

 

 

 

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