大学受験の服装を迷われる方は多くいらっしゃいます。
大学受験には、推薦入試や一般入試などがあり、また願書に貼る証明写真の服装など、服装を気にしなければならないシーンがいくつもあります。
大学受験の服装に迷わないように詳しくご紹介いたします。
大学受験(一般入試)の服装は制服と私服どちらがいい?
大学受験(一般入試)の服装には決まりがないため、制服でも私服でもどちらを着用しても問題はありません。
面接試験のように合否に服装が直結することがないからです。
では、私服と制服のメリットをそれぞれ見ていきましょう。
私服のメリットとは?
私服はどんな組み合わせでも着られるため、寒暖差に対応しやすいといったメリットがあります。
入試の時期は外は寒いですが、受験会場は暑いといった場合があります。
また、そんなとき、脱いだり着たりしづらい服装だと体温調節が上手くいかず、試験に集中できなくなってしまいます。
体温調節がしやすいように、トップスにカーディガンやパーカーなどを重ね着スタイルで試験に臨みましょう。
制服のメリットとは?
現役生であれば、制服はほぼ毎日着ているものであり、着慣れている服であるといったメリットがあります。
学校で模試を受けるときは制服ですし、予備校にも制服で通っている方は多いことでしょう。
自分が一番着慣れていて、リラックスできる服装を選ぶことが重要です。
大学受験の服装の注意すべき点とは?
大学受験の服装には注意すべき点が4つあります。注意すべき点をそれぞれ詳しくご紹介いたします。
①受験当日には着慣れた服を着る
受験当日は、着慣れた服を着ましょう。
着慣れいない服を着た場合、思っていたより、寒かったり暑かったりすることもありますし、ボタンやゴムのきつさなどが気になることもありえます。
いつもと変わらない状況でリラックスした状態で試験を受けられるように、最善の注意を払いましょう。
②着てはいけない服を着ない
受験当日は、地図、英文、難読漢字などが書かれた服を着てはいけません。
これらが書かれている服を着ていると、最悪の場合、カンニングと見なされてしまいます。
また、これらの服を着ていて、着ている服を脱ぐように指示された場合、脱ぐことはたやすいかもしれませんが、寒暖差に対応できなくなり、試験に集中できないことが考えられます。
ベストな状態で試験を受けるためにも、事前にこれらに該当する服は着ないように注意しましょう。
受験当日に着る服は前日までに選ぶ
受験当日に着る服は当日に選ばずに、必ず前日までに選ぶようにしましょう。
当日の気温などに不安がある場合は数パターン決めておくのがおすすめです。
受験当日には、服装のことを考えるのではなく、各科目の最終確認をする時間にあてましょう。
もし、受験当日が雨の場合は、靴下が濡れる可能性があるため、替えの靴下を持って行くようにしましょう。
濡れた靴下を履いたまま、受験することで集中力が切れてしまったり、風邪をひいてしまったりするなど、本来の力が出せなくなる可能性があります。
女子はタイツを穿いてもOK
女子はタイツを穿いてもいいか迷うことが多いようですが、制服でも私服でもタイツを穿いて問題ありません。
これは面接試験でも同じです。受験は体調管理も重要なので、風邪をひかないようにしっかり寒さ対策をするようにしましょう。
大学受験の願書に貼る証明写真の服装の正解は?
大学受験の願書に貼る証明写真の服装は、私服にしましょう。
大学によって異なりますが、願書に貼る証明写真を学生証に使用することがあります。
大学生活の4年間使用する学生証に高校生のときの制服姿の証明写真を使用するのは、適していません。
学生証に願書の証明写真を使用する場合、その旨が書類に記載されていますので、しっかりと確認しましょう。
また、願書に貼る証明写真で着る私服は、ラフすぎないものを選びます。
白いシャツやブラウスなど清潔感のある服やスーツがあればシャツやブラウスにスーツのジャケットを着用してもよいでしょう。
大学受験の面接試験当日の服装の正解は?
大学受験の面接試験当日の服装は、基本的には制服がよいでしょう。
面接試験に服装の指定はありませんが、面接試験は第一印象も大切です。
第一印象が悪くならないように、制服がある学校の場合は制服を、制服がない学校や浪人生の場合にはスーツやジャケットなどセミフォーマルな服を着るようにしましょう。
また、必ずアイロンをかけて、きちんとした身なりになるように注意が必要です。
面接試験のときの服装以外の注意点とは?
面接試験の場合、服装と併せて気を付けたいのが髪型です。
男子は、長髪は印象がよくないため避け、短髪など清潔感のある髪型にしましょう。
女子は、ヘアピンやゴムなどは華美なものは避け、髪が長ければ束ねましょう。
男子も女子も共通して注意が必要なのは、前髪が目にかからないように短くしておくことと染めないことの2つです。
まとめ
大学受験当日の服装をはじめ、願書に貼る照明写真や面接試験など、受験に関わる多くのシーンで服装について気を配らなければなりません。
受験当日になって悩むのではなく、あらかじめ準備をし、試験のことだけを考えて臨めるようにしましょう。