初めに
AO入試では、一般入試と違って面接が課されることが多いと思います。
「普通の面接と違って、個性を出さなきゃいけないのかな?」と悩んでいる人も多いかと思います。
もちろん正解はないです。ですが基本的には、面接に行く恰好を意識しておけば問題ありません。
無理して個性的である必要はありません。
そうはいっても、AO入試はどんな服装をしたらいいのか、悩みますよね。
今回は面接時に気を付けるべき身だしなみについて解説していきたいと思います!
着ていく服は?
まず、どんな服装で行くのか悩むかもしれません。
基本的には通っている高校の制服で大丈夫です。
浪人生や制服のない高校の人などはリクルートスーツを着ていく場合が多いです。
「私服で良い」という指定のある場合は、ラフでよいという大学側の意図が見えます。
なるべくカジュアルになりすぎないような服装を選びましょう。
程よいドレス要素と自分の個性がかけ合わせられるとよいですね。
・着こなしの注意点:男性
学生服やスーツはこまめに洗う機会がないと思うので、クリーニングをしておくのがお勧めです。
また、AO入試(総合型選抜)は基本的に夏から秋にかけて行われるので、夏服で面接に臨む可能性も十分にあります。
ワイシャツはいつも使っているもので大丈夫ですが、必ずシャツを中に入れましょう。
また、ズボンはしわが目立ちやすいので、しわが目立たないようにアイロンをしっかりとかけておくことが大事です!
・服の着こなしの注意点:女性
女性の場合も男性と同じく、スカートやブラウスにしわがないようにしっかりとアイロンをかけて準備しておきましょう。
また、スカートの丈が短いと面接官に悪い印象を与える可能性があります。
ひざ丈〜ひざ下程が目安です。
髪型にも注意!
髪型に関しても、清潔感に大きく関わってくる要因です。
全体に言えることは華美な印象や不潔に写りかねないものは避けるべきです。
服の着こなしと同様に男女別に解説していきたいと思います。
・髪型の注意点:男性
基本的に、髪は短めの方が清潔感が出ます。
額が出る髪型だと清潔感がアップするのでおすすめです。
反対に、派手な髪色にするのはやめましょう。
また、ワックスで固めるにしても、髪を立てたりは避け、適度な容量を守ってください。
ナチュラルであることが大事です。
髭に関しても剃っておいた方がよいでしょう。
・髪型の注意点:女性
男性と違って、短髪にする必要はありませんが、髪が長い場合はゴムで結ぶなどして清潔感を保つように心がけましょう。
メイクをするのは構いませんが、ナチュラルであることを心がけましょう。
靴について
「靴はその人の性格が出る」と言われることもあります。
清潔感を感じてもらうためにも、靴は綺麗なものを選びましょう。
色は黒や茶色など、あまり目立たない色を選びましょう。
しかし、面接のために、必ずしも新品を用意しなければいけないという事はありません。
靴擦れがないように、ある程度履きなれた靴を履いていくとよいでしょう。
基本的に、多くは制服を着用すると思います。
制服に合った靴と考えると、男性でブレザーの場合はローファーを履いていくのが無難です。
学ランの場合はスニーカーでも問題ありませんが華美な色合いの物は避けましょう。
スーツを着用する人は革靴が良いでしょう。
一つ注意するべきなのはサンダルはやめておくことです。
清潔感が削がれてしまう可能性が高く、相手への印象が良くないです。
・靴下は?
男性でスーツや学生服を着用する場合は、丈が短い靴下は避けましょう。
女性は、スカートを着用する場合が多いと思います。
そのため男性に比べて靴下が目立ってしまうので、学生服の場合は目立たない色合いで長めの靴下を着用しましょう。
鞄の中も注意しよう
鞄は学校で用いているものがあればそれで構いません。
ただ、あまり柄のあるものは避けておいた方が良いです。
いつも使っている鞄で面接に向かう場合は、中身を整理しておく必要があります。
普段使っているものは、中身が散らばってしまっている人もいるかと思います。
極力中身は少なめにして、受験票や筆記用具、そして貴重品など以外は余分に持ち運びすぎないようにするのがポイントです。
アクセサリー類について
基本的にアクセサリーはつけない方が良いです。
ピアスやネックレスというような、必要とはいえないものに関しては外しておきましょう。
腕時計は問題ありません。
爪にも注意!
爪の手入れは、忘れてしまう人も多いかもしれません。
爪が伸びていたり、ゴミが詰まってしまっているのはかなり印象が良くないので、爪の手入れも忘れずに!
派手なネイルもできるだけ避けるのがよいでしょう。
終わりに
以上に、AO入試(総合型選抜)で、気を付けるべき事について説明してきました。
基本的に多くは高校生だと思うので制服で問題なく、それ以外の人はきちんとスーツを着て面接に臨みましょう。
AO入試といっても就活と大差はありません。
また、今まで挙げてきた注意点は全て、清潔感を抱いてもらうための要素に過ぎません。
こうした視点に立てば、各自行うべき身だしなみははっきりしてくるでしょう。
後で後悔しないよう、身だしなみには気を付けて面接に臨んでください!