個別指導が魅力の家庭教師ですが、家以外で指導を受けるのは「あり」なのか「なし」なのか、気になるポイントですよね。
ここでは、家以外の場所で家庭教師からの指導を受けるケースについて、メリット・デメリットなどを詳しく見ていきます。
家庭教師に家以外で教えて貰うことは可能?
家庭教師というと「自宅に先生が来て指導を受ける」というイメージがありますが、実は家以外の場所で教えて貰うことも可能です。
家以外の場所でも可能なケースが多い
家庭教師を派遣するセンターによっても異なりますが、家以外の場所でも指導可能としているケースは少なくありません。
・家では勉強に集中できない
・年少の兄弟、姉妹がいて家の中がうるさい
・自宅に他人を呼びたくない
など、さまざまな理由で家以外の場所を希望する場合は、センターや家庭教師の先生に相談してみると良いでしょう。
色々な場所に対応している
家庭教師の派遣は、色々な場所に対応しています。
よく利用される場所としては、
・図書館の自習室
・ファミレス
・家庭教師の自宅
などが挙げられます。
図書館の自習室は、周囲の騒音を気にせずに勉強できるのが利点です。
また、スペースを利用する料金がかからないのも嬉しいポイントと言えます。
適度な雑音がある方が集中できるという人には、ファミレスもおすすめです。
ドリンクバーが併設されている店舗であれば、お茶代をリーズナブルに済ませることもできます。
また、家庭教師の自宅に生徒が行って指導を受けるというパターンもあります。
家以外の場所で指導を受けるメリットとは?
家以外の場所で指導を受けるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
・集中力がUPするケースもある
・自宅を整える必要がない
・先生に対する気遣いが要らない
集中力がUPするケースもある
自宅で学習する習慣が身についていない子の場合、家ではなかなか集中できないことがあります。
そういった場合、家以外の場所で指導を受けることで集中力がアップするケースも珍しくありません。
図書館やファミレスなど公共の場所に移動すると、「リラックスモード」から「やる気モード」にスイッチが切り替わりやすくなります。
その結果、家で指導を受けるよりも効率的に学習を進めることが出来るのです。
自宅を整える必要がない
家庭教師を家に呼ぶ場合は、自宅を勉強のできる環境に整えなければなりません。
特に、マンガやゲームなど集中のさまたげになるものは、あらかじめ片付けておく必要があります。
また、玄関・リビング・トイレなど勉強部屋以外の場所も掃除をしたり、先生用のスリッパを用意したりという手間も発生します。
家以外の場所に家庭教師を呼ぶ場合は、こうした手間を省くことが出来るのも利点の一つです。
先生に対する気遣いが要らない
家で指導を受ける際には、先生に出すためのお茶やお茶菓子を用意する必要もあります。
また、指導を受けている間は、勉強の邪魔になるような騒音を立てないようにするなどの気遣いも必要です。
特に、小さなきょうだいがいる場合は、指導の間、他の子どもに静かにしているように言い聞かせるのも一苦労でしょう。
毎週のこととなると、そうした配慮を負担に感じるケースも少なくありません。
家以外の場所での指導であれば、そのような負担を感じる必要もないと言えます。
家以外の場所での指導にはデメリットもある
家以外の場所での指導にはメリットがある反面、次のようなデメリットもあります。
・場所によっては集中しにくいケースも
・お店などへの配慮が必要
・余計な費用が発生することも
場所によっては集中しにくいケースも
家以外の場所で指導を受ける場合、選ぶ場所によっては却って集中しにくいケースもあります。
特に、ファミレスなどの店舗では、お客さんが多いときは話し声や食器の音が気になって勉強に集中できないことも少なくありません。
また、図書館の自習室も、敷地内でイベントなどが開催される日は、思いのほかにぎやかな場合があります。
家以外の場所を指定するときには、あらかじめ混雑する時間帯やイベントの有無などをチェックしておくと安心です。
お店などへの配慮が必要
公共の場所で勉強をする際には、お店などへの配慮が必要です。
混雑する時間帯に長居をすると、お店に迷惑がかかってしまいます。
さらに、店舗によっては店内での勉強を禁止しているところもあるので、事前に確認しておきましょう。
図書館の自習室など静かな場所で指導を受ける場合は、周囲の利用者への配慮も大切です。
大きな声を出すなどの行為は周りの迷惑になってしまうため、注意しなければなりません。
余計な費用が発生することも
ファミレスなどの店舗を勉強場所に使う場合は飲食代が発生します。
子供の分に加えて、先生の分も負担しなければならないので、回数を重ねるごとに出費がかさんでしまいます。
また、家から徒歩で行けない場所を指定する場合は交通費も発生します。
この場合も、子供の分だけでなく先生の交通費も負担する必要があります。
指導料に加えて余計な費用が発生するのはデメリットと言えるでしょう。
まとめ
家庭教師に家以外で指導を受けるメリットやデメリット、注意点などを詳しくご紹介しました。
指導の場所を決める際には、上記にご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。