「お金や時間の関係で塾に通えないけど、中学受験に合格できる?」
「塾を利用しようかどうか迷っているけど、どうしたらいい?」
「塾なしで中学受験に合格する方法が知りたい」
中学受験において、塾を利用するか否かということはとても重要です。
とはいえ、最近は塾を利用して当然、塾に通わないと合格できない、といった風潮が高まっていて、塾なしでの中学受験に挑戦しようとしている人は不安を感じてしまうかと思います。
そこではっきりいっておくと、「塾なしでも中学受験合格は可能」です。 この記事では、
・塾なしで中学受験を成功させる方法、コツ
これらについて解説していくことで、塾を利用するか迷っている人や、塾なしでの中学受験に不安を感じている人を全力でサポートしていきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
塾なしで中学受験をするメリット3つについて解説
ここでは、塾なしで中学受験に挑戦するメリットについて解説します。
受験費用を抑えられる
最も目に見えてわかりやすいメリットは、塾に通う分の費用を抑えられるという点です。
中学受験の塾の月謝は5万円から8万円と言われています。
4年生から6年生まで塾に通う場合、3年間で200万円から300万円かかることになります。
塾なしならその分のお金を使わなくて良いのですから、大きな差になります。
加えて、中学受験にかかる費用は塾の費用だけではありません。
入学金や滑り止めの学校の受験料などを全て合算すると、100万円ほどになるとまで言われています。
ただでさえ費用のかかる中学受験で塾の費用も支払っていては、とんでもないお金がかかってしまうことがわかるかと思います。
自分のペースで勉強できる
塾に通うと、塾のカリキュラムや授業方針に沿って勉強する必要があります。
自分で勉強できない子には良いかもしれませんが、ある程度自律している子には負担になりかねません。
塾なしなら、自分のペースで勉強できます。
自分の苦手な部分や弱い部分を重点的に勉強したり、その日の気分に合わせて勉強する教科を選んだりできるようになります。
つまり、勉強の柔軟性が高まるということです。
のびのびと勉強する方が得意な場合は、むしろ塾なしの方が効率的な勉強ができるという場合もあります。
親の負担が減る
子どもを塾に通わせる場合、親がやらなければいけないことが増えます。
塾への送り迎えや夕ご飯のお弁当作り、子どもの宿題管理などがその典型です。
特に共働きの家庭の場合、こういった仕事はかなり負担になります。
しかし、塾なしでの中学受験合格を目指す場合は、こういった負担が全てなくなります。
諸事情で以上のようなサポートが困難な場合は、塾なしでの中学受験にチャレンジしてみることも視野に入れておきましょう。
塾なしで中学受験をするデメリット3つについて解説
ここでは、中学受験に塾なしで挑むデメリットについて解説します。
受験情報が手に入りにくい
受験情報が手に入りにくいというのは、みなさんが今思っているよりも大きなデメリットです。
受験情報とは、
・第一志望校の試験科目や頻出範囲
・受験日程や時間
主にこれらの情報になります。
これらの受験情報というのは、もちろんメール等で通知されるわけではありません。
自分で調べて、自分の力で集める必要がある情報です。
受験情報の収集は、意外にも面倒で難しいのです。
というのも、ネットにはさまざまな情報が存在しており、その中には正しくないものや正しくても過去のものがたくさんあるからです。
こういった点は、塾にいればほぼ自動的に正しい最新情報が入ってくるので便利です。
つまづいた時に自分で解決することが難しい
もし勉強をしていてわからないところが出てきたらどうするのが良いでしょうか。
一番の解決法は、先生に質問をしにいくことです。
塾を利用していたら、いつでも先生に質問しにいくことが可能です。
しかし、塾なしで中学受験をする場合は、質問できる先生がいません。
学校の先生や親が対応できる範囲にも、限りがあります。
モチベーションの維持が大変
塾に通っていると、自分と同じかそれ以上の目標をもって努力している子どもたちがたくさんいます。
また、塾の先生は生徒たちを鼓舞するプロです。
そんな環境にいたら、自然と受験勉強のモチベーションは高い状態を維持できます。
一方で、塾なしなら勉強仲間もいませんし、鼓舞してくれる先生もいません。
モチベーションの維持が難しいということも、塾なしの大きなデメリットになります。
塾なしで受験を成功させるコツ3選
ここでは、塾なしで第一志望に合格する、つまり中学受験を成功させるコツを3つ紹介します。
塾なしでの中学受験を決めた人は、ぜひ参考にしてください。
親が全面的にサポートする
塾なしでの中学受験には親のサポートは必要不可欠です。
そもそも塾に関わらず、食事や睡眠といった健康面をサポートすることが親には求められます。
塾なしなら、それに加えて
・正確かつ最新の受験情報の収集
・受験日程や受験計画の把握
・出願等に必要な書類の入手と提出
・子どもの相談に乗るといった精神面のサポート
以上のことを実践する必要があります。
仕事や家事に加えて以上のことをするのは負担かと思いますが、塾なしでの中学受験には不可欠なことばかりなので、頑張りましょう。
早い段階から勉強に慣れる
塾では勉強せざるをえない環境が整っているため、勉強慣れしていなくても自然と勉強できます。
しかし、塾なしで中学受験をする子どもが受験期に突然たくさんの勉強をするのは難しいです。
ですから、塾なしで中学受験をする場合は、それを想定して早い段階から勉強を習慣づけておく必要があります。
カリキュラム的に4年生から塾を利用する人が多いので、3年生や4年生から毎日必ず勉強するクセをつけさせておくといったことが必要です。
そうすることで、本格的な受験勉強が始まる時期には、勉強する友達や先生がいない環境でも自主的に勉強することが可能になっていることでしょう。
評判の良いテキストを使って正しい勉強法を実践する
適当にテキストを購入し、それに取り組んでいるようでは、塾なしでの中学受験は厳しいでしょう。
塾では、長年の研究や経験、ノウハウに基づいたカリキュラムとテキストが使用されます。
そんな子どもたちをライバルに持つのに、適当に買ったテキストで対抗しようとしても敵うはずがありません。
もし中学受験に成功した知り合いがいればアドバイスをもらったり、塾で面談だけ受けてそこでおすすめテキストを紹介してもらったり、ネット上で口コミや評判を調べたりすることで、質の良いテキストの情報を集めることができます。
そのテキストや問題集を用いて、正しい勉強法を実践することが大切です。
正しい勉強法は人それぞれなので紹介することが難しいですが、正しい勉強法の判断基準は紹介できます。 判断基準は、
・勉強が作業になっていないか
・日々成長を感じているか
この3つを日々意識していくと、自分が今正しい勉強法を実践しているのかどうか判断できます。
ぜひ、参考にしてください。
家庭教師がおすすめ!
塾なしでの中学受験は可能ですが、少し厳しい道のりになることがわかっていただけたかと思います。
「費用を抑えて、自分のペースで勉強できて、親の負担も減らすことができるサービスがないかな...」
今、みなさんはこう思っていることでしょう。
実は、そんなサービスはあります。
「家庭教師」です。 家庭教師なら
・塾ほど拘束時間が長くないので自分のペースで勉強できる
・お弁当や送り迎えの必要がないため親の負担が減る
・受験情報を教えてくれる
・質問ができる
・先生が励ましてくれる
このように、「塾なしのデメリットを解決してメリットだけをとる」ことが可能になります。
ぜひ、利用を前向きに検討してみてください。
まとめ
塾なしの中学受験について解説しました。
厳しい道のりとはいえ、合格は可能です。
この記事を参考にしたり、家庭教師を利用するなどして乗り越えましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。