家ではなかなか勉強に集中できないとお困りではありませんか?
勉強に特化した環境を作れば、自ずとやる気も上がります。
この記事では、受験勉強に最適な部屋の整え方や、おすすめの勉強スポット、便利グッズについて解説しています。
是非参考にしてください!
勉強に最適な自室を作る4つのコツ
脳は目に見えたものを全て情報として受け取り、それを脳内で整理しようとします。
その脳の働きを利用して、自室を受験勉強に最適な環境に整え、勉強効率をアップさせましょう。
ここでは、勉強に適した環境作りのコツを4点お伝えします。
照明は青白く明るいものを
照明の色合いには、勉強に向いているものとそうでないものがあります。
勉強に集中するなら、青みを帯びた「昼白色」の照明が理想的です。
明るさの度合いは、高ければ高いほど勉強に適しています。
とはいえ、部屋の照明を丸ごと取り替えてしまうと、今度はリラックスしたいときに部屋が明るすぎて落ち着かなくなってしまいます。
照明にこだわるのであれば、デスクライトの導入がおすすめです。
現在は、質の高い光を放つLEDライトを使用した商品が多数販売されています。
デスクライトは手元を照らしてくれるので、眼精疲労の予防にも最適です。
机の配置と椅子の種類にこだわる
机は窓際に置くことをおすすめします。
外の景色が見えると、視界が開けて脳がリフレッシュされるからです。
こまめに換気をすることで、新鮮な空気を脳に送り込めるというメリットも。
座面のクッションが柔らかすぎる椅子は、勉強に適しているとは言えません。
座り心地がふかふかした椅子では綺麗な姿勢をキープすることが難しく、肩こりや腰痛を引き起こしてしまうことがあります。
受験勉強には、長時間のデスクワークに耐えうるオフィスチェアの使用が理想です。
部屋の色合いは青がおすすめ
青色には精神状態を落ち着かせ、ストレスを和らげる鎮静効果があります。
集中力を上げるにはとても良い色なのです。
部屋の壁紙を変えることはなかなか難しいですが、カーテンや布団のシーツなど、面積の大きいものを青系の色味にすることで十分対応できます。
また、ストライプ模様や幾何学模様を見ると、程よく緊張感が高まります。
部屋のインテリアを考える際は、これらの模様も併せて取り入れてみてください。
誘惑はとことん排除する
机から見えるところに勉強と関係ないものがあると、どうしても気が散ってしまいがちです。
テレビやゲーム、漫画などは、押し入れにしまい込んでしまった方が得策。
十分な収納スペースが取れない場合は、大きな布で隠してしまうのも一つの手です。
スマホは、たとえ通知をオフにしていたとしても、そこにあるだけでなんだか気になってしまうもの。
スマホは家族に預けてしまうか、違う部屋に持って行くなどして、勉強する空間から排除してください。
外にお気に入りの場所を見つける
長時間同じ環境で勉強していると、だんだん煮詰まってきてしまうものです。
自室以外にも勉強できる環境を自分なりに持っていると、上手に気分転換することができます。
カフェ・ファミレス
家で勉強をするよりも、混雑したカフェやファミレスにいる方が長時間集中できた、という経験のある方も多いのではないでしょうか。
静かすぎる環境よりも程よい雑音に包まれている方が、作業能率が上がることがわかっています。
また、人目に晒されることで自分の中に程よい緊張感が生まれます。
自室ではすぐにだらけてしまうという方は、是非家の外で勉強してみてください。
図書館・自習室
静かな場所で勉強がしたいという方は図書館や自習室を利用しましょう。
飲食店と違い、お金がかからないのもメリットです。
図書館や自習室は、周囲の人もみんな集中して勉強に取り組んでいます。
そこに身を置くことで、自然とモチベーションが上がるはずです。
家での勉強はなかなかやる気が出ないという方にもおすすめです。
暗記学習は家のあらゆる場所で
勉強に適した環境は、何も机と椅子があるところだけではありません。
暗記学習においては、家の中のどんな場所でも行うことができます。
英単語や歴史の年号などの暗記事項を、部屋の壁やトイレのドアなど、自然と目がいく場所にどんどん貼りましょう。
特に洗面所の鏡は、歯磨きやドライヤーをかけている時間を利用できる絶好の学習スポットです。
脳は、覚えたい情報を目にする回数が増えるほど、記憶が定着するようにできています。
家の中を丸ごと勉強するための環境にしてしまうことで、隙間時間を有効に活用できますよ。
勉強にもっと集中するためのおすすめグッズ3点
便利グッズをうまく活用することで、勉強がより捗りやすくなります。
こちらでは、勉強におすすめのアイテムを3点ご紹介します。
タイマー
勉強にメリハリを持たせるために、タイマーで勉強時間と休憩時間を管理しましょう。
キッチンタイマーやストップウォッチなど、時間が測れるものならなんでも構いません。
ただし、スマホの使用はやめた方が無難。スマホは、SNSやアプリなどの誘惑が多すぎるので、勉強中は目につかないところに隠してください。
問題を一問解くのにどれだけの時間を要するか、毎回測りながら勉強するのもいい方法です。
実際の試験における大まかな時間配分が分かるようになります。
耳栓
リビングから聞こえるテレビの音や家族の声が気になる方は、是非耳栓を導入してみてください。
耳栓は、学校の休み時間を利用して勉強したいという方にもおすすめです。耳栓をすることで、「今は勉強に集中したい」という周囲へのアピールにもなります。 また、就寝時の耳栓は、睡眠の質を上げる効果も期待できます。
フットレスト・姿勢矯正クッション
勉強中に肩こりや腰痛が気になる方は、フットレストや姿勢矯正クッションを利用しましょう。
これらのアイテムは、椅子に座ったときの骨盤を正しい位置でキープしてくれる優れものです。
綺麗な姿勢で勉強ができるようになると、血流が良くなり全身のコリが改善しやすくなります。
勉強中の疲労感も和らぐので、より集中できるようになるでしょう。
まとめ
今回は勉強に最適な環境の作り方について説明しました。
いかがでしたでしょうか?
自室の環境を整えて効率よく学習することも重要ですが、家の外にお気に入りの勉強スポットをいくつか持っておくことも大切です。
時には便利グッズを活用しながら、自分が集中しやすい環境を色々と模索してください。