今回は早稲田大学の政治経済学部ついて簡単に解説していきたいと思います。
1つ1つ見ていきましょう。
政治経済学部
学科は政治学科、経済学科、国際政治経済学科の3つの学科が設置されています。
政治経済学部はグローバル社会の一員として、広い視野を持ち多様性を尊重できる人材の育成を目標に掲げています。
その為、学生には在学中の海外留学を推奨しており、英語教育にも力を入れています。
英語で授業を行うハイブリッド型のカリキュラムも設置されています。
また自律できる人材に育てるために自学自修も教育理念として掲げています。
これまでのゼミをさらに進化させ、少人数制の教育を入学時の基礎演習から卒業論文指導まで4年間行われます。
他の学生と交流し学びあうことで、自己の成長を促し、自己開発に役立つと考えています。
カリキュラム
基礎となるリテラシー科目は統計学、公共哲学、政治分析入門、ミクロ経済学入門、マクロ経済学入門、基礎演習などです。
学科ごとのカリキュラムの特徴は以下の通りです。
政治学科:政治現象を科学的に研究し、学習します。
制度、理論、歴史、思想、地域、国際関係など多くの領域を横断する複合的な学問として段階的、体系的なカリキュラムを設置し政治現象を専門的、主体的に分析します。
現代の政治学に対応して数理的、経験的分析手法の習得の為の分析手法や方法論の科目履修も必修です。
経済学科:経済現象は人間が生きていくための必要な物を生みだし、浸透させるという個々の生活、社会を支えている営みであり、それを学ぶのが経済学です。
現代のグローバル社会の様々な課題を分析し、解決するためには、理論的支柱と客観的なデータ分析能力が必要です。
経済理論と統計学の基礎正確に理解し経済理論の応用力、データ解析能力ならびにコミュニケーション能力を高いレベルで取得します。
国際政治経済学科:政治、経済の相互の依存が進んだ現代社会の様々な課題を政治学、経済学の体系的な知識の上に立ち、時代、国境を超えるグローバルで多角的な目線から分析し、解決案を提案し、実行できる能力を養います。
社会が抱えるどのような課題も、データや理論に基づく分析なしには本質を見極めることはできません。
その為に政治学と経済学のカリキュラムとして、政治学、経済学、公共哲学に加え分析手法や方法論を学びます。
入試の方式
政治経済学部の一般選抜は文系学部ですが数学も必須科目な点が要注意です。
一般選抜の試験科目:外国語+国語+数Ⅰ・数A+※選択科目+総合問題
※地歴・公民、数学、理科から選択
その他に以下のような入試方式があります。
・大学入学共通テスト利用入学試験
・グローバル(海外就学経験者)入学試験
・外国学生入学試験
・グローバル(社会人)入学試験
・学士入学試験
・転部試験
・転科試験
・科目等履修生選考
偏差値
偏差値:70.0
早稲田大学の中でも偏差値が高めの学部で、就職面、社会的評価も高いことから人気の学部です。
特に文系でも数学が必須科目なことが特徴で、数学の対策が必須となります。
逆に数学が得意な文系の学生は有利に受験に挑めるでしょう。
入試の傾向
一般選抜では共通テストの点数と独自試験(総合問題)の点数の総合点で合否判定されます。
総合問題:早稲田大学の独自の科目で日本語、英語、分析力、読解力、表現力等が問われる長文の総合問題です。
点数は100点で試験時間は120分です。
データの分析問題、読解総合問題、英作文の3つから構成されており、マーク式、記述式の両方の形式です。
科目は1科目なのですが試験時間が2時間で、長文問題なので集中力、スピード感も求められます。
共通テストでは点差が少ないこと、配点が大きいことから、この総合問題はかなり重要な試験です。
他にはない独特な試験なので必ず赤本で問題を解き、先生に添削してもらうようにしましょう。
また早稲田大学の公式サイトでも解説がされているので必ずチェックしましょう。
まとめ
今回は早稲田大学の政治経済学部について簡単にご紹介いたしました。
早稲田大学の中でも偏差値は高めで、就職にも強いことから人気の学部です。
政治経済学部の受験を検討される方は、早稲田大学公式サイトの情報を必ずチェックしましょう。
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