高校に入学して制服を着ると中学の自分とは違い大人っぽく雰囲気が変わり始めますね。
高校生活は、いろいろな人と出会うことで自分の視野がさらに広がります。
人付き合いもそれまでと変わり、彼氏や彼女ができたり部活や学校行事への参加など。
社会人になってもその話題は尽きることはない宝物のような経験をすることができる時期です。
ですが高校生は、大学受験に向けて勉強をさらに深めていく時期でもあります。
受験勉強を始める時期は高校一年生からがベスト。
他の人よりも早く勉強をする習慣づけにもなり、基礎をしっかりと振り返ることができます。
今回は、そんな高校一年生の勉強方法を紹介します。
受験は先でも基礎をしっかり固められる時期
高校一年生の時期は、受験勉強の基礎をしっかり固められる時期です。
応用問題などが少なく、分からないことも解決しやすいのがこの時期。
特に基礎が必要になるのは、英語と数学です。
この2科目は、基本がしっかりできていないと応用問題が出てきた時に、正しい答えの導き方がわかりづらいです。
英語は文法が日本語とは全く違います。
文法をきちんと理解できていないと英語の問題をとけなくなったり、英作文ができなくなったり。高校一年生の早い段階で基礎を固めておくことで、難問にも取り組むことができるようになります。
つまずいたら一度中学の英語に戻ってみると、理解を深めて進化できますよ。
数学は、公式を全て使いこなせるようになることが必要。
中学で習った基礎はもちろん、数学Ⅰなどで新しく覚えたものもすべてです。
問題文に適した公式を使うことで正しい答えが導き出せる数学は、受験での大きなカギとなります。
わかりづらくなったら、人に公式の使い方を教える意識で自分の理解を深めてみましょう。
人に上手に教えられる先生のようなレベルになると、きちんと数学への理解が出来た証拠になります。
勉強する習慣を早めに身につけられる
高校一年生のうちから受験なんて早いと思う人もいるかもしれません。
ですが生活の中に勉強する時間を最初に組み込むことで、早めに勉強する習慣を身につけることができます。
習慣をつけることで、勉強の時間を有効活用できるようになり短時間で集中した成果を出すことができるようになります。
特に習慣化してほしい科目は、国語。
毎日活字を読むことで、問題文を読むことに慣れていきます。
気分が乗らないときには1日5分教科書を読むだけでもオッケー。
課題文で気になるものがあったら読み深めてみると、就職の面接時に話の輪が広げたり、社会人になってからも話題を広げることができますよ。
苦手科目をなくすことができるのも高校一年生の特権
苦手科目を早いうちに克服することができるのも、高校一年生の特権です。
基本を抑えておくことで、高校二年生から更に問題が難しくなったときに応用をきかせやすいです。
この時挑戦をしてほしい科目は、古文です。
古文は、日本語とは全く文法が異なった外国語のようなものですね。
実は多くの先輩受験生に苦手科目のアンケートを調査したところ、1位数学、2位英語、3位古文といった結果が。
苦手分野を克服することで試験への合格率は、ぐんと上がりますので早めに克服をしたいですね。
古文を苦手とする人の勉強法は、単語と文法の基礎をきちんと押さえること。
それと古文を好きになることがなによりです。
おもしろいことにYouTubeを検索するとポップスを古文に直して歌いなおしたものがあります。
同じ歌でも全く違った雰囲気で聞くことができて古文の魅力を感じやすいですよ。
モチベーションの上がらないときは
勉強に対するモチベーションが上がらない時は、無理をしないこと。
そうしたときは最低限のノルマだけを作り、気分転換に他のことをしましょう。
ノルマとしての課題は、
「英単語、数学の公式を1日30個覚える」
「活字を読むこと」
「古文の単語を覚える」
など。
自分がこなせる程度の課題だけこなして残りの時間は自分の気分転換への時間にしましょう。
高校一年生は周りの雰囲気もあり、受験勉強のためにモチベーションを維持するのは至難の業です。
周りと楽しく過ごす時間も高校生活の醍醐味なので、無理をしないようにしましょう。
勉強をしておくことのメリット
勉強を習慣づけておくことは、メリットがいっぱい。
メリットがあるとやる気もアップしますね。
勉強をすることのメリットをまとめました。
・受験前に慌てなくてすむ
・将来の選択肢が広がる
・人間としての深みが増す
受験のために勉強をすることで、自分のやりたいことを仕事にすることができます。
しっかり勉強しておくと日常での会話の中でも人として一目置かれる存在にもなれますね。
メリットがあることは自然と続いていきます。
自分が得をしていることをしっかり考えて取り組んでみてください。
「攻め」の姿勢は、なによりも人を成長させてくれます。
しっかり考えてみてくださいね。
勉強時間はどのぐらいが目安?
高校一年生の勉強時間は、どのくらいか気になりますよね。
実は、高校生一年生の勉強時間は生活が変わったこともあり、人によってまちまち。
がっつり勉強時間を5時間ほど確保している人もいれば、1日1時間しか取れない人も。
高校一年生のうちは、勉強の基礎をしっかり押さえて勉強する習慣を付けることを目標に、自分のできる範囲で取り組んでみてください。
勉強の成果が表れるのはテストの結果です。
結果が思ったように伸びていないと感じたり、勉強を習慣付けるのが自分だけでは難しいと感じる場合は、通信教育を利用してみましょう。
自宅学習時間を有効活用でき、その時間を勉強に集中してあてることができます。
勉強の正しい方法がわかるようになると、テストでも効率よく点数が取れるようになるのでぜひ試してみてください。
まとめ
高校一年生の勉強方法を今回はまとめました。
高校一年生は、受験は遠いものと考えがちですが、それぞれの教科の基礎を固められる大切な時期です。
自分の状態を知りたいときは、学校のテスト以外が必要です。
全国模試を受けたりして時々刺激を受けるようにしましょう。
大きな目標をかなえるための小さな目標達成の積み重ねは自信につながります。
勉強を毎日の習慣にしてしまうと、受験前にも余裕をもって過ごせます。
受験に合格することは、将来の選択肢が大きく広がることを覚えておいてください。
いざというときに慌てないように今のうちから毎日の勉強時間を確保しておきましょう。