手のひらに汗をかく手汗に悩んでいる受験生は多いです。
手汗が原因で勉強に集中できない人もいて、放置していると成績に影響することもあります。
この記事では、そんな手汗についての対策方法やそのまま放置するデメリットについて解説していきたいと思います。
手汗が勉強に与える影響は大きいもの
たかが手汗だと考えがちですが、手汗が勉強に与える影響は意外に大きいです。
手汗を放置していると、勉強に集中できないことがあるので、気になるのならなんらかの対策をすることをおすすめします。
また、完全に抑えられなくても、汗の量を減らすことも可能です。
諦めずに対策をするようにして下さい。
手汗を放置するとどうなる?
手汗を放置して勉強をしてしまうと、さまざまな部分に影響が出てしまいます。
ここでは、そんな手汗を放置するデメリットを紹介していくので、是非チェックしてみて下さい。
ノートがふやける
紙に水が付いてしまうとふやけてしまいます。
手汗の量にもよりますが、大量の汗をかいてしまうと、ノートに何が書いてあるかわからないレベルにふやけてしまうこともあります。
また、水に濡れた紙は破れやすくなるものです。
「大事なノートやプリントが破れてしまう」ということにもなりかねません。
手汗を多くかいてしまう人は、ノートやプリントといった紙を扱うときは十分な注意が必要です。
ペンが握りづらくなる
手が濡れていると、ペンを握りづらくなります。
上手く握れずに落としてしまうこともあるでしょう。
自宅での勉強のときに落としてしまうのなら問題ありませんが、これが試験中だと周りに迷惑をかけることもあります。
また、ペンを上手く握れないことで字が汚くなることもあるでしょう。
ノートにまとめていても、「何が書いてあるかわからない」というのでは、ノートを取る意味がありません。
ペンが握りづらくなるほど手汗をかいてしまうというのは、勉強を進める上で大きな影響を及ぼすものです。
イライラして集中できなくなる
夏の暑い日に汗をかいてイライラした経験、恐らく誰もが一度くらいはあると思います。
汗をかくことで、これを不快に感じてイライラしてしまう人は多いです。
手汗も同じです。
手汗をかくことに対して不快に思い、勉強に集中できないほどイライラしてしまうこともあります。
また、このイライラは「手汗をどうにかしたい」と悩めば悩むほど強くなるものです。
「なんとかしたいけど手汗が止まらない」
というのが、さらにイライラを助長させてしまうでしょう。
イライラしながら行う勉強では身につくことはありません。
「落ち着いた勉強ができなくなる」というのは手汗に悩む最大のデメリットです。
誰でも手軽にできる手汗の対処法はこちら
放置していると勉強に影響が出てしまう手汗。
なんらかの対策をしなければ、集中した勉強はできません。
ここでは、誰でも手軽にできる手汗の対処方法を教えていきたいと思います。
手汗に悩んでいる人は、こちらを参考にしてみて下さい。
こまめに拭き取る
手汗を止められなくても、かいてしまった汗を拭き取ることで不快感を減らすことは可能です。
手汗を拭くときは、タオルハンカチのような吸水性が高いものを使えば、綺麗に拭き取ることができます。
勉強をするときは常にタオルハンカチを机に置き、汗が出てきたらこまめに拭くようにしましょう。
ただ、勉強中はタオルハンカチを使っても全く問題ありませんが、試験によってはハンカチの使用を禁止しているものもあります。
大学によって使用の可否が分かれたりするので、
「自分が受験する大学の試験でハンカチは使えるのか?」
というのは事前に確認しておくようにしましょう。
風で乾かす
手汗の量が少ないのなら、風で乾かすことが可能です。
ハンディ扇風機などを手に当てながら勉強するのもいいでしょうし、手をパタパタと振って乾かすのもいいでしょう。
しかし、汗の量が多い場合は乾く前に次から次に汗をかいてしまうので、なかなか乾かすのが難しくなります。
少量の場合に使える対策方法になってしまいますが、効果のある方法なので是非試してみて下さい。
制汗グッズを使う
ドラッグストアなどに売っている制汗グッズは、手汗に悩む人の心強い味方になってくれます。
多くの制汗グッズが販売されているので、是非こちらを使ってみて下さい。
また、デオドラントシートのような汗をかいた後に拭き取るための商品も、不快感を減らしてくれます。
ただ拭くだけでは、汗をかいた後のベタつきが残ることがあります。
デオドラントシートを使えばこのベタつきまで取り除けるので、サラサラとした手にできて不快な思いをすることはありません。
皮膚科で診てもらう
対策をしても解決ができないのなら、どこかに問題を抱えていることがあります。
あまりにも気になるようでしたら、一度皮膚科で受診してみて、皮膚科の医師に相談するのがいいでしょう。
病気の可能性もありますし、精神的なことが原因の場合もあります。
皮膚科の先生は皮膚に関するプロフェッショナルです。
「皮膚科に通ったら手汗が止まった」という人もいるくらいなので、一度病院に行ってみて下さい。
手汗が勉強に与える影響は大きいので放置はやめよう
手汗が原因で勉強に集中できないのにそのための対策をしないというのでは、成績を落としてしまうことになりかねません。
「たかが手汗」だと考えずに、勉強に集中するためにすぐに対策をする必要があります。
この記事で紹介した通り、簡単にできる対策方法もあります。
誰でも手軽にできるので、手汗に悩んでいる人は是非こちらを試してみて下さい。