大学受験で何校受ける?併願校の決め方と注意点は?|大学受験エリート

大学受験で何校受ける?併願校の決め方と注意点は?

 

大学受験の際、何校受けるべきか答えを出せずにいる方も多いことでしょう。

大学受験では、第一志望、第二志望(実力相応校)、滑り止め校(安全校)と段階を分けて決めます。

併願校の決め方と注意点を知ることで、無理のないスケジュールを組むことが可能になります。

 

大学受験は何校受ける?

大学受験で何校受けるかは、受験生の悩みのひとつでしょう。

第一志望校が私立大か国公立大かによって、どのような組み合わせで併願校を決め、何校受けるのかを考えなければなりません。

悔いのないように大学受験を終えられるよう納得の行く受験日程を組むために、私立大と国公立大がそれぞれ第一志望の場合の受ける校数を詳しくご紹介いたします。

 

私立大が第一志望の場合

私立大が第一志望の場合、併願校の数に縛りはありません。

しかし、受験の日程や金銭面などを考慮すると、第一志望校を含めて3~4校受けるのが一般的です。

 

国公立大が第一志望の場合

国公立が第一志望の場合、私立大を併願校にする場合と国公立大を併願校にする場合では、受けられる校数が異なります。

私立大を併願校にする際には、私立大が第一志望の場合と同じように併願校に数の縛りはありません。

ですが、受験の日程や金銭面などを考慮すると、受験校は3~4校にするのが一般的でしょう。

また、国公立大と私立大の両方を併願校にすることも可能です。

その場合も合計で3~4校多い場合には5~7校程度が一般的です。

 

国公立大のみの併願は何校まで?

国公立大の受験の日程は、最大で前期日程・中期日程・後期日程の3回あります。

そのため、最大で3校受けられます。

ただし、私立大の併願の場合と大きく異なるのは、前期日程で入学金を納めてしまうと、中期日程も後期日程も受験ができなくなる点です。

中期日程や後期日程も受けたい場合には注意しましょう。

 

併願校の決め方と注意点とは?

併願校を決めるときの注意点は全部で7つあります。

併願校を決めるときは、偏差値だけでなく、受験科目や日程など、さまざまな観点から決めるようにしましょう。

それでは、併願校の決め方の注意点をそれぞれ詳しく解説いたします。

 

①受験科目を確認する

学部学科によって、受験科目が異なります。

第一志望校の受験科目に沿って勉強をしますが、併願校の受験科目が違ってしまうと受験自体を諦めるか、併願校で必要な科目をプラスで勉強するかの2択になってしまいます。

受験科目を増やすと負担が大きくなり、第一志望校の勉強に割けた時間が併願校のための勉強に割かなければならなくなるなど、本末転倒な結果になってしまいます。

そのため、併願校も受験科目が同じ学部学科を選ぶようにしましょう。

 

②出題形式を確認する

出題形式はマーク式と記述式の2種類があります。

マーク式の勉強を中心に行っている場合には、記述式の問題に躊躇することも考えられます。

出題形式を事前に確認し、マーク式だけでなく記述式もある場合には、マーク式にも記述式にも対応できるように勉強をすることが重要です。

また、大学によって出題傾向が異なるため、事前に確認した上で対策をしましょう。

 

③偏差値を確認する

大学の偏差値を確認することで難易度がわかり、第一志望校以外の第二志望校や滑り止めの大学を決めることが可能になります。

そのため、偏差値を確認することは重要です。

 

④第一志望校が最後になるように日程を組む

どんなことでも初めてのことは不慣れで自分の実力を100%出すのはとても難しいことです。

それは受験も同じです。最初の試験が第一志望校だった場合、不完全燃焼で終えてしまう可能性が高いと言わざるをえません。

ですから、併願校の受験日が第一志望校の前になるように日程を組みましょう。

ただし、併願校の受験日が第一志望校の受験日の前日にならないようにしましょう。

 

⑤受験日が連日にならないように日程を組む

大学受験は慣れない環境で試験を受けるため、疲労がたまりやすくなります。

また、合格したいと思う気持ちからプレッシャーもかかってしまっていることでしょう。

受験日が続きすぎてしまうと、心も体も疲弊してしまいます。

どの受験日にも自分の実力を最大限出せるようにコンディションを整えられる日程を組みましょう。

 

⑥受験のための宿泊は一度で済むよう日程を組む

受験をする度に受験料がかかります。決して安い金額ではありません。

そこに受験のための宿泊費がかかると、経済的な負担になることは明らかです。

何度も飛行機や新幹線などの交通費がかからないように日程を組むことも大切です。

また、何度も宿泊を伴う日程にしてしまうと、体に疲労がたまってしまうため、体のことも考え、なるべく宿泊を伴う受験は一度で済むよう日程を組みましょう。

 

⑦入学手続きの期間を確認する

入学手続きの期間は、合格発表から数週間である場合が多く、入学金を支払わないと入学を辞退したとみなされます。

そのため、併願校の入学手続きの期限までに第一志望や第二志望校の合格発表があるように受験の日程を組むのが理想的です。

 

まとめ

大学受験で何校受けるかは受験生にとって、判断が難しいことのひとつです。

ですから、偏差値をはじめ、受験科目や出題形式、無理のない日程などに配慮し、併願校の決め方のポイントをしっかり押さえて決めることが大切です。

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