「難関中学合格のためには4年生から受験勉強をすべきって聞いたけど、本当？」
「合格のために4年生からすべきことはある？」
難関中学校合格のためには、小4から勉強することが大切になってきます。
しかし、中学受験は初めての経験で、何をしたらいいのかわからないという子どもや親御さんは多いです。
そこでこの記事では、
・4年生でやるべきこと
・4年生からの受験勉強で注意すべきこと
これらについて解説し、4年生からの勉強のスタートダッシュを成功させる手助けをしていきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
中学受験は小学4年生から勉強すべき！その理由を解説します
難関中学校の受験勉強は、4年生から始めた方が有利です。
ここでは、その理由について解説していきます。
余裕を持てる
中学受験だけでなく、高校受験、大学受験など全ての受験について言えることがあります。
それは、「早く始めれば始めるほど有利になる」ということです。
単純に勉強時間が増えるという点で有利なのは当たり前ですが、何より「余裕を持って勉強できる」という点が大きいです。
ただでさえ受験は精神的な負荷がかかるものなのに、時間的にも成績的にもギリギリの勝負をしていたら限界がきてしまいます。
余裕を持って勉強するためにも、4年生から受験勉強を始めることをおすすめします。
勉強への耐性がつく
「勉強への耐性がつく」というメリットは、4年生だからこそ言えることです。
中学生や高校生は、定期テストなどがあるため勉強せざるをえない環境にいます。
ですから、ある程度勉強に慣れた状態で受験勉強を始めることができるのです。
しかし、小学生は特に猛勉強をしなくても良い環境にいるので、勉強慣れしていない子どもが多いです。
ほとんどの時間を受験勉強に当てなければいけない中学受験において、勉強慣れしていないまま小5や小6から受験勉強を始めるのは、とても負担になります。
ぜひ、4年生から勉強に対する耐性を身につけておきましょう。
中学受験を成功させるために小4でやるべきこととは？
ここでは、中学受験のための勉強で小4がやるべきことを紹介します。
勉強に慣れる
先ほども説明しましたが、まずは何より勉強に慣れることが大切です。
小4から寝る間も惜しんで勉強したり、自由時間を無理矢理削ってまで勉強したりする必要はありません。
まずは1日30分からでもいいので、少しずつ勉強する習慣をつけましょう。
その時に大切なのが、「毎日勉強する」ということです。
どうしても忙しい時は、数分でも良いので勉強しましょう。 毎日継続することで、小6から本格的に受験勉強をするときの負担が大幅に軽減されます。
計算と漢字を徹底する
小4の段階では、細かい成績や順位を気にする必要は全くありません。
むしろ、目先の評価にとらわれて誤った勉強を実践する方が危険です。
しかし、4年生でも必ず徹底してほしいことがあります。
それは、「計算」と「漢字」の練習を徹底することです。 小5や小6で本格的な受験勉強を始めると、必ずどうしてもつまづいてしまう時がきます。
そんな時に役に立つのが、「完成された基礎力」、つまり「計算力と漢字力」です。 計算と漢字の対策を小5から始めるのは遅すぎます。
4年生から受験勉強を始めるなら、計算の練習と漢字を覚えることだけは徹底してください。
塾や家庭教師を利用する
勉強習慣を確立したり、計算や漢字の練習を徹底したりすると良いとは言っても、4年生の子どもが自分だけの力で全てをこなすのは無理があります。
そこで、塾や家庭教師の利用をおすすめします。 塾や家庭教師が教えてくれるのは、勉強だけではありません。
小4の今の時期にどんなことを勉強すべきか どんな教材を利用して勉強するといいのか 正しい勉強方法 以上のような、勉強に関すること全てをサポートしてくれます。
初めての受験で右も左もわからない4年生にとって、塾や家庭教師の利用は効果的です。
4年生からの受験勉強で注意すべきこと
ここでは、4年生から受験勉強を始める家庭が抱えがちな問題や注意点について解説していきます。
習い事との両立は可能
小4から受験勉強を始める人の中には、習い事をしている人も多いかと思います。
場合によりますが、4年生の段階では受験勉強と習い事の両立は可能です。
子どもが続けたいと思っているのなら、続けさせてあげましょう。
しかし、いつ辞めるのか、週何回習い事に行くのかと言ったことは、必ず受験勉強を始める段階で親子で相談しておきましょう。
良い親子関係を保つために
自分でできることの少ない小学生にとって、受験の合否は親子関係に左右されると言っても過言ではありません。
しかし、だからといって過剰に子どもに干渉するのは良くないです。
大事なのは、「精神的なサポートをすること」です。
勉強面については、塾講師や学校の先生、家庭教師がサポートしてくれます。
親子で受験に関する会話をする際は、勉強のことを教えるのではなく、悩みや愚痴を聞いたりするといったメンタル面のサポートを心がけてください。
まとめ
4年生の中学受験ですべきことについて解説しました。
4年生は勉強習慣がつくかつかないか、勉強が好きになるかならないかが決まる大切な期間です。
この記事を参考に、ぜひ4年生からの受験勉強を成功させてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。