あらかじめカリキュラムが決まっている塾とは違い、家庭教師の授業時間は分かりにくいですよね。
学校が終わった後の平日夕方だけでなく、土日や平日昼間の指導も相談が可能なのかは、家庭教師を検討する上で気になるポイントです。
ここでは、家庭教師は土日や平日の指導もOKなのかについて、メリットや注意点も含め詳しく解説していきます。
ぜひ家庭教師を考える際の参考にしてみてください。
家庭教師に土日や平日昼間の指導を頼むのはOK?
家庭教師を頼む場合、土日や平日昼間に指導を頼むのはOKなのか気になるポイントですよね。
基本的な家庭教師のシステムについては以下の通りです。
曜日や時間の指定は基本的に自由
家庭教師では、曜日や時間の指定は基本的に自由です。
そのため、双方の都合が合えば土日や平日昼間に来てもらうことも可能です。
塾の場合は、複数の生徒が同時に授業を受けるので、自分の都合でスケジュールを変更することはできません。
部活や習い事などで授業の時間に間に合わなければ、その授業を受けることを諦めざるを得ないのが実情です。
その点、家庭教師や曜日や時間を自由に設定しやすいので、フレキシブルに学習を進められるのが便利なポイントと言えます。
自分の都合に合わせられるのが利点
前述のように、家庭教師は自分の都合に合わせてスケジュールを組めるのが大きな利点です。
また、塾に通う必要がないため、両親が共働きなどで親の送り迎えが難しい場合でも安心して指導を受けることができます。
部活や習い事も頑張りたいけれど、塾に通う時間が取れないため、やりたいことを我慢しなければならない。
そんな悩みを抱えている人にこそ、家庭教師はおすすめの勉強方法と言えるでしょう。
曜日や時間を絞りすぎるデメリットとは?
家庭教師は曜日や時間を自由に設定できるのがメリットですが、条件を絞りすぎると以下のようなデメリットが生じる恐れもあります。
条件に合う先生が見つかりにくい
曜日や時間を絞りすぎるデメリットとして、条件に合う先生が見つかりにくいという点が挙げられます。
たとえば「月曜日の18時~20時」という条件と、「月~金曜日の18時以降」という条件を比べると、後者の方が圧倒的に先生を見つけやすくなります。
家庭教師をしている人の多くは、大学生や社会人などです。
そのため、先生の側にもさまざまな都合があり、曜日や時間を限定しすぎるとスケジュールが合いにくくなってしまうのです。
できるだけ多くの先生を紹介してもらうためには、希望する曜日や時間にある程度の幅を持たせることが大切と言えます。
指導を受ける本人である子供とも相談をして、可能な限りスケジュールの空きに幅を持たせるようにしましょう。
指導の曜日・時間は変更可能?
家庭教師は、塾に比べて自分の都合に合わせやすいのが利点だと述べましたが、最初に決めたスケジュールから指導の曜日や時間は変更可能なのかも、チェックしておきたいポイントです。
家庭教師による指導の曜日・時間変更の可否は以下の通りです。
授業がスタートしてからでも変更は可能
授業がスタートしてからでも、指導の曜日や時間を変更することは可能です。
利用している家庭教師センターによって細かな規則は異なりますが、一般的には変更したい日時と先生の予定が合えば、指導に来てもらう日を変えることができます。
急な予定でいつもの曜日や時間に指導が受けられなくなった場合だけでなく、例えば「テストの直前に復習をしておきたいので指導を受けたい」などの理由でも変更は可能です。
このように融通が利くという点も家庭教師のメリットと言えるでしょう。
ただし、大前提として家庭教師の先生と都合が合う必要があるという点は覚えておく必要があります。
急な変更はなるべく避ける
指導の曜日や時間を変更することは可能といっても、急な変更はなるべく避けるようにしましょう。
自分の都合ばかりを優先して頻繁に指導の日を変えてばかりいると、家庭教師の先生に迷惑がかかってしまうからです。
先にも述べたように、家庭教師をしている人の多くは大学生や社会人なので、元々の指導日に合わせてスケジュールを組んでいるケースも少なくありません。
マンツーマン指導の家庭教師においては、互いの信頼関係がとても大切です。
良好な関係を築くためにも、基本的には「固定の日からなるべく予定を動かさない」というマナーを守るようにしたいですね。
まとめ
家庭教師は土日や平日昼間の指導もOKなのかについて詳しく見てきました。
家庭教師は自分の都合に合わせて指導の時間を選べるのが魅力ですが、希望の日時をピンポイントで絞りこみ過ぎたり、予定を頻繁に変更したりすると、スムーズに授業を受けることができなくなる恐れもあります。
フレキシブルに指導を受けられるという利点は活かしつつ、上記にご紹介したような基本的なマナーは守って、家庭教師を上手に利用してみてください。