大学受験勉強をいつから始めればよいのか?
それは簡単に答えが出せる問題ではありません。
「受験勉強を始めた時期」をネットで検索しただけでも、数値の違う様々なグラフが出てきます。
今回は、受験勉強にとりかかるための準備も含めて、受験勉強を始める時期を考えていきましょう。
「いつから受験勉強を始めた」の答えは?
「受験勉強を始めた時期」を調べてみると、実はその答えに、いろんな形があることがわかるでしょう。
・受験勉強を意識しだした時期
・実際に受験生が勉強を始めた時期
・学年ごとの勉強時間の変化を示すグラフ(高2夏から増加傾向)
・難関大の合格者が勉強を始めた時期
実際に具体的な受験対策をはじめた時期は、高校二年の冬から高校三年にかけて、が多いです。
しかし、受験を意識し始めた時期や、勉強量を増やし始めた時期に関しては、高校2年の夏休みも多いようでした。
つまり、「受験勉強」がどこまでをさすかで、始めた時期も変わってしまうということです。
受験勉強の3ステップ
このことから、受験勉強を始めるといっても、段階が存在し、「追い込み」としての実践的な勉強を始める前にも、やることがたくさんあるのは明白でしょう。
そこで、次は、受験勉強を3ステップに分けて、考えてみます。
志望校の難易度や、受験科目について調べる
受験勉強に取り掛かるためには、何よりも、先ず志望校を絞ることが先決です。
なぜなら、高校受験と違って、大学受験は、受ける大学、学部によって、受験科目が違い、配点も均等ではないからです。
入試に反映されない科目は勉強しても無駄になってしまいます。
かといって、初期の段階から、志望校を絞りすぎて、勉強する科目が一部に偏ってしまうと、志望校を変更したいときに、身動きが取れなくなるでしょう。
したがって、志望校を決める段階で、偏差値に幅をもって、複数の大学と学部を視野に入れる必要が出てきます。
この志望校選びが、実は、なかなか難しいので、できるだけ早くから、受験科目や配点、受験形式などを調べておかなければいけません。
学力の底上げ、苦手科目の勉強時間を増やすなど、長期スパンの勉強を始める
志望校にめどがつき、実際に、机に向かい勉強に取り掛かるとして、その勉強にも、段階が存在します。
小論文や長文読解など、早めから取り組み長時間かけて身に着けたほうが良い教科もあれば、英単語や歴史単語の暗記など、一度覚えても忘れてしまう可能性があり、直前の復習が必須という分野もあります。
また志望校を絞っていくなかで、たいていの人が、今の学力より少し上の大学も視野に入れるでしょう。
学力全体の底上げもまた、長期間かかる勉強の一つです。
この段階では、過去問題や模擬問題という実践的な問題は、直前の追い込み用に取っておいて、受験範囲全体の復讐や、苦手単元の強化などに時間を割くことになるでしょう。
過去問題や入試模擬問題などの実践的な勉強を始める
実際の大学入学共通テスト(旧センター試験)や入試問題と同じ形式の問題を、次々解いていくという勉強法は、多くの学生にとって高校3年の夏以降になるのではないでしょうか。
この時期になると、より実践的な勉強へ切り替わっていきます。
実際と同じように、試験に必要なものだけを机に並べ、時間を計って問題に取り組む、という勉強法も頻繁にやることになります。
入試の形式で問題を解くのに慣れていくのもまた、受験勉強の一つと言えるでしょう。
受験勉強を始めるには?
つまり、漠然とただ勉強時間を増やすこと、自分の受験科目の勉強をすること、が効率的な受験勉強ではないことがわかっていただけたでしょう。
いつ頃、どんな勉強法で、どの科目、単元を勉強するのか?ということを計画的に進めなければ、たとえ勉強時間が増えても、効率的な受験勉強とは言えません。
そこで、受験勉強を始める時期には、プロの指導を受けることをお勧めします。
「エリート」の3ティーチャーズシステムでまずは受験の計画を立てよう
「エリート」は3ティーチャーズシステムという独自のシステムを使い、生徒の相談に細やかに答える、プロがいます。
「3ティーチャーズシステム」とは簡単に言ってしまえば、一人の生徒に対して、3人の先生が指導やマネージメントにつくというシステムです。
・教科の学習を担当する、専任講師
・学習の進め方を指導する、専任マネージャー
・家庭と講師と生徒とをつなぎ、学習の全体を総括してくれる校舎長
受験に必要な学力をアップする専任講師の存在はもちろん大きいですが、受験勉強を始める段階では、専任マネージャーと校舎長の存在は欠かせません。
自分が最も行きたい大学に行くためにも、学部選びや、受験科目の選択など、プロならではの視点で、相談に乗ります。
まとめ
受験勉強を始めることは、先ずは受験について知るところからです。
受験について知る時期に早すぎるということはありません。
この記事を読んでいるあなたは、ぜひ今日から、自分の受けたい大学について調べてみましょう。
そして、プロのアドバイスが欲しいと思ったら、ぜひ「エリート」に来てみてください!