寝る間を惜しんでまで勉強する人がいますが、これではあまり効率的な勉強はできません。
長時間勉強するなら昼寝は大切です。
この記事では、そんな昼寝について解説していきたいと思います。
勉強をはかどらせる昼寝の仕方なども紹介するので、是非参考にしてみて下さい。
長時間勉強をするなら昼寝は絶対必要になるもの
一日10時間以上の勉強をするような人は、合間に昼寝を挟んでいることが多いです。
昼寝をすることで集中できて、長時間の勉強にも耐えられるようになります。
昼寝なしで長時間の勉強をすることはできますが、途中で眠くなっても我慢して続けるというのでは、中身が伴った勉強とは言えません。
「長時間勉強をするのが苦手」「集中して長い時間勉強をしたい」
という人は、合間に昼寝を挟んで行ってみて下さい。
勉強中に昼寝をするメリットはこれ
勉強中に昼寝をすることで、さまざまなメリットを得られます。
ここでは、そんな主なメリットについて紹介していくので、気になる人は是非チェックしてみて下さい。
一度寝ることで頭を切り替えられる
長時間勉強していると、頭がぼーっとするようなことはありませんか?
休みなく頭を使い続けていると、このように脳の働きが鈍くなることがあります。
このときに睡眠をすることで、頭を切り替えることが可能です。
これは、勉強の合間に行う短い昼寝でも得られる効果で、頭を切り替えるというのは勉強をする上で大変重要なものです。
勉強をしていてわからない問題があったとしても、昼寝をして頭を切り替えることで、その問題を別の視点から考えられ、解けるようになることもあるでしょう。
頭を切り替えることで、違う視点から物事を見られるようにもなります。
勉強に行き詰まったときに寝ることで、その行き詰まりをリセットすることが可能です。
眠い中での勉強は身につかない
勉強をしていると眠気を感じることもあるでしょう。
ウトウトしながら行う勉強では、身につくことはありません。
眠たい状態で勉強を続けたとしても、学習効果は期待できないでしょう。
眠くなったのなら、その後の勉強のために一度昼寝を挟むことで、長時間の中身が濃い勉強ができます。
勉強中に眠気が出たときは、そのまま続けるのではなく昼寝を挟むようにして下さい。
勉強効果を上げるための正しい昼寝の方法とは?
勉強中の昼寝は、ただ寝ればいいというわけではありません。
昼寝の仕方や寝る時間などには注意しなければなりません。
ここでは、勉強効果を上げるための正しい寝方について紹介していきたいと思います。
机に伏して寝よう
勉強の合間に寝るのなら、机に伏した形で寝るようにして下さい。
布団に入って寝てしまうと、それが快適な眠りになり長時間寝てしまうことがあります。
机に伏して寝ることで、快適な眠りにはならないので長時間の睡眠を防げます。
受験をする学生が長時間寝てしまうと、それだけ勉強時間が減ってしまうものです。
布団に入って寝ると、「ちょっと仮眠する予定だったけど、ガッツリ寝てしまった」ということになりかねません。
わざと負担がかかる寝方をすることで、寝過ぎを抑えられます。
寝る時間は15分程度がベスト
勉強の合間に行う昼寝は、長くなりすぎないように気をつけなければなりません。
15分くらい寝れば、昼寝の効果はきちんと得られます。
これ以上寝てしまうと、残りの勉強時間の確保が難しくなるでしょう。
15分を目安に、長くても30分程度に抑えるようにして下さい。
無理に寝るのではなく眠くなったタイミングで寝よう
昼寝が重要だからといって、無理に寝るのはおすすめできません。
眠たくないのに寝ようとしても、寝れないことがありますし、仮に寝られたとしても寝るまでに時間がかかってしまいます。
「昼寝が大事なんだ」と考えて、毎日決められた時間に昼寝をしようとするというのは、あまり意味がありません。
勉強の合間に昼寝をするのなら、眠くなったときに行うようにして下さい。
「眠気が来たら机に伏して15分程度寝る」
ということを守れば、時間を無駄にすることがなくなります。
無理に寝ようとしても、寝るまでに時間がかかるものです。
こうなると、勉強時間を削ってしまうことになるでしょう。
図書館などで寝るのは周りの人に迷惑がかかる行為
この記事で紹介している昼寝は、主に自宅で勉強しているシチュエーションで機能するものです。
図書館などで勉強をする学生もいますが、ここでは昼寝は行わないようにしましょう。
どこでも寝ていいというものではなく、図書館のような公共の場所で寝てしまうと周りに迷惑をかけることもあります。
自分では気付かないうちにいびきをかくこともあるでしょう。
そうなると、その図書館から出入り禁止を言い渡されることもあります。
昼寝をするのなら、誰にも迷惑がかからない場所で行って下さい。
昼寝を合間に挟んで学習効率をアップさせよう
寝る間を惜しんで勉強するというのは、非効率な勉強法になります。
眠いのに勉強を続けても、その勉強で身につくものはありません。
眠たいときは、昼寝をすることで脳の働きを活発にすることができます。
長時間勉強したいのなら、合間に昼寝を挟んで頑張ってみて下さい。
また、この記事でも紹介した通り、寝すぎには注意しましょう。
寝すぎてしまうと、貴重な勉強時間を減らしてしまうことになります。
寝すぎたせいで、その日の勉強計画が円滑に進まないこともあるでしょう。
「ただ寝ればいいわけではない」というのを頭の中に入れて、寝方を意識するようにして下さい。