勉強をする上で重要なやる気。
受験という長期間の勉強をするのならやる気の維持が重要になってきます。
この記事では、勉強するやる気が出ないときに是非実践して欲しい対処法をいくつか紹介していくので、やる気の低下に悩んでいる受験生の方は参考にしてみて下さい。
やる気を回復できないとどんどん成績が落ちていく
受験勉強というのは長期間の戦いになります。
1ヶ月そこらで終わるものではなく、長い間、取り組むものです。
だからこそ、この長期間の勉強を続けるためにはそれだけのやる気が必要になります。
しかし、常に高いやる気を維持できる人というのは、ほんのわずかです。
ほとんどの人が、勉強に対するやる気をどこかで落としてしまうことが多くなります。
勉強というできればやりたくないものをしているわけで、やる気が落ちてしまうのはある意味仕方のないことかもしれません。
大事なのは「一度落としてしまったやる気をどう持ち直すか?」ということです。
この記事では、そんな勉強をするやる気が出ないときの対処法をいくつか紹介していきたいと思います。
みるみるやる気が回復する4つの対処法を紹介
ここでは、簡単にやる気を回復させられる4つの対処法について解説していきます。
全て行うのではなく、自分に適したものでやる気を回復させ、志望校合格を目指して頑張ってみて下さい。
“合格した自分”と“合格できなかった自分”をイメージする
合格をした後に待っている人生というのは、勉強をするやる気をアップさせられる大きなものになります。
「あの大学に入ったらどういうキャンパスライフが待っているか?」
というのはもちろんのこと、「大学を卒業した後の人生」などを想像するのもいいでしょう。
それだけではなく、「志望校に落ちたときの自分」というのもイメージすることで、より緊張感を高めて勉強を続けられます。
「行きたかった大学に受かった友達に劣等感を持つことになる」
「ランクが落ちる大学だから就職するのも苦労するだろう」
などと考えることで、「そのルートを回避しなければ」と、勉強に身を入れることができます。
合格後の人生だけをイメージしては、受験に対する緊張感はそこまで持てません。
程よい緊張感を持ちながら勉強にやる気を出したい人は、不合格後の自分もイメージするようにして下さい。
勉強後の自分へのご褒美を用意する
なにかを行うときに、ご褒美があるのとないのでは大きな違いがあります。
仕事なら給料というご褒美があり、これがあるから仕事をしている社会人は必死に働くのです。
登山をするとなると、山頂からのきれいな景色もご褒美と言えるでしょう。
勉強をするときも、ご褒美を用意するのとしないのでは、モチベーション維持に大きな影響を及ぼします。
・勉強後に食べるおやつを用意しておく
・月曜日から土曜日まで頑張ったら日曜日に美味しいものを食べに行く
・1ヶ月頑張ったら1日丸々勉強をしないで遊びに行く
・半年頑張ったら新しいスマホを買い替えてもらう
このように、期間を細かく区切ったご褒美を用意することをおすすめします。
期間を細かく区切ることで、一時的なやる気アップだけではなく、長期的に高いやる気の維持が可能です。
時間を細かく区切って勉強する
長い時間、一気に勉強をするというのはそれだけのやる気がなければできないものです。
また、長時間の勉強は始めるときに億劫さを感じてしまうもの。
高いやる気を維持して勉強をするのなら、時間は細かく区切って行うようにしましょう。
「1時間刻みで勉強して合間に15分程度休憩を挟む」
ということをすれば、勉強を始める億劫さを感じることなく、トータルで長時間の勉強が可能です。
自分が一番得意な分野の勉強をして気分転換をしよう
苦手な分野の勉強というのは、やる気が出ないものです。
問題を何度も間違っていると、それだけでやる気が削がれることもあるでしょう。
やる気が出ないときは、思い切って苦手分野ではなく得意分野の勉強をするようにして下さい。
スラスラ解けたり間違いなしで問題を何問も解くことで、「苦手分野でもできるかも?」ということを感じさせてくれます。
「一度得意分野で気分を高めて、高まってから苦手分野を行う」
というように、自分のやる気をコントロールできるようになれば、もうやる気低下に悩まされることはありません。
勉強をする環境を変えるのもおすすめ
勉強のやる気が出ない人は、勉強をすることに対してマンネリを感じていることが原因の場合もあります。
いつも同じ場所で同じことをしていると、人はそれをマンネリに感じてモチベーションが削がれてしまうものです。
ここでは、勉強に対するマンネリを感じている人に是非実践して欲しい2つのことを紹介していきます。
新しい勉強道具を用意する
勉強のマンネリを打開したい人におすすめなのが、「ペンやノートといった勉強道具を新しくしてみる」というものです。
新しいペンやノートを使うことで、気持ちのリフレッシュをすることができます。
女性ならかわいらしいペンを使ってみたり、男性ならかっこいいノートを使ってみたりすることで、勉強をする楽しみを得られます。
勉強道具を買い換えるというのは、それだけお金がかかってしまうかもしれませんが、そのままやる気がない状態で勉強をしていても良い結果は出ません。
ほんの数千円でやる気を上げられるというのは安い買い物だと言えます。
勉強する場所を変える
いつも自宅の机で勉強しているのなら、それもマンネリの原因になってしまいます。
勉強をする環境を変えることで、そのマンネリを打破することが可能です。
・部屋の模様替えをして机の位置を変える
・図書館やカフェで勉強する
特に、図書館で勉強をするというのはお金がかかりませんし、他にも勉強している人がいるのでそれをやる気アップのための奮発材料にすることも可能です。
「あの人も頑張ってるから自分も頑張ろう」という、仲間意識を持つことで高いやる気で勉強をすることができます。
いかにやる気を維持できるかが成績アップに繋がってくる
受験というのは長いマラソンのようなものです。
ときには足を止めたくなることもあるでしょう。
やる気がない状態が続いてしまうと、どんどん後続のランナーに抜かれてしまいます。
やる気が落ちるのは仕方ないとして、「どれだけ早く再び走り始められるか?」というのが大変重要です。
やる気が出なくて勉強に力が入らない人は、この記事で紹介した対処法を実践してモチベーションをアップし、ゴールまで駆け抜けてみて下さい。