家庭教師の個人契約と家庭教師センターの各メリット・デメリット|大学受験エリート

家庭教師の個人契約と家庭教師センターの各メリット・デメリット

 

家庭教師には、大きく分けて個人契約と家庭教師センターの2つがあることをご存知でしょうか。

「どっちを選ぶのがオススメなの?」と気になるかもしれませんが、特徴がそれぞれで異なるため一概にどちらが良いとは言えません。

大切なのは、自分の希望や目的に合っている方をしっかり考えて決めることです。

本記事では、個人契約と家庭教師センターの意味や各メリット・デメリットについて解説していきます。

これから家庭教師を利用しようとお考えの方は、ぜひお読みください。

 

個人契約とは

個人契約とは、第三者を介入させずに教師と家庭が直接契約することです。

個人契約を行う方法として、「知人による紹介」、「大学生協による紹介」、「マッチングサイトの活用」の3つがあります。

この中で最もポピュラーなのは、家庭教師専門のマッチングサイトを活用するやり方です。

多くの教師が登録されており、プロフィールを比較しながらじっくり検討することができます。

自分の希望条件に合った教師を効率良く探せるので、個人契約で家庭教師を始めたい人はぜひ活用してみてください。

 

家庭教師センターとは

家庭教師センターとは、雇用している教師を各家庭へと派遣する会社のことです。

教師と家庭の間を仲介する第三者としての役割を果たしているため、個人契約よりも安心して契約できます。

家庭教師センターと一口に言っても、会社によってサポート体制や指導方法などさまざまなので、公式サイトや資料請求などで詳細をチェックしましょう。

 

個人契約のメリット

個人契約で家庭教師を依頼する場合のメリットについて紹介します。

 

コストを抑えられる

個人契約で家庭教師を利用するメリットとして、かかる費用が比較的安いことが一番に挙げられます。

家庭教師センターと違って、入会金やサポート管理費といった諸費用が発生しません

さらに授業料においても、第三者の介入によるマージン料がないため、その分安価で指導を受けることができます。

ただし、マッチングサイトを利用する際に紹介料がかかることは念頭に入れておきましょう

 

融通が利きやすい

個人契約では、教師と家庭が直接話し合って詳細を決めていきます。

そのため希望を細かく伝えることができ、条件の融通が利きやすいのがメリットです。

授業の日程や回数を変更したい場合も、柔軟に対応してもらえやすい傾向にあります。

 

個人契約のデメリット

次は個人契約のデメリットを解説します。

検討する際はメリットだけを見るのではなく、デメリットについても必ず把握しておきましょう。

 

トラブルが起こったら自己責任となる

個人契約で何らかのトラブルが起こっても、誰も助けてくれないため自分で解決せざるを得ないのが難点です。

こちらがどんなに気を付けていても、トラブルが起こる可能性は決して0とは言えません。

金銭的な問題、教師と生徒の人間関係、教師によるドタキャンなど様々なケースが考えられます。

さらに個人契約は直接交渉のため、「辞めたいけど気まずくて言いにくい…」といった悩みを抱えてしまうこともあります。

 

家庭教師センターのメリット

家庭教師センターにも、個人契約にはない独自のメリットがあります。

個人契約とどちらが良いか迷っている人はぜひチェックしましょう。

 

サポート体制があるので安心

会社にもよりますが、基本的に家庭教師センターではサポート体制が整っています。

トラブルが発生した際の対応や、勉強に関する相談ができるサービスなど用意されているため、安心して始められるのが魅力です。

さらに受験に関する膨大なデータを持っているので、有益な情報も教えてくれます。

志望校に本気で受かりたいと思っている人には特にオススメです。

 

教師のレベルが高い傾向にある

家庭教師センターに雇われている教師たちは、指導スキルが高い傾向にあります。

定められている採用基準をクリアしていたり、指導のための研修を受けていたりするからです。

教師は現役の学生と経験豊富なプロの2種類に分かれるため、自分はどちらが向いているかを考えて選びましょう。

 

家庭教師センターのデメリット

家庭教師センターにおけるデメリットは以下の通りです。

 

費用の負担が大きい

家庭教師センターに依頼する場合の最も大きなデメリットは、料金の負担が大きくなりやすいことです。

授業料にはマージン料が含まれるため、個人契約よりも高額となる傾向にあります。

さらに授業料の他にも入会金などの諸費用を支払う必要があるので、全体でどれくらいかかるのか必ず事前にチェックしておきましょう。

 

すぐに授業を始められない

家庭教師センターと契約を交わしても、即日で指導を受けられるわけではありません。

契約当日に「来週の定期テスト対策をしてほしい!」と言っても、希望に応えられないこともあるため注意しましょう。

 

おわりに

今回は、個人契約と家庭教師センターの各メリット・デメリットについて解説しました。

個人契約には家庭教師センターみたいなサポート体制は無いですが、費用を抑えることができます。

コスト面を重視したい人や、トラブルが発生しても自分で対処できる人にはオススメです。

家庭教師センターは料金が高いですが、その分しっかりサポートしてくれる心強さがあります。

どちらが良いか検討する際には、本記事でお伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。

 

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