どちらかというと、学校に通っている学生は平日は学校があるので、夜に勉強する人が多いです。
この記事では、そんな夜型の勉強のいいところを紹介していくので、是非チェックしてみて下さい。
また、メリットだけではなくデメリットも解説していきたいと思います。
その人によって勉強スタイルは異なる
どの時間に勉強をするかによって、集中力が大きく異なります。
その人の勉強スタイルというものがあり、特に朝型と夜型に分かれることが多いです。
自分の勉強スタイルに合わない時間帯に勉強をしてしまうと、中身の伴った勉強はできません。
集中して勉強をしたいのなら、自分の勉強スタイルをできるだけ早く確立する必要があります。
早い段階で正しい勉強スタイルを身につけられれば、勉強効率をそれだけアップさせられるでしょう。
夜型勉強のメリットはこれ
そんな重要な勉強スタイル。恐らく受験生の中で最も多い、夜型の勉強タイプについて解説していきます。
まずはメリットをいくつか紹介するので、是非参考にしてみて下さい。
まとまった時間が用意できる
学校に通っている学生が朝に勉強するとなると、それだけ時間が限られています。
朝6時に起きたとしても勉強時間は2時間も確保できません。
学生が朝に勉強しても十分な時間を確保できないものです。
逆に、夜はまとまった時間を確保することができます。
まとまった時間を確保できるからこそ、家で受ける実践形式の時間がかかるテストも受けられるでしょう。
朝と違い、時間がある夜だからこそ多様な勉強ができるのです。
徐々に静かになる夜だからこそ最後まで高い集中を維持できる
人の集中力というのは、無制限に続くものではありません。
「最初は集中できてたけど、時間が経つに連れて気が散りやすくなる」
という人もいると思います。
この、「集中力をどう継続させられるか?」というのは、長時間勉強する受験生の課題の一つです。
早起きして朝に勉強してしまうと、勉強のし始めは静かで集中できるのですが、徐々に生活音などが聞こえ始めます。
気が散りやすいタイミングで生活音が聞こえ始めるので、集中を維持するのが難しくなるでしょう。
しかし、夜なら時間が経つに連れて周囲の音がなくなっていきます。
夜から行う勉強は、続ければ続けるほど静かになっていくので、最後まで高い集中力を維持できるものです。
最初から最後まで集中力を維持して中身の伴った勉強をしたいのなら、勉強する時間は夜を選ぶようにしましょう。
いいところだけじゃない!夜型勉強のデメリット
夜型の勉強には、メリットだけではなくデメリットもあります。
生活に影響が出てしまうデメリットもあるので、夜に勉強するのならこれは必ず頭の中に入れておくようにして下さい。
睡眠時間が減る
夜に多くの勉強時間を確保するというのは、睡眠時間を減らしてしまうことになります。
学校がある受験生だとどんなに遅くても8時には起きてなければならず、それだけ睡眠不足になってしまうでしょう。
睡眠不足の状態で行う勉強は、身につく勉強とは言えません。
夜に勉強する人は、この睡眠不足には十分注意するようにして下さい。
睡眠不足だと感じたときは無理に勉強するのではなく、一度勉強を休んで思いっきり寝る日を作るのがいいでしょう。
一度でも長時間睡眠ができたのなら、慢性的な睡眠不足を防ぐことができます。
夜は誘惑が多い時間帯でもある
夜は、昼に比べると誘惑が多い時間帯でもあります。
テレビは夜になるにつれて面白くなるので、これに気を取られることもあるでしょう。
また、まとまった時間が確保できる夜だからこそ、長時間に渡ってゲームをしてしまったり、漫画や映画を見てしまったりと、時間がかかる娯楽に手を出してしまう恐れもあります。
朝はテレビも面白くないですし、何より、そこまでまとまった時間が確保できないので、勉強だけに取り組みやすくなるものです。
夜に勉強をするのなら、自分で自分を律することが大事になります。
一人での勉強になってしまう
勉強をしていると、どうしてもわからない部分などが出てきます。
そのときに、家庭教師や塾講師などに質問をしたい人もいるでしょう。
夜に勉強をしていると、この部分で影響が出てしまいます。
夜なので連絡をしても相手が寝ている場合は返事をもらえません。
また、「夜だから迷惑になるかも」と連絡を躊躇することもあるでしょう。
なにかわからない点があったときでも、その答えをもらえるのは翌日以降になってしまいます。
夜に勉強するというのは、基本的には一人での勉強になります。
この一人での勉強に孤独を感じる人は多いです。
メリットとデメリットをよく理解して自分に適した勉強スタイルを見つけよう
夜型勉強には、メリットとデメリットがあります。
いい部分だけ見て夜型にするのではなく、悪い部分もしっかりと理解して選ぶようにしましょう。
また、人によって勉強がはかどる時間帯というのは大きく変わってきます。
早起きが苦手な人が朝に勉強するのはさすがに無理があるものです。
逆に、「ぐっすり寝なければ次の日の体調に影響する」という人が夜に勉強してしまうと、体調不良で何日も勉強を休むことにもなりかねません。
自分に適した時間に勉強することで、より中身の伴った勉強をすることができます。
「自分はどの時間帯の勉強が向いているのだろうか?」
ということを考えて、勉強する時間を選んでみて下さい。