勉強するのに最適な時間はいつ?時間帯ごとの勉強法を解説|大学受験エリート

勉強するのに最適な時間はいつ?時間帯ごとの勉強法を解説

 

 

勉強する時間帯によってメリット・デメリットや、適した勉強方法があります。

本記事では、勉強時間を

 

①朝、

②午後(昼食後〜夕方)

③夜、

④すきま時間

 

の4つに分けました。

それぞれのメリット・デメリットやおすすめの勉強方法について解説します。

 

早朝の勉強

まず、早朝に勉強することのメリット・デメリットは下記のとおりです。

 

メリット

・脳がフレッシュな状態

・短時間の勉強で集中力が増す

 

デメリット

・そもそも早く起きれない

・睡眠不足になりやすい

 

早朝は脳がよく働くため、集中して勉強をすることができます。

なぜなら、人の脳は、寝ている間に記憶が整理され、朝目覚めた時には脳内がすっきりとしているためです。

学生や社会人であれば、早朝は通学や通勤時間の前の限られた時間しか確保できない人も多いでしょう。

しかし、勉強できるリミットが決まっているからこそ、短時間で集中して勉強に取り組むことができます。

 

早朝は脳内がすっきりしているため、アウトプットの勉強に適しています。

たとえば数学の計算問題のように、ひらめきが求められる科目がおすすめです。   

 

ただ、1つ注意点があります。

朝の時間を確保するために睡眠時間を削るのはやめましょう

適度な睡眠時間を取らないと記憶の定着ができません。

また、睡眠時間を削ることは体調を崩す原因にもなります。

寝る時間と起きる時間を決めて、習慣化することが重要です。

 

午後(昼食後~夕方)

次に、昼食後〜夕方の時間帯に勉強することのメリット・デメリットは下記のとおりです。

 

メリット

・発想力が高まる

・空腹時に集中力が増す

 

デメリット

・昼食後は眠気に襲われる

 

昼食後の午後の時間帯はドーパミンやアドレナリンの分泌が活発になり、最も力を発揮しやすい時間帯です。

また、夕食の時間が近づくにつれてお腹がすいてきますよね。

空腹時は脳が活性化し、記憶力や集中力が高まる事が分かっているのです。

したがって、昼食後〜夕方の午後の時間帯は、国語・社会・英語などエネルギーを使う勉強がおすすめです。

 

しかし、一方で昼食後は眠気を感じやすい時間帯です。

食事を取ることにより、血糖値が上昇します。

そして、上がった血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。

このインスリンの分泌が眠気の原因です。

 

眠気対策として3つのポイントがあります。

・昼食は腹八分目におさえる

・10分程度の仮眠をとる

・10分程度の散歩をする

 

昼食後の眠気を覚ますために、上記3つを試してみてください。

 

夜の勉強

次に、夜に勉強することのメリット・デメリットは下記のとおりです。

 

メリット

・記憶に残りやすい

・周囲が静か

 

デメリット

・疲労が溜まっている

・だらけてしまう可能性が高い

 

夜は周囲が静かなため、勉強に集中することができます。

また、夜に勉強したことは睡眠によって記憶を定着させることができるのがメリットです。

したがって、夜の勉強は英単語や歴史などの暗記科目の勉強がおすすめです。

 

夜に勉強するデメリットは2点あります。

まず、夜は1日活動したことにより、脳も体も疲れている点です。

疲労を感じている中で無理やり勉強しても集中はできません。

 

どうしても疲れていても勉強を進めたい場合、疲れを取るため、以下の3点を試してみてください。

・ストレッチをする

・10分~15分ほどの仮眠をとる

・チョコレートやアメなどで糖分を補給

 

また、夜は時間の制限がないため、やろうと思えば何時まででも勉強できてしまいます。

しかし、終わりの時間を決めずに勉強することにより、集中できずにだらけてしまいます。

そして夜遅くまで勉強することは、睡眠不足で翌日に影響が出てしまうのがデメリットです。

あらかじめ勉強を終わらせる時間と寝る時間を決め、適度な睡眠時間を確保しましょう。

 

すきま時間の勉強

学校や仕事などにより、どうしてもまとまった勉強時間を確保することが難しい人も多いでしょう。

しかし、机に向かった勉強がすべてではありません。

通学・通勤中の電車や入浴中など、すきま時間を使えば勉強することはできます。

いかにすきま時間を有効活用できるかが重要です。

 

すきま時間を使った勉強のメリット・デメリットは下記のとおりです。

 

メリット

・短時間の勉強で集中力が増す

・場所に関係なく勉強できる

 

デメリット

・やりすぎるとストレスになる

 

通学・通勤中は勉強できる時間が限られているため、短時間で集中して勉強に取り組むことができます。

また、単語帳や参考書などを持ち歩けば、場所に関係なく勉強できます。

 

移動中や入浴中などのすきま時間に向いているのは、英単語や歴史など暗記物の勉強です。

しかし、すきま時間を意識しすぎるとストレスに感じてしまうこともあります。

疲れているときは体を休め、メリハリをつけて勉強しましょう。

 

まとめ

当記事では、勉強する時間帯ごとのメリット・デメリットや、おすすめの勉強法について解説しました。

朝、午後、夜、すきま時間それぞれの時間帯に最適な勉強法があります。

時間帯ごとの勉強方法を意識して実践することにより、効率よく集中して勉強することができるでしょう。 

 

どの時間帯にも共通していますが、疲れているときは無理やり勉強せずに、しっかりと休息をとることを心掛けてください。

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