中学受験の勉強を頑張っていても、子どもが時々だらけてしまったり、やる気が感じられないことってありますよね。
その子どものやる気を引き出すことは、親のちょっとしたひと手間で簡単にできます。
本記事では、子どものやる気を引き出す方法を解説しました。ぜひ最後までご覧ください。
子どものやる気は引き出せる
中学受験を志した子どものやる気を維持したり、引き出すことは誰でも可能です。
子ども自身が自分のやる気を引き出すようになることが最善ですが、小学校6年生にそれを要求するのは難しいでしょう。
子どものやる気は親が加えるひと手間で、簡単に引き出すことができます。
やる気1つで行動や集中力がぐんと変わるのが子どもです。
やる気などのメンタル面もしっかりサポートして、子どもの中学受験を応援しましょう。
子どもをやる気にさせる方法
子どもをやる気にさせる方法は様々なものがあります。
子どもの性格や使う場面によって異なるので、使えそうなものから試してみてください。
紹介する方法は以下の5つです。
・環境を変える
・映画や漫画で刺激を与える
・一言褒め言葉を付け加える
・テンションの上がる文房具を与える
小さな目標を立てる
中学受験の勉強は本番の小学校6年生2月がまだまだ先だと感じる小学校4、5年生の頃から始まります。
そのため、中学受験合格をイメージしてやる気を出すには、時間がありすぎるのです。
そのため、子どものやる気を引き出すには中学受験合格という大きな目標の前に小さな目標を設定し、達成感や自己肯定感を高めてあげることが効果的になります。
塾に通っていればカリキュラム、勉強のスケジュールは設定されているので小さな目標は誰でも持っているはずです。
しかし、それをしっかりクリアするべき目標と意識している子どもは多くありません。
ただ、塾に通って勉強していたらクリアしていたという感覚の子どもがほとんどでしょう。
なので、子どもにまず小さな目標を立てさせたら、それを食事の際や、会話時に確認してみましょう。
子どもが小さな目標を意識するように促すことが大切です。
環境を変える
子どもは環境に強く影響を受けるので、やる気を引き出すにはやる気の出やすい環境に入れてあげる事をおすすめします。
塾に通えば、同じく中学受験合格を狙って頑張っているライバルの背中を見ることになるのでやる気が出やすくなります。
勉強の環境を変えることはもちろんですが、志望校を見に行ったり、机の周りを整理したり子どもの生活環境を変える事もおすすめです。
映画や漫画で刺激を与える
受験をテーマにした映画、漫画や難しい目標に向かって努力し続けるようなストーリーの映画、漫画を見せることで、子どもが思わぬ刺激を受けてやる気を出すことがあります。
子どもは大人が思っている以上に物語に影響を受けます。
なので、映画や漫画が好きな子どもであれば、受験や努力に関するモノを見せてみてもいいかもしれません。
ただ、漫画などはハマってしまうと勉強時間が奪われてしまうので、注意が必要です。
一言褒め言葉を付け加える
ちょっとした一言で子どもの気分やテンションは大きく左右されるので、子どもの行いや結果に対して必ず一言褒めてあげましょう。
例えば、小学校のテストなどは中学受験の勉強をしている子どもからすればかなり簡単なレベルなので、高得点を取りやすいです。
それは子どももわかっています。
しかし、それでもしっかり100点などの高得点を取れた事は嬉しいので、しっかり褒めてあげましょう。
また、結果だけでなく毎日塾に通っていることや、家でも勉強している事を一言褒めてあげてください。
テンションの上がる文房具を買ってあげる
可愛いシャーペンやかっこいいノートがあるだけで勉強のやる気が湧くというのは誰しも経験があると思います。
気分が少し上がるだけで子どもはやる気を自ら引き出すようになります。
なので、文房具1つでやる気は簡単に変わったりします。
もしずっと同じ文房具を使っていたりした場合は、一度一緒に文房具屋にいったり、少し値段の張るペンやノートを買ってあげるのも効果的です。
やる気が出ない原因は親？
子どもが勉強にやる気が出ていない原因は親の言動という可能性もあります。
やる気を引き出すのも重要ですが、やる気を削ぐような言動を控えることも同じくらい重要です。
特に親からの「プレッシャー」や「過保護ともいえるほどのサポート」は、子どものやる気を削いでしまいます。
親は子どものやる気を引き出そうと考えて伝えた言葉でも、子どもにとってはプレッシャーとなっていて逆効果ということもあります。
子どもの能力やポテンシャルを信じた上で、励ましていたとしても、プレッシャーになってしまうことがあります。
また、親が子どもの目標設定や自宅学習のサポートを過剰にやってしまうと、子どもは自分でやり切ったという達成感や自己肯定感を感じる事が難しくなる場合があります。
やる気は自身の内側から湧いてくるものなので、過剰に干渉しすぎない事が重要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、子どものやる気を引き出す方法を5つ解説しました。
・小さな目標を立てる
・環境を変える
・映画や漫画で刺激を与える
・一言褒め言葉を付け加える
・テンションの上がる文房具を与える
子どもは性格がそれぞれ違うので、最適なやる気の引き出し方も違ってきます。
なので、長い目で見て子どもにとって最適なやる気の引き出し方を見つけていきましょう。