今回は京都大学の学部ついて簡単に解説していきたいと思います。
このページでは、総合人間学部、教育学部、経済学部、医学部、工学部について解説していきたいと思います。
学部一覧
京都大学は10学部と多くの学部が設置されています。
・総合人間学部
・教育学部
・経済学部
・医学部
・工学部
・文学部
・法学部
・理学部
・薬学部
・農学部
総合人間学部
学科は総合人間学科(120人)の1学科のみ設置されています。
以下の5学系から構成されており、2年次に選択することが可能です。
人間科学系:思想、社会、文化の面から人間のあり方を研究し、新しい思想や考え方を持つ人材の育成を目的としています。
認知情報学系:人間や機械の情報処理について学習し、脳の機能、人間の認知、行動発言、言語機能など幅広い分野の情報科学、数理科学について研究します。
国際文明学系:西洋、近代主義と非西洋を広い視野でみて、社会科学や歴史、文化の研究をします。東アジアとの比較をし日本のあり方についても学びます。
文化環境学系:世界の民族、地域などの文明を研究し、理解します。
自然科学系:人間と自然の共生について学び、自然観、物質観念を養成します。
教育学部
学科は教育科学学科(60人)の1学科のみ設置されています。
以下の3学系から構成されており、学びたい分野を選択することが可能です。
現代教育基礎学系:哲学、思想、歴史、心理学などから学校教育、家庭教育、社会教育など教育全般について学びます。
教育心理学系:教育心理学、認知心理学、臨床心理学などから構成されており、発達の特徴、知能、学習法について学びます。
相関教育システム論系:学歴社会、青少年問題、教育変動などの問題の解決を社会学を用いて図ります。教育と社会との結びつきを理論・歴史・調査などのアプローチで研究します。教育社会学、社会調査、犯罪社会学、メディア文化論、文化政策学、図書館学、社会教育学、生涯学習論、比較教育学、教育行政学、教育制度、教育政策学などの専門科目を履修することができます。
経済学部
学科は経済経営学科(240人)の1学科のみ設置されています。
1年次に9つの基礎科目であるミクロ経済学、社会経済学、マクロ経済学、経営学、会計学、統計学1、経済史・思想史、情報処理、現代経済事情を履修して基礎を学びます。
理論・歴史、政策、マネジメント、ファイナンス・会計の4つのコースがあり2年次以降に専門知識を養成します。
経済学と経営学が融合していることが京都大学の経済学部の特徴です。
医学部
学科は、 医学科(107人)、人間健康科学学科(100人)の2学科が設置されています。
医学科:医師や医学研究者として社会に出すための教育が行われます。解剖学、病理学、生理学、疫学、公衆衛生、医療統計などを実践的に学ぶことができます。
人間健康科学学科:2年次前期までは医学や医療に関する基礎知識を中心に学びます。それ以降は先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コースに分かれて自分の学びたい専門に進むことができます。
工学部
学科は、 地球工学科(185人)、建築学科(80人)、物理工学科(235人)、電気電子工学科(130人)、情報学科(90人)、工業化学学科(235人)の6学科が設置されています。
地球工学科:社会に必要不可欠な資源やエネルギー(資源工学)、インフラ(土木工学)、人間・自然環境を維持する(環境工学)について学びます。
建築学科:建築計画、建築設計、建築生産の計画系、設計理論、施工法になどを学ぶ構造系、環境と人間にやさしい環境計画、設備について学ぶ環境系の3つのコースに分けられます。
物理工学科:物理工学をメインに力学、電磁気学、熱力学、原子物理学などを学びます。機械システム学コース、材料科学コース、エネルギー応用工学コース、原子核工学コース、宇宙基礎工学コースに分かれており自分で選択することが可能です。
電気電子工学科:電気回路、電子回路、半導体工学、計算機、情報処理などを学び電気電子工学の専門知識を養成します。
情報学科:情報学をメインに計算機科学および数理工学を学びます。数理工学コースと計算機科学コースに2年次から分かれます。
工業化学科:化学をメインに学び、2年次後期以降に創成化学・先端化学・化学プロセス工学に分かれます。
まとめ
今回は京都大学の総合人間学部、教育学部、経済学部、医学部、工学部について簡単にご紹介いたしました。
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