勉強の効率が上がる?お風呂での勉強のメリットと注意点|大学受験エリート

勉強の効率が上がる?お風呂での勉強のメリットと注意点

 

 

お風呂の時間に勉強するとさまざまなメリットがあることはご存じでしょうか。

受験勉強で忙しく、シャワーだけで済ませていると日頃の疲れも溜まってしまいます。

長風呂は好きだけど、その時間がもったいないと思っている人こそ、お風呂での勉強をおすすめします。

今回は、お風呂の時間に勉強することのメリットや注意点をご紹介します。

入浴時間を利用して効果的に勉強を進めましょう。

 

お風呂で勉強するメリット

 

 

お風呂で勉強するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

普段と違う環境下での体の変化にポイントがあります。

 

α波の効果で記憶力・集中力アップ

お風呂での勉強は、α波の効果により普段よりも物事を記憶しやすく、集中力もアップしています。

α波とは、心身ともにリラックスしている状態の時に出る脳波のこと。

この脳波が出ると脳の血流が増えて、記憶力や集中力・創造力などが発揮しやすくなるといわれています。

α波が出やすい環境は、アロマオイルの香りや、自然音、ヨガなどが挙げられます。

一見すると難しそうに思えますが、お風呂で「あ~気持ちいいなぁ」と感じている時にもα波が出ていることが分かっています。

そのためリラックスした状態で勉強ができるので結果的に作業効率が上がります。

英単語や歴史などの暗記勉強や、当日の復習などが向いているでしょう。

 

気分転換しながら勉強ができる

お風呂はいつもと違う環境なので、机に向かって勉強するよりも気楽にできます。

入浴剤やアロマオイルなどの香りを利用することで、さらに癒される環境の中で勉強ができるでしょう。

また、入浴時間を毎日とることで体の疲れも解消できます。

特に、今まで短時間のシャワーで済ませていた人は、質の良い睡眠にもつながるのでお風呂時間の勉強はおすすめです。

 

プライベート空間で集中できる

お風呂は、一人きりの空間ゆえに集中しやすい環境です。

普段、家族の声や生活音が気になってしまう人は、お風呂の落ち着いた静かな場所での勉強が向いています。

またテレビや雑誌など勉強の妨げになるものが少ない浴室では、気が散ることなく勉強に集中できます。

入浴時間に、この勉強をやろうと決めることで、限られた時間内に集中して取り組めるというメリットもあります。

 

すきま時間の有効活用

通学時間や授業の待ち時間など、日常生活のすきま時間での勉強は積み重なると大きな成果につながります。

お風呂の時間も同様です。

浴槽に入っている間はもちろんですが、髪を洗う時間もスマホを使ってリスニングの勉強をすると有効活用ができます。

 

毎日継続しやすい

受験勉強は毎日の継続が大事ですよね。

しかしどんなに完璧な勉強計画を立てても、学校行事やその日の都合によって計画通りに勉強をすすめることが難しいこともあるでしょう。

その点、毎日必ず入るお風呂での勉強は習慣になりやすいです。

勉強内容もあらかじめ決めておくと迷いもなくなり、準備しやすくなります。

 

お風呂で勉強する際の注意事項

さまざまなメリットがあるお風呂での勉強ですが、3つ注意点があるので取り組む際には気をつけましょう。

 

防水する必要がある

お風呂では、勉強道具の防水が必須です。

なかには、お風呂でも読めるよう防水加工しているノートや参考書もあります。

しかし、それ以外の本は湿気でふやけてしまうので気になる人は浴室に持参することは控えましょう。

お風呂で毎日勉強すると決めたら、濡れても良い専用ノートを作り、暗記や毎日復習したい事項をあらかじめ書くと良いでしょう。

その他、おすすめなのはスマホでの勉強です。

英単語アプリやリスニング、歴史の解説などの動画視聴だと取り組みやすいです。

スマホ専用の防水ケースやジップロックに入れることで浴槽内でも快適に勉強することができますよ。

 

のぼせの原因となる

お風呂でつい集中しすぎて、長風呂をするとのぼせてしまうので注意が必要です。

読解問題など机に向かって取り組んだ方がはかどる勉強は、あまり向いていません。

湯船に浸かりながら、気軽にできる勉強にとどめましょう。

お風呂の温度も熱すぎると、すぐにのぼせてしまいリラックスできません。

ぬるめの38~40℃に設定することや半身浴を取り入れることで体調を管理しましょう。

ペットボトル飲料を持参してこまめに水分補給することも大事です。

 

息抜きも必要

せっかくのお風呂の時間も勉強しなきゃいけないの?

とあまりに苦痛に感じてしまう場合は、お風呂で勉強することを控えましょう。

ストレスになると、勉強に効果のあるα波も出にくくなってしまいます。

入浴のリラックスタイムを存分に楽しみたい人は、しっかりと休むことで普段の勉強を頑張りましょう。

 

リラックスできるお風呂の時間を有効活用しよう

本記事では、お風呂で勉強するメリットや注意点をご紹介しました。

お風呂でリラックスした状態では、勉強の作業効率を上げるα波が出ます。

また、完全プライベートの静かな環境なのでいつもよりも集中して勉強ができます。

防水に配慮し、すぐにのぼせないように環境を整えることが必要ですが、リラックスした環境では集中力も暗記力も高まるのでメリットが大きいでしょう。

体調管理に気を付けながら、お風呂での勉強を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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