共通テストで鉛筆以外の筆記用具は使えるの?使いやすい筆記用具についてもご紹介|大学受験エリート

共通テストで鉛筆以外の筆記用具は使えるの?使いやすい筆記用具についてもご紹介

 

共通テストで必要な筆記用具

共通テストの試験で使うことができる筆記用具は、実施要項/受験上の注意に記載されている通りに決められています。

・ 黒鉛筆(H、F、HB に限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可。)

・鉛筆キャップ 

・ シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可。黒い芯に限る。) 

・ プラスチック製の消しゴム 

・ 鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可。)

引用元: https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r4.html

 

これら以外の筆記用具をかばん等にしまわず机の上に置いていたり身に着けていることが確認されると不正行為とみなされてしまうことがあります。

 

つまり、要項によるとシャープペンシルはメモや計算に使用する場合のみ使用可能で、基本的には鉛筆を使うことが決められています。何より共通テストはマークシート形式。

シャープペンシルでマークを塗りつぶすと解答が読み取れない場合があるため使用不可となっているようです。

解答をマークする時間の節約という点でも、シャープペンシルよりも芯が太い鉛筆を使用するのが良いのではないでしょうか。

 

また、鉛筆キャップも使用することはできますが、丸くないものを使うことをオススメします。丸いキャップは転がってしまいやすいからです。鉛筆キャップは丸くないものを使用するか、机には出さずにかばんにしまっておくことをおすすめします。

 

鉛筆の印刷について

「和歌・格言等が印刷されているものは不可」ということはつまり、和歌・格言等が印刷されていなければ使用可能だということになります。

無地の鉛筆を必ず用意する必要があるわけではなく、企業のロゴなどが入っている鉛筆は使用可能です。

合格祈願のための神社で販売されている合格鉛筆には和歌や格言等が印刷されていることが多いため要注意です。

 

使いやすい鉛筆

鉛筆の濃さも要項によって規定されています。その中でもオススメはHBです。マークシートをしっかりと塗りつぶすためにも、規定されている濃さの中で最も濃いHBが良いのではないでしょうか。

 

使いやすい鉛筆を追及するために、濃さの他に意識するべき要素があります。それは”転がりにくさ”です。試験中に鉛筆を落としてしまった場合は試験監督者に拾ってもらう必要があります。

だからといって沢山の鉛筆を机の上に置いたとしても、限られた大きさの机です。問題を解答する邪魔になってしまうかもしれません。円柱型の鉛筆よりも五角形や六角形の鉛筆は転がりにくいです。

 

また、マークシート用鉛筆は共通テストでは普通の鉛筆よりも使いやすいとの声が多いようです。マークシート用鉛筆と普通の鉛筆では見た目が違うだけではなく製造の段階から違いがあります。

細かな個所を続けて塗り潰すマークシート用紙に対して適性を高めた鉛筆です。芯の材料を均一な粒子にし、さらに特殊オイルを配合することで、鉛筆ユニよりも軽い力で濃く書け、その結果、芯も減りにくくなります。また、特殊オイルの配合で、消しゴムでより消し易い性能も持っています。

 

引用元: https://www.mpuni.co.jp/customer/ans_103.html

事前に数回使用したことのある鉛筆が使いやすいでしょう。新品の長い鉛筆は扱いづらいです。そのため書き心地を試すという意味でも、何度か使ってみてから試験に持ち込むようにするといいかもしれません。

 

消しゴム

消しゴムも要項でプラスチック製のものと決められています。

塗りつぶしたマークが消しやすいようカドが多い消しゴムが使いやすいでしょう。マークを綺麗に消すことができないと、答えが間違って読み取られてしまうことがあるので、使用する鉛筆と消しゴムの相性も確認しておくといいですね。その点で、いつも使っているブランドの消しゴムを使うようにすると良いでしょう。消すために必要な力加減や消し具合などを把握できているからです。

 

消しゴム本体の外側のケースがある場合は、ケースを短めに切っておくと消しゴムが小さくなったときの使いづらさが軽減されるのでオススメです。

 

また、鉛筆だけでなく消しゴムにもマークシート用のものがあります。マークシートの細かい部分を消すことに特化して製造されているので、共通テストに使うのに最適であるのではないでしょうか。

 

本数・個数

鉛筆は”受験する科目数+1本”がオススメの本数です。

鉛筆削りも持参し試験時間中に机に置くことが許されていますので少なくても大丈夫なように感じますが、試験時間はもちろん休憩時間のタイムロスを減らすことを考えると科目数+1本程はもっていくのが良いのではないでしょうか。

 

消しゴムは2〜3個がオススメ。机から消しゴムを落としてしまった場合、消しゴムが折れてしまった場合、また、鉛筆が転がるのを防ぐストッパーとして使えるため、2〜3個程持っていくと便利かもしれません。

 

さいごに

共通テストは基本的には鉛筆で戦う試験です。主要な武器はしっかり準備して試験に臨むようにしましょう!また、共通テストに限らずマーク形式の試験でも同様のことが当てはまります。ですので是非参考にしてくださいね。

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