中学受験を控えている子どもの中には受験前に学力がグッと伸びる子もいれば、伸び悩む子もいます。
そんな、学力の伸びやすい子とそうでない子の違いはどこにあるのでしょうか？
そして、中学受験で学力が伸びやすい時期はあるのでしょうか？
そこで今回は中学受験について以下の内容でご紹介していきます。
・中学受験で伸びる子とそうでない子の違い
・中学受験で親ができるサポートについて
受験前に学力の伸び悩みを引き起こさないためにも、ぜひ受験生のお子さんを持つ親子さんはチェックしてくださいね！
中学受験で伸びる時期はあるの？
もちろん学力の伸びは個人差があるため、この時期になれば急に学力が伸びると断言できるものはありません。
しかし、一般的に伸びる子が学力を一気に伸ばしてくる時期があります。
それは小学6年生の夏休みです。
その理由としては、小学6年生の夏休みぐらいになると受験に向けて、今までの総合問題が出題されます。
だいたいこの総合問題で躓きやすくなるのですが、これまでの勉強をしっかりして、基礎がしっかり固まっている子は一気に他の子との差を広げていきます。
そのため、基礎が身に付いている子はこの夏休みの時期に学力が伸びやすい傾向があるといえるでしょう。
中学受験で伸びる子と伸びにくい子の違いはどこにある？
中学受験で受験前に一気に学力が伸びる子もいれば、なかなか伸びないという子もいるでしょう。
では、その違いはどこにあるのかを見ていきましょう。
中学受験で伸びやすい子
中学受験で伸びやすい子は以下のような特徴があります。
・目指す目標がしっかりしている
・勉強をサボらず取り組める
・自分にあった塾や家庭教師がいる
受験で伸びやすい子は親にやらされているのではなく、明確な目標を持って自分から勉強をしています。
そのため、勉強に楽しさを見出したり、まじめにサボらず取り組めたりすることができるでしょう。
そのほかにも、自分にあった塾や家庭教師がいることで周りからのサポートをしっかり受けられているという特徴もあります。
長い受験勉強で最後にばててしまわない体力はもちろん、自主的に勉強できる子が伸びやすいといえるでしょう。
中学受験で伸びにくい子
中学受験で伸びにくい子の特徴は以下の通りです。
・自主的な勉強が苦手
・基礎を理解していない
受験生の中には気持ちがなかなか受験に向がないという子もいることでしょう。
そのような子は明確な目標を持っていないため、自主的な勉強が不得意な子が多いです。
自主的に考えて勉強をする習慣がないと、ラストの総合問題で詰まりやすくなり、最終的に伸び悩むケースがあります。
中学受験で伸び悩まないためにはしっかりと考えて、基礎を固めておく必要があるでしょう。
中学受験で学力を伸ばすために必要なこと
中学受験で学力を伸ばすためには親のサポートも必要不可欠です。
子どもが中学受験で伸び悩まないためにも、親が子どもにしてあげられるサポートについて見ていきましょう。
しっかりと睡眠を取らせる
学力を上げるためにハードな勉強はかえって逆効果です。
特に睡眠時間を削っての勉強は日頃の学校生活にも異常をきたします。
徹夜での勉強は記憶の定着にも非効率だということも研究で言われているので、子どもが頑張りすぎて睡眠時間を削らないように気をつけて見てあげる必要があるでしょう。
必要以上に追い込まない
なかなか学力が伸びてこないと、焦りから厳しい言葉をかけたくなることもあるでしょう。
しかし、必要以上にプレッシャーを与えてしまうと子どものやる気が一気に削がれてしまいます。
やる気が湧かない状態での勉強は伸びづらく、悪い結果になりやすいです。
中学受験の最中は子どもを追い込まないようになるべくポジティブな言葉をかけてあげるようにしましょう。
メンタルサポート
遊び盛りの小学生の時期に勉強漬けの毎日はストレスが溜まるものです。
ストレスを溜め込んだまま勉強をしても集中が続かず、勉強の効率は下がってしまうでしょう。
親はそんな子どものメンタルを維持できるように、愚痴を聞いてあげたり、たまにはリフレッシュさせてあげたりするなどメンタル面のサポートもしっかり行う必要があります。
中学受験で伸びる時期についてのまとめ
今回は中学受験で伸びる時期や伸びやすい子どもの傾向などを紹介してきました。
最後に本記事の内容をまとめてみましょう。
・学力が伸びやすい子は明確な目標があり、自主的に勉強ができる
・受験で伸び悩まないために親のサポートは必要不可欠
受験が迫っているのに子どもの学力が上がってこないと、どんどんと焦りが募ってくることでしょう。
しかし、そのような焦りをぶつけるのは子どもにとって逆効果です。
お子さんが受験前に学力を伸ばせるように親御さんがしっかりとサポートしてあげてくださいね。