子どもの将来を考えたときに、中学受験を受けさすべきか迷っている親御さんもいることでしょう。
中学受験をするとなると子どもの力だけでなく、親のサポートも必ず必要となってきます。
そんなときに、中学受験をするメリットを親がよくわかっていないと適切なサポートができません。
そこで今回は、中学受験をするメリットと受験をすることによって起こるデメリットについてもご紹介していきます。
なぜ中学受験をする必要があるのか、この記事を見て学んでいきましょう!
中学受験をするメリット
中学受験をすることは、これから大人になって社会に出ていく上で、とてもメリットが大きいといえます。
そんな、中学受験をすることのメリットは以下の4つです。
・努力ができるようになる
・将来が広がる
・高校、大学受験の負担が軽くなる
一つずつ見ていきましょう。
勉強をする習慣が身につく
中学受験は小学4年生ぐらいから始めるのが一般的とされています。
そのような頃から勉強に取り組むことで、だんだんと勉強をすることが習慣化されていきます。
勉強の習慣は小学生の頃だけでなく、中学や高校に入ってからも続くので一生ものの財産となるでしょう。
このように、中学受験は小さい頃から勉強をする習慣をつけることに、とっても役立つといえます。
努力ができるようになる
中学受験は少しの努力で成功するほど甘くはありません。
そんな険しい道のりだからこそ、乗り越えたときに努力ができる子どもになっていることでしょう。
特に中学受験は約3年間勉強に励むことになるので、途中で投げ出さずに最後までやり遂げる力も身につきます。
努力が報われたという成功体験は大人になってからも大きな経験です。
そんな経験ができる中学受験は努力ができる子に育てるのに役立つといえます。
将来が広がる
中学受験を成功させることで、お子さんの将来は大きく広がります。
学歴はもちろん、受験をしたという経歴も活きてくるでしょう。
中学受験は将来への投資です。
中学受験をさせてあげることで、お子さんのこれからの可能性を大きく広げることができます。
高校・大学受験の負担が軽くなる
私立の中学校は中高一貫教育を行なっているところが多くあります。
そのため、受験を受けて中高一貫校に入学することで、高校受験の負担が軽くなることでしょう。
高校だけでなく系列大学との提携を行なっている中学校ならば、その大学への入学のハードルも大きく下げることができます。
高校、大学受験の負担を減らせるのも中学受験をするメリットといえるでしょう。
中学受験をするデメリット
中学受験にはメリットだけでなく、デメリットもあることを頭に入れておきましょう。
中学受験をするデメリットは以下の3つです。
・子どもが勉強を嫌いになる可能性がある
・友達と遊ぶ時間が少なくなる
一つずつ見ていきましょう。
経済的負担が大きい
中学受験の対策として、塾や家庭教師と契約することが多いでしょう。
これらは子どもの学習をサポートしてくれる大事な投資ですが、親にしてみればかなり大きな出費となります。
そのほかにも、受験費用や入学金、授業料といったように、さまざまな方面からお金がかかります。
中学受験をするということは、大きな経済的負担を抱えることになるということを頭に入れておく必要があるでしょう。
子どもが勉強を嫌いになる可能性がある
中学受験は小学4年生、早くて3年生あたりから始まります。
遊び盛りのこの時期に勉強を強制することによって、子どもが勉強を嫌いになってしまう可能性があります。
子どもが自発的に勉強をしなくて焦るかもしれませんが、子どもが勉強を嫌いにならないように無理なプレッシャーはなるべく与えないようにするのが大切です。
友達と遊ぶ時間が少なくなる
子どもにとって遊ぶことは良い人間関係や人格形成のためにも必要です。
しかし、受験勉強に追われていると、友達と遊ぶ時間がなくなってしまうことも少なくないでしょう。
勉強も大事ですが、ほどほどに友達と遊ぶ時間を作るなど、勉強と遊びを両立させるのも中学受験を成功させるために重要な要素といえます。
中学受験をするメリットについてのまとめ
今回は中学受験をすることのメリットについて紹介してきました。
最後に本記事の内容を振り返ってみましょう。
中学受験はお金も労力もかかる人生の大イベントです。
遊び盛りのこの時期に勉強に励むのは子どもにとってかなり大変な経験になるかもしれません。
しかし、そのような経験をしてでも中学受験を受けることには大きなメリットがあります。
この記事を読んだ親御さんは、お子さんの将来のためにもぜひ中学受験を選択肢の一つにしてみてくださいね!