皆さんは勉強に対して、どんなイメージを持っていますか。
面白くない、つまらない。そう考えながら勉強を続けることは苦しいものです。
この記事では、勉強を楽しくする方法をご紹介します。
勉強に向き合う気持ちを一転させるきっかけにしてください。
勉強がつまらなく感じるのはなぜ?
まず、どうして勉強に嫌なイメージが付きまとうのかを考えてみましょう。
勉強をつまらなくする原因を取り除けば、勉強を楽しくできるかもしれません。
やらされている感があるから
自分の気持ちが伴っていないことを「やりなさい」と押し付けられたらやる気が出ないものです。
勉強がつまらなく感じる原因は、先生や親に言われて仕方なくやっているという気持ちではないでしょうか。
こうして受動的になっていると、何のために勉強しているのかわからずますます勉強が退屈になっていきます。
内容に興味がないから
自分にとって興味のない勉強内容は、全く頭に入ってこないものです。
苦手意識がある科目も同じです。
興味を持って取り組まなければ、ただ時間だけが過ぎていきます。
あんなに勉強したのに成績が上がらないとなれば、ますますその内容が嫌いになってしまうという悪循環に陥ってしまうでしょう。
分からないから
いきなりギリシャ語の本を手渡されても、何が書いてあるか分からず楽しめませんよね。
これと同じで、理解できない内容を勉強していれば退屈するのは当たり前です。
勉強を楽しくするには、「分からない」を「分かる」にしていくことがとても重要なのです。
勉強を楽しむための基本姿勢
勉強をつまらなくする原因から、勉強を楽しむための基本姿勢を考えてみましょう。
自分で勉強の範囲、内容を決めていく
勉強を楽しくする大前提は、主体的に取り組むことです。
そのためには、勉強する範囲や内容について主導権を持つようにしましょう。
テスト範囲や宿題はあらかじめ決められているものですが
「今日はどの科目から取り組むのか」
「どの範囲を重点的にやるのか」
「どれだけ勉強するのか」
などは自分で決定できますね。
自己決定する部分を増やし、意識することで勉強に主体的に向き合えるようになります。
興味がある所から始める
勉強を楽しむためには、まず自分にとって興味がある部分から取り組んでいく様にすると良いでしょう。
好きな科目があるなら、勉強のスタートはその科目から取り組みます。
また苦手な科目というのはだれしもあるものですが、その中でも「ちょっとは興味があるかな」という部分を探していくのも大事です。
そのためには教科書ばかりではなく、資料集を眺めるのもお勧めです。
漫画や小説、ネット上のコラムなどから楽しみポイントを探すこともできますよ。
勉強量より理解度を重視する
勉強するとき、「●時間勉強する」もしくは「〇ページ問題を解く」といったように量を目標にしていませんか。
しかし、勉強内容が理解できていない状態で量を重視するのは危険です。
逆にたった1問にしか取り組めなくても「分からない問題が分かるようになる」という体験は、大変満足感を与えてくれるものです。
先生や友達に聞くもよし、参考書を片っ端から調べるもよし。
とにかく、分からない問題は徹底的に調べて、自分で理解していく。
理解した瞬間の高揚感をじっくり味わう。
この過程を重視することで、勉強がだんだん楽しくなっていきますよ。
勉強を楽しくする方法
では、勉強を楽しくする方法を具体的に見ていきましょう。
勉強日記を付ける
勉強した時間が目に見えて蓄積されていけば、「頑張り」を実感できます。
そこでお勧めなのが、勉強内容と時間を記録する勉強日記です。
日記上の勉強時間が増えていくのは、楽しいものです。
また、勉強内容も一緒に記録することで「やったつもり」を防ぐことができます。
最近では、勉強計画や勉強記録を手軽に管理できるアプリもありますので、いろいろ試してみてください。
学習アプリや動画を利用する
現在では、ゲーム感覚で勉強ができるアプリが続々リリースされています。
また、勉強系の動画もたくさんアップロードされています。
このようなオンライン上の教材を積極的に活用してみましょう。
神とノートによる勉強とは一味違う新鮮さを味わえるでしょう。
ただし、個人が発信している情報は間違いが含まれていることもあります。
アプリや動画で身に着けた知識は、教科書や問題集で確認しながら定着させていきましょう。
共通の目標を持つ友達と勉強する
一人で勉強していると、どうしてもさぼりがちになってしまう。
そんな人は、共通の目標を持つ友達と一緒に勉強してみましょう。
友達の頑張りに励まされたり、お互いに問題を教えあったりできます。
人に勉強内容を教えることは理解を深める効果があるので、教える方・教えられる方どちらにもメリットがありますよ。
ただし、友達といることでついつい遊びがちになってしまう場合は、この方法は向いていないかもしれません。
勉強の成果が目に見えるようにする
勉強を楽しくするためには、小さな成功体験を積み重ねることが大事です。
ひたすら書き取りをしているだけの勉強は、退屈になりがちです。
そこで、小テストを時々挟んでどれぐらい成果が上がったのかをこまめに確認していくようにします。
小テストは同じものを何度も繰り返す形でもOKです。
最初できなかった部分の正解率が上がっていくのは、気持ちいいものです。
まとめ
勉強をすることは、自分が成長する過程を楽しむという最大の娯楽でもあります。
つまらないという先入観を捨て、勉強に没入する体験を是非味わってみてください。