今回は東京大学の学部について簡単に解説していきたいと思います。
1つ1つ見ていきましょう。
学部一覧
東京大学は10学部と多くの学部が設置されています。
・法学部
・医学部
・工学部
・文学部
・理学部
・農学部
・経済学部
・教養学部
・教育学部
・薬学部
法学部
学科は第１類（法学総合コース）、第２類（法律プロフェッション・コース）、第3類（政治コース）で合計400名です。
キャンパス：駒場キャンパス（1、2年）本郷キャンパス（3、4年）
法学や政治学の知識を持ち、幅広き視野で物事を見定めることができる人材の輩出を目的にしています。
法学総合コース、法律プロフェッション・コース、政治コースの３つのコースに分かれてより専門的に深い分野まで学ぶことができます。
コースは入学時に決まっているわけではなく、自分で選択することができます。
必修科目などはコースによって異なりますが、選択したコース以外の科目も自由に履修することはできます。
授業科目の一例：金融商品取引法、中世学識法史、国際行政論、 医事法、アジア・ビジネス法、法社会学 、イスラーム法 、知的財産法、国際私法、労働法、国法学、租税法 、 国際政治
医学部
学科は、医学科（108人）健康総合科学（40人）の2学科が設置されています。
キャンパス：和泉キャンパス（1、2年）駿河台キャンパス（3、4年）
生命科学、医学、医療の発展に貢献しグローバルに活躍できる人材の輩出を目的にしています。
その為に医療の様々な課題や問題を把握し解決できるための研究をし、医療に役立てることができるカリキュラムを置いています。
医学科：医学の知識と臨床技能を持ち、高いコミュニケーション能力でプロの視点を持つ
健康総合科学：環境生命科学・公共健康科学・看護科学の３つのコースがあり専門知識を深めることができる。看護科学で卒業すると看護師の国家資格の試験を受験することができます。
工学部
学科は、社会基盤学科（40人）、建築学科（60人）、都市工学科（50人）、機械工学科（85人）、機械情報工学科（40人）、航空宇宙工学科（52人）、精密工学科（45人）、電子情報工学科（40人）、電気電子工学科（75人）、物理工学科（50人）、計数工学科（55人）、マテリアル工学科（75人）、応用化学学科（55人）、 化学システム工学科（50人）、化学生命工学科（50人）、システム創成学科（116人）の16学科が設置されています。
福祉、健康、安心安全のために工学の研究プログラムを通じて、深い知識、高い問題解決力、率先力、グローバル感覚を持つ人材の輩出を目的にしています。
産業のみならず、教育機関、行政、公的機関など幅広く活躍できるようなカリキュラムが用意されています。
文学部
学科は、人文学科（40人）のみ設置されています。
主に哲学（思想文化）、史学（歴史文化）、文学（言語文化）、心理学・社会学（行動文化）の4つの分野に大きく分かれており、自身で選択して専門知識を深めることができます。
文化資源学、死生学、人文情報学など新たな領域の研究もしており、これらも履修することが可能です。
専修課程ごとに研究室があり、教員との距離も近いことも特徴です。
理学部
学科は、数学学科（44人）、情報科学学科（24人）、物理学科（69人）、天文学科（5 人）、地球惑星物理学科（32人）、地球惑星環境学科（19人）、化学学科（44人）、生物化学学科（15人）、生物学科（18人）、生物情報科学学科（10人）が設置されています。
現在の文明、社会を支える基礎である理学を学び、より良い社会の構築に貢献することを目的にしています。
グローバルに活躍できる人材の育成プログラムとしてSVAP、UGRASP、GRASPなどを実施して海外への留学も行っており知のプロフェッショナルを輩出し続けています。
農学部
学科は、応用生命科学課程（152人）、環境資源科学課程（108人）、獣医学課程（30人）が設置されています。
食料や資源、環境のあらゆる課題を解決するための高い知識とワイドな視野を持ち、社会に貢献できる人材の育成を目的にしています。
牧場、動物の医療センター、水産実験所、農場など最先端の施設で実践的な学びができる環境が整っています。
経済学部
学科は、経済学科（170人）経営学科（100人）金融学科（70人）が設置されています。
経済学・経営学の様々な分野の知識を個別研究によって、グローバルな視野に立ち、実業界・官界・学界などで活躍する人材を育成することを理念にしています。
経済学科：経済を国際的な視野で把握し、産業、貿易、財政、金融、労働などを分析する能力を養う
経営学科：経営管理、経営戦略、マーケティングなどを分析する能力を養う
金融学科：金融戦略と、金融規制、金融システムのデザイン、マクロ金融政策、通貨政策などを分析する能力を養う
教養学部
学科は、教養学科（65人）、学際科学学科（25人）、統合自然科学学科（50人）が設置されています。
学際性、国際性、先進性を理念としてリベラルアーツを取り入れた幅広い知識を学べるカリキュラムを用意しています。
PEAKと呼ばれる英語による授業で学位をえることができる英語コースがあることが特徴です。
教育学部
学科は、総合教育科学学科（95人）のみ設置されています。
総合教育科学専攻の中に基礎教育学コース、比較教育社会学コース、生涯学習基盤経営コース、大学経営・政策コース、教育心理学コース、臨床心理学コース、身体教育学コース、学校教育高度化専攻の中に教職開発コース、教育内容開発コース、学校開発政策コースの計10コースから選択して深い分野の知識まで学ぶことができます。
薬学部
学科は、薬学学科（8人）、薬科学学科（72人）が設置されています。
医薬の創製などライフサイエンス研究を重点に置いた研究で健康に関わる分野で活躍できる人材を数多く輩出しています。
有機化学、物理化学、生物化学、医療薬学、社会薬学、創薬学など医療や薬学に関する応用知識を学びます。
薬学科は6年生です。
まとめ
今回は東京大学の学部について簡単にご紹介いたしました。
詳細が気になる方は公式サイトをチェックしましょう。
大学受験エリートでは東京大学の入試対策も得意としております。
東京大学受験を検討している方は、お気軽にお問合せください！