一橋大学は、東京大学、京都大学、筑波大学、大阪大学等と並んで最難関の国立大学です。
最難関大学ということもあり、共通試験の足切りや、偏差値も高く、合格のハードルは高いです。
共通試験のボーダーラインも86%~93%と非常に高い点数が求められます。
一橋大学は前身が東京商科大学だけあり、商学部が看板学部として有名です。
一橋大学は4つの学部が設置されています。
学部や入試方式によって偏差値がやや低めの学部もありますので早速見ていきましょう。
一橋大学 偏差値表
学部 偏差値 共通試験得点率
法律学部 67.5 85%
経済学部 67.5 83%
商学部 65 84%
社会学部 67.5 88%
偏差値が低めの学部
一橋大学は学部が少なく(定員も少ない)、どの学部も同じくらい人気であることから穴場という学部は特に見当たらないのが正直なところです。
また、理系学部がなく、珍しい学科等もないことから、どの学部も偏差値は高いです。
わずかながら商学部の前期がやや他の学部より低い傾向はあります。
ただし低めと言っても一般的な大学と比較するとかなりハードルが高いです。
また年度によって偏差値は誤差があるので、ぜひ過去のデータをチェックして受験する学部を決めるようにしましょう。
偏差値が高い学部
こちらも際立って、偏差値が高い学部はないのですがやや経済学部が難易度が高めと言われております。
倍率も2021年は6.2と他学部より高い倍率でした。
いづれにしても一橋大学は東大や京大に次ぐ高いハードルと言われており、全教科でバランスよく高得点をとることが求められます。
苦手科目は早めにつぶして、共通試験対策に移ることが重要です。
基礎、標準問題を完璧にしたら、発展問題を扱う問題集や過去問を解くという流れがおすすめです。
共通試験も80%後半~90%は求められるので、ケアレスミスや大多数が得点している問題を落とすことがないようにすることが重要です。
入試の特徴
全ての学部では国語・数学・英語・社会の4教科で、本質的な思考力を問う良問が多く、とても高難度です。
難易度は東大や京大よりも難しいという声も多いです。
特に数学は他文系の大学よりもかなり難しいと言われており、数学が苦手だと合格は難しいので、早めの対策が必須です。
全ての学部で二次試験の点数が重視されています。
特に全学部英語の配点が高いので、英語が得意な方は有利です。
併願がおすすめ
北海道大学、東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、横浜国立大学、千葉大学、埼玉大学、東京都立大学、神戸大学、新潟大学、茨城大学、筑波大学、お茶の水女子大学、東京学芸大学、などを併願で受験する場合が多いです。
私立だと早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、立教大学、中央大学、明治大学、青山学院大学、法政大学、学習院大学をすべり止めとして一般受験、もしくは共通試験利用で受けることをおすすめ致します。
絶対に浪人はしたくない、できない場合は共通試験利用で成蹊大学、成城大学、武蔵大学、明治学院大学、国学院大学、獨協大学、日本女子大学なども共通試験利用で受けるといいでしょう。
一橋大学を目指している受験生は、共通試験だけでいくつかの私立大学は受かるパターンが多いです。
すべり止めでも先に合格しておくと、精神的安心感が生まれ、心理的に良い状態で本番の国立大学の入試に挑むことができるのでおすすめです。
また、試験慣れして、自信を持った状態で挑むことができるので、本番試験での嫌な緊張感も緩和することができます。
まとめ
一橋大学は東大、京大に次ぐ国立大学のトップと言える大学で、一橋大学の全体の偏差値の平均は67.5とかなり高めです。
特に試験問題は東京大学や京都大学よりも難しいとも言われており、日本の大学の中でトップレベルの難易度と言えます。
そのなかでも商学部など若干ながら倍率が低めの学部も存在するので早めに対策することで合格に近づくことができます。
一橋大学の入試は難問が多いですが、奇問はほとんどなく、学習範囲内の良問ばかりなので基礎をしっかり押さえることが一番重要です。
一橋大学は就職の面でかなり強く、世間の評判も高いのでおすすめの大学です。
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