勉強をやっていると、どうしても「今日はやる気が出ない、勉強したくない」と感じる日がやってきます。
やる気が無いからといってダラダラと机に向かっていては時間が無駄になってしまいますし、思ったように勉強が進まずさらにやる気がなくなってしまうことも。
今回は、勉強するモチベーションが上がらない理由と、やる気を出す方法を5つ紹介します。
モチベーションを上げて、前向きに勉強に取り組みましょう!
勉強のモチベーションが上がらない理由
勉強に対してやる気が出ない理由には様々なものがあり、それぞれ対処法が異なってきます。
まずは、なぜ自分が勉強に対してやる気になれないのかを分析しましょう。
《勉強へのモチベーションが下がる代表的な理由》
・勉強しても思ったように結果が出ない、進まない
・勉強の他に気になることがある
・部活や睡眠不足などで疲れている
・勉強することに意味を見いだせない
「なぜ自分は勉強をしたくないのだろう」と自分自身に問いかけてみるといいですよ。
勉強のモチベーションを上げる方法
以下ではモチベーションを上げる方法を5つ紹介します。
自分の原因や性格に合わせて、より簡単にやる気を高められる方法を探してみましょう。
将来の自分を想像する
王道、かつ結果が出やすいのが「未来の、夢を叶えた自分を考える」こと。
「憧れのキャンパスに通う自分」や「希望の仕事についた私」など、とにかく「勉強した結果、目標を叶えた自分」をイメージします。
将来への憧れが強ければ強いほど、「このイメージを本当にするために、勉強を頑張らなくちゃ!」とモチベーションもアップするでしょう。
ただ妄想をふくらませるだけでなく、オープンキャンパスに行ったり、合格者体験記を読んだりするのもおすすめです。
より具体的に「どんな勉強をすれば将来につながるのか」がイメージしやすくなります。
結果の出やすいものから手を付ける
「勉強をしていても成果が出ていない気がする」という場合は、結果の出やすいものや手のつけやすいものから勉強を進めるのも手です。
自分の得意教科など進めやすいものや、英単語や一問一答などの簡単なものから勉強をはじめれば、「進まない」「できるようになっていない気がする」という悩みはありません。
頑張った分の成果を実感できるため、前向きに勉強を進められるでしょう。
ただし、得意教科「だけ」の勉強は禁物。
苦手科目もバランスよく進めないと成績が伸びにくいため、モチベーションが上がってきたら苦手教科に切り替える工夫が必要です。
ライバルを想定する
自分一人でコツコツと勉強していると「これくらい頑張ったからいいかな」という甘えが出てしまうこともあります。
そのような場合は、ライバルを想定すると「負けられない」という気持ちからモチベーションがアップします。
ライバルはクラスメートや兄弟などでも構いませんが、自分と同じくらいか少し上くらいの成績の人を選ぶのがコツです。
また、塾や学校の自習室に行き、「勉強している他の人」を勝手にライバルにするのもおすすめ。
「部屋の中にいる他の人全部」をライバルと考え、「この人達よりも私は勉強するんだ!」と意気込めば、自然と誰よりも長い時間勉強するようになるからです。
場所を変える
スマホや漫画などで気が散ってしまうという場合は、場所を変えるのもおすすめです。
環境を変えることで気分転換になり、集中して勉強に取り組めるようになる可能性があります。
コツは「それまでとは違う環境のところに移動する」こと。
違った環境に移動したほうが気持ちをリセットしやすいからです。
学校や塾の自習室など静かなところにいたのであれば少し音のあるカフェに、家など誘惑が多い場所でモチベーションが下がったなら塾の自習室に、とタイプが異なる場所に移動するようにしましょう。
休憩する
疲れてしまってどうにも勉強に集中できない、どうしても嫌だという時は少し休憩して英気を養うことも大切です。
休憩するときのコツは「時間を区切る」ことと「リラックスする」こと。
時間が決まっていないとダラダラといつまでも休憩してしまいますし、リラックスできていないと疲れが取れません。
座ったままの15分ほどの仮眠やストレッチなどの運動、シャワーやお風呂などがおすすめです。
モチベーションを上げて効率よく勉強しよう
前向きに勉強に取り組んでいると、嫌々勉強しているときに比べて勉強の進みや覚えが早くなります。
集中して取り組むためミスも少なくなりますし、間違ってしまっても「これで次の試験の点が上がった」と前向きに捉えられるため、良いことずくめです。
常に自分のモチベーションを意識して、「モチベーションが下がってきたな」と思ったら早めに対処するようにしましょう!