受験勉強にひたむきに頑張っている子供を応援したい!
毎日の努力を一番間近で見ている親御さんにはこのような気持ちが芽生えます。
しかし、なんと声掛けをしたら良いか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・勉強を頑張っている人に「頑張れ!」は逆効果かな?
・「応援している!」と伝えることが逆にプレッシャーにならないかな。
このようなことで応援に悩むというお声をよく聞きます。
そこで今回は、受験生が実際にかけられて嬉しかった言葉をご紹介します!
ぜひ参考にしていただき、受験生を後押ししましょう!
1.受験生の心理とは
受験生は人生でこれまで経験したことがないくらい机に向かい、日々学習に取り組んでいます。ただでさえ体力的にキツい中、「志望校合格」という大きな目標に向かって、見えないプレッシャーとも戦っています。
このようにひたむきに頑張る息子・娘に対して素直に褒める気持ちを持つことが重要です。
親御さんも日々せっせと仕事に取り組み忙しい毎日を送っていますが、頑張る子供を見て、逆に力を貰えるという声もあります。
子供の努力を素直に認め、尊敬することが自然と温かい言葉につながります。
まずは、子供の置かれている環境を理解してあげましょう。
2.実際に嬉しかったメッセージ8選!
では、実際に受験生が家族からもらって嬉しかったメッセージを8つご紹介します。
(1)思いっきり頑張ってこい!
たくさんの努力をしてきた子供には、限りなく不安を持つことなく本番に向かって欲しいものです。
受験は最後は思い切りやりきり、後悔しないようにするだけですので、力強く気合いの入る言葉をかけてあげましょう!
前日・当日に背中を押してあげる言葉になります。
(2)無駄な努力は一つもないよ!
受験勉強中、一番間近でその努力を見てきたのは親御さんです。
その努力に間違いはなかったことを伝えてあげましょう。
今までの努力を認めてあげることで、不安の解消につながったり、自信がついたりとポジティブな気持ちが生まれてくるでしょう。
子供も一番近くで見ている親御さんからの言葉には非常に勇気をもらえます。
(3)いつでも味方でいるよ
受験勉強中、子供は見えないプレッシャーと闘い続けています。
そんな中、最大の心強い味方は家族です。その気持ちを素直に子供に掛けてあげましょう。
受験に対して不安な様子が見えてきた際に掛けてあげると良いでしょう。
(4)自慢の子供だよ!
子供は誰しもが親にみと親に認められると嬉しいと感じます。
親から褒められることは率直に嬉しいですし、もっと頑張ろうという気持ちになります。
受験という大きな戦いに挑んでいる自慢のお子さんに素直に伝えてあげましょう。
(5)後悔だけはしないように!
受験中は不安な気持ちや焦る気持ちなどあれこれ出てくることで、大きなプレッシャーを感じます。
そんな中、「結局は後悔しないようにやり切るだけだ!」という大事なポイントを伝えてあげることで、気持ちが吹っ切れ、集中力も上がります。
学習内容などにあれこれ口を出すと、かえってプレッシャーになりかねませんので、肩の荷が降りるような声掛けが大事です。
(6)どっちでも大丈夫だからね!(落ちても)
受験生が感じる一番大きなプレッシャーは、「不合格」です。
落ちたらどうしようと悩む受験生に、安心感を与える声掛けがとても大事です。
確かに、子供が浪人生となった時にかかる費用、生活費、その他諸々気になってしまう気持ちはもちろんわかります。
しかし、大事なのは目の前の受験に全力で力を発揮してもらうことです。できるだけプレッシャーを取り除くようポジティブな応援を心掛けましょう。
親の焦りは子供に伝わります。落ちた時は落ちた時に考えれば良いのです。
意外と、人生はなんとかなるもんですよ。
(7)いつも通りやれば大丈夫!
試験本番で緊張するのはもちろん当たり前です。
受かりたいという気持ちが強ければ強いほど緊張は高まるものです。
いつも通りに、力を発揮すれば大丈夫!という気持ちをそのまま伝えてあげましょう。
緊張がほぐれ、重くなっている肩の荷が降りることでしょう。
(8)終わったら好きなもの食べに行こう
長い間頑張ってきた受験勉強、後は本番で力を発揮するだけです!
本番後、家族みんなでその努力を労ってあげる。その気持ちを伝えましょう。
後はやり切るだけだ!と気持ちも楽になるはずです。
3.逆効果?掛けてはマズい言葉も
掛ける言葉によっては、さらにプレッシャーを感じてしまった。
という例もあるようですので、ご参考までにご紹介します。
(1)絶対大丈夫!
一見、ポジティブな言葉に見えますが、受験生はかなりセンシティブになっています。
・根拠は?なんで大丈夫と思うの?
・こんなにピンチなのに!
と、逆に焦りを与えてしまう可能性があります。
ポイントとしては、「合格・不合格」に直結するワードに受験生はかなり敏感です。
その過程・努力を素直に褒める声掛けをしましょう。
(2)もっと頑張ろう!
日々、長時間机に向かって努力している中、このような言葉をかけられると、
気持ちが切れてしまい、モチベーションが低下しかねません。
頑張らなければいけないことは本人が一番理解していますし、学校や塾などでも嫌というほど「頑張れ!」と言われています。
リラックスさせたり落ち着かせたりすることが家族の役目です。
(3)必ず合格してね!
これは、本人にとってかなりプレッシャーになってしまいます。
この世に100%はありません。
どれだけ頑張っても予想外の事態に陥ることは長い人生いくつかあるものです。
繰り返しになりますが、子供をポジティブな思考に導くには、「過程」を認め、褒めてあげることが大事です。
4.まとめ
今回は、受験に挑む子供達への応援メッセージ事例をご紹介致しました。
受験生の一番の味方は親御さんです!大事な子供が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、不安を取り除き、リラックスさせてあげる言葉を掛けましょう。