勉強をするときについつい寝転がって勉強してしまうという人も多いのではないでしょうか。
そんな寝転びながらの勉強の中でも、うつ伏せで勉強しているという人は要注意です。
そこで今回はうつ伏せでの勉強についてフォーカスを当てて、以下の内容でご紹介していきます。
・うつ伏せで勉強することによって引き起こされるさまざまなデメリットについて
・正しい姿勢で勉強することのメリットについて
・正しい姿勢のとり方
この記事を読んでうつ伏せでの勉強法は間違っているということを知り、勉強する際の正しい姿勢を学びましょう!
うつ伏せで勉強をするデメリット
うつ伏せでの勉強には以下のようなデメリットが存在します。
・目が疲れる
・体を痛める
・誘惑に負けやすい
・集中力が保てない
それぞれを詳しく見ていきましょう。
目が疲れる
うつ伏せで本を読んだりすると、自然と本までの距離が短くなります。
そうなると当然目に疲労が溜まりやすくなりますよね。
目が疲れると頭痛や視力の低下を引き起こすのでとても危険です。
もちろん勉強の集中も続きません。
体を痛める
椅子に座るよりもうつ伏せでいる方が楽だと感じる人もいるかもしれません。
しかしうつ伏せを長時間続けてしまうと、体にさまざまな異変をきたします。
具体的な箇所を言うと、肩や首、腰といったところに負担がかかり、肩こりや首痛、腰痛の原因になります。
そのほかにも、骨が歪むことで姿勢が悪くなるケースもあり、うつ伏せは体にとって優しくない体勢であると言えます。
誘惑に負けやすい
寝転がって勉強するということは、周りに誘惑がたくさん転がっているということでもあります。
近くにスマホがあったり、ゲームがあったり。
そもそもベッドに寝転がっていると眠たくなってきますよね。
このように寝転がって勉強するということはさまざまな誘惑があり、非効率だと言えます。
集中力が保てない
うつ伏せで勉強をしているとすぐに集中力が切れてしまいます。
理由はシンプルに、うつ伏せの状態を何時間もキープするのはかなり辛いためです。
体が痛くなったりしてくると集中は一気に途切れてしまいます。
長時間集中するためには、正しい姿勢を身につける必要があるでしょう。
勉強の効率を上げるなら正しい姿勢で勉強しよう
しっかりと椅子に座って正しい姿勢をとるのは勉強することの基本です。
正しい姿勢を取って勉強することのメリットは以下の2つです。
・記憶力や情報処理能力が高まる
・勉強のモードに入る
詳しく見ていきましょう。
記憶力や情報処理能力が高まる
寝転がって勉強すると気持ちまでダラダラしてしまいますよね。
その点、机に向かい背筋を伸ばして勉強をすることによって、脳に興奮物質が分泌されると言われています。
この物質は記憶力や情報処理能力を高めてくれる効果があり、勉強の効率が上がると科学的根拠があります。
勉強の効率を上げるためにもしっかりとした姿勢で勉強に取り組むのが大事ですね。
勉強のモードに入る
寝転がっているとなかなか勉強モードには入らないですよね。
しかし、ちゃんと机に向かうことによって、これから勉強をするぞ!というモードに入らせてくれます。
机に向かうまではかなりしんどいですが、向かって勉強を始めてしまえば、意外と時間が経っていたという経験もあるでしょう。
勉強のモードを入れるためにも正しい姿勢をとって勉強するようにしましょう。
勉強時の正しい姿勢とは?
それでは勉強するときの正しい姿勢とはどんな姿勢のことを指すのでしょうか?
正しい姿勢とは椅子に座った状態で体が地面と垂直になっている状態です。
姿勢良く、背筋を伸ばして立っている状態を座った状態でも行うということですね。
このときのポイントは
椅子に深く腰掛ける
お尻を背もたれにつける
骨盤を立たせる
背筋を伸ばす
これらを意識することで自然と正しい姿勢になることができます。
しかし初めのうちはこのような姿勢は逆に苦しいと感じるでしょう。
ですが、何回も繰り返し行うことで自然と背筋が矯正され苦しさも軽減されます。
しんどいからとすぐに諦めてしまっては、また悪い姿勢へと逆戻りなので、根気強く良い姿勢をキープすることを心がけましょう。
うつ伏せでの勉強についてのまとめ
今回はうつ伏せで勉強することについてのデメリットや正しい姿勢で勉強するメリットについて話してきました。
最後に本記事の内容をまとめてみましょう。
・うつ伏せでの勉強は体や目に負担が大きく集中力も低下してしまう
・正しい姿勢で勉強することで記憶力や情報処理能力が高まる
うつ伏せでの勉強は一見楽なように思いますが、体への負担は計り知れません。
最初は机に向かうのがしんどくても、慣れてくると集中して勉強できるようになります。
このように、勉強はダラダラと寝転がってするよりもしっかりと机に向かって正しい姿勢で行うようにしましょうね。