英語は他の科目と比べ、家庭教師選びが難しい科目になります。
また、利用する側が求めるもので、適する家庭教師が変わるものでもあります。
この記事では、英語の家庭教師の選び方とその相場について解説していくので、気になる人は是非チェックしてみて下さい。
英語の家庭教師は当たり外れが大きい
学生の英語科目というのは、他の科目に比べて特徴的な科目だと言えます。
さまざまな角度から問われる科目で、できない人はさっぱりできません。
家庭教師の中にも英語だけ苦手という人もいて、中には英語を教えられない人もいるくらいです。
そう考えると、英語の家庭教師は当たり外れが大きいと言えるでしょう。
家庭教師を雇って子供の英語の学力を上げるときは、慎重に選ぶようにして下さい。
英語の家庭教師を選ぶ際の注意点
英語の家庭教師は、慎重に選ぶ必要があります。
時間をかけないで選んでしまっては、家庭教師を雇っても成績アップには繋がりません。
ここでは、英語の家庭教師を選ぶときの注意点を紹介していきたいと思います。
日本人を選ぼう
英語だからと、英語圏の家庭教師を雇う人がいますが、家庭教師自体は日本人で問題ありません。
学校の英語の学力を上げるためには、学校の英語科目に適した学習が必要になります。
英語が母国語の人は、確かに英語について私たち日本人が太刀打ちできるものではありません。
しかし、それで「日本の学校で行われる英語の勉強の対策ができるか?」と聞かれると、答えはNOです。
学校での成績を上げたいなら、学校での勉強に適した学習が必要になります。
日本で勉強してきた日本人家庭教師は、この部分を深く理解しているのです。
学校でのテストの点数を上げたり、受験の対策をしたいのなら、英語科目の勉強を教えるのが上手な日本人家庭教師を選ぶようにして下さい。
英会話は英語の点数を上げるには効率が悪い
「英会話ができるようになれば英語の点数が上がる」と考えて、子供に英会話の先生を付けるような親がいますが、これはあまり効率が良くありません。
確かに英会話ができるようになれば英語の成績は上がるでしょう。
しかし、英語の成績が上がるくらいの英会話を習得するには、かなりの勉強量が必要になります。
それなら素直に英語のテストで点数を取れる勉強をしていたほうが、圧倒的に効率がいいものです。
グローバル社会の今、英会話はさまざまな場面で使えるものなので決して無駄なものではありません。
しかし、学校のテストや受験対策としてはそこまで必要ないものになります。
個人契約はあまりおすすめできない
家庭教師を雇うには、家庭教師センターから紹介してもらう以外に、自分で見つけて個人契約をする方法があります。
英語の家庭教師を雇うときは、この個人契約はあまりおすすめできません。
家庭教師センターから派遣される英語の家庭教師は、それだけ英語のスキルや学力をチェックされています。
チェックをして「問題ない」と判断された人だけが、英語の家庭教師として働くことができます。
しかし、個人で家庭教師をしている人の中には、英語のスキルや学力がなくても英語の家庭教師として登録している人もおり、このような人と個人契約をしては、子供の英語の学力を上げることはできません。
他の科目よりも教えるのが難しい英語だからこそ、正しい指導ができる先生を選ぶことが大事になります。
英語の家庭教師のおすすめの選び方
ここでは、成績を上げられる英語の家庭教師を選ぶために大事になる選び方を紹介していきます。
こちらを参考にして英語の家庭教師を探してみて下さい。
本格的に学びたいなら英語専門の家庭教師サービスを選ぶ
家庭教師センターの中には、英語専門の家庭教師を派遣しているところもあります。
英語専門の家庭教師センターは、それだけ英語に特化した家庭教師を集められていると言えます。
「子供が英語がかなり苦手で、なんとしても英語の学力を上げたい」という場合は、英語専門の家庭教師センターを選ぶようにしましょう。
英語4技能全て教えられる家庭教師を選ぼう
当たり外れが大きい英語の家庭教師。
良い英語の家庭教師を選ぶことができれば、『聞く・話す・読む・書く』という英語4技能、全ての能力を伸ばすことが可能です。
しかし、専門性が低い家庭教師を選んでしまうと、この4技能の全ての能力を伸ばすことが難しくなります。
「ライティングは教えてくれるけど、リスニングは教えてくれない」というようでは、英語のトータルの学力は上がりません。
もし、学生家庭教師を選ぶのなら、英語学科を専攻していたり、海外留学経験があるような家庭教師を選ぶようにして下さい。
そうすることで、4技能全ての能力を伸ばすことができるでしょう。
英語の家庭教師の相場料金はこちら
英語の家庭教師は他の科目の家庭教師同様、学生だと安くなり、プロだと高くなるものです。
相場料金としては2,000~4,000円と、他の科目の家庭教師の相場と大差はありません。
英語が堪能な家庭教師は料金が高くなることが多く、料金をチェックすることでその先生の英語力を判断することができます。
相場以下の家庭教師は英語力に疑問がつくこともあるので、少なくても相場程度の家庭教師を選ぶようにしましょう。
英語の家庭教師は特に時間をかけて選ぼう
英語というのは、学生が勉強する科目の中でも特殊な科目になります。
学ぶ側もそうですし、教える側も苦労する科目であり、専門性を持った人でなければ成績アップには繋げられません。
英語の家庭教師を選ぶときは、家庭教師の選び方が重要になってきます。
適当に選んでしまっては子供の成績が上がることはありません。
英語の家庭教師に関しては、時間をかけてじっくり選ぶようにして下さい。