勉強に最も効果的な休憩時間ってどれくらい?適切な休み方も併せて解説|大学受験エリート

勉強に最も効果的な休憩時間ってどれくらい?適切な休み方も併せて解説

 

 

長時間勉強をするのなら、机に向かいっぱなしではなく適切なタイミングできちんと休憩をとりましょう。

合間に休憩をとることで、その後、より効果的な勉強をすることができます。

ここでは、正しい休憩方法や休憩時間などを紹介していきたいと思います。

 

受験生は休憩なしで頑張りすぎてしまう人が多い

受験というのは、時間との戦いでもあります。

限られた時間の中で、志望校合格のための勉強をすることになるので、時間が足りなくなることもあるでしょう。

そのため、「勉強の合間の休憩時間すらもったいない」と考え、休まずに長時間の勉強を行うような人もいます。

しかし、休憩をしないで勉強をし続けるというのは、学習効果を低くしてしまう行為です。

効率の良い勉強がしたいのなら、合間合間に休憩を挟むのを忘れないようにしましょう。

 

休憩時間はどれくらいがいい?おすすめの時間を紹介

休憩が大事だというのは理解できても、「どれくらい休めばいいのかわからない」という人もいると思います。

常に一定の時間で休むのではなく、そのときの状態に合わせて短くしたり長くしたりするのがおすすめです。

5〜10分程度休む短いパターンと、1時間程度休む長いパターンの2種類を使い分けるようにしましょう。

それまでの勉強時間などを考慮して、「長く休んだほうがいいな」と感じたときは1時間程度休み、

「まだいけるけどちょっと休んでおこうか」というときは5~10分程度休む

というように、そのときの状態を考慮して休むようにしましょう。

 

 

また、本番の試験が近い時期は、自分が受ける試験の時間に合わせて休憩をとるのもおすすめです。

本番の試験に合わせて休憩をとることで、体に試験の流れを植え付けることができます。

日頃から、この流れに慣れておくことで、試験のときの休憩中に何をすればいいのかわからなくなることもありません。

 

学習効果を最大限上げられる休憩方法を紹介

休憩はただ休めばいいというわけではありません。

その後の学習効果を上げたいのなら、休み方も重要になってきます。

ただペンを置いたり参考書を閉じたりするだけでは、正しい休憩方法とは言えません。

その後の勉強に繋げられる休み方が求められるのです。

 

休憩中は机から離れよう

まず、できるだけ机から離れるようにして下さい。

椅子に座るという姿勢は、血液のめぐりを悪くする姿勢でもあります。

これを長時間続けてしまうと、血行が悪くなり体のさまざまな部分に悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

勉強中はずっと椅子に座ることになるので、せめて休憩中だけでもこの姿勢はやめるようにして下さい。

 

外に出て深呼吸

勉強は室内で行うものです。

換気の悪い部屋の中で勉強していると、酸素を上手く取り込めない場合もあります。

酸素は脳の働きを活発にするために必要になるものです。

酸欠の状態が続くと、脳の働きが鈍くなり、集中力を失ってしまうこともあります。

休憩中に外に出て深呼吸することで、足りない酸素を補うことが可能です。

時間をかけてゆっくり息を吸い込み、時間をかけてゆっくり息を吐き出してみて下さい。

 

 

また、外に出て陽を浴びることで眠気を覚ますこともできます。

気持ちのリフレッシュもできるので、休憩中も部屋にこもるのではなく外に出るようにしましょう。

 

簡単なストレッチをする

勉強中は常に同じ姿勢なので、体が固くなりがちです。

休憩中はこの体をほぐすためにストレッチをするのもおすすめです。

そこまで本格的なストレッチでなくても構いません。

数分程度でできる、簡単なストレッチでいいでしょう。

体をほぐすというのは、心身共にリラックスできるものです。

その後の勉強も落ち着いて取り組むことができます。

 

好きな音楽を聴く

音楽というのは、気持ちを上げてくれるものです。

「好きな音楽を聴くだけでテンションが高まる」という人も多いでしょう。

休憩というのは、その後に再び行う勉強に対する準備でもあります。

好きな音楽を聴くことでやる気を高められ、良い形で勉強を再開することが可能です。

 

 

だからといって、何曲も聴いてしまうと勉強時間を減らしてしまいます。

休憩中に聴く場合は1,2曲程度に抑えることで、勉強時間を減らさずに気持ちを高めることができます。

 

お菓子を食べたり飲み物を飲むと気分転換になる

休憩中に自分の好きなものを食べたり飲んだりするのも、その後の勉強を良い形で始められるきっかけになります。

ご褒美という意味で、休憩中に食べるお菓子や飲み物を用意しておくと勉強自体をを頑張れるでしょう。

しかし、食べすぎには注意するようにして下さい。

甘いものを食べすぎてしまうと、眠気が生じることもあります。

勉強をする上で眠気は天敵です。眠くなりすぎないような分量に抑えるようにして下さい。

 

眠たいなら我慢しないで仮眠をとろう

眠たいまま勉強をしても、頭に入ってきません。

眠いのなら休憩中は仮眠をとることをおすすめします。

5〜10分寝るくらいで全然変わってくるので、長くなりすぎない程度に仮眠をとってみて下さい。

先程、「休憩中は机から離れよう」と紹介しましたが、この仮眠をとるのなら机に突っ伏した形で眠るようにしましょう。

布団に入って眠ってしまうと、快適すぎて仮眠では済ませられなくなってしまいます。

机に突っ伏して眠るというのは、快適な眠りとは言えません。

しかし、その後に勉強をするのなら快適な眠りでなくて構わないのです。

 

休憩を上手く挟むことで質の高い勉強ができる

頑張りすぎてしまう受験生は、休憩を挟まずにずっと勉強をし続けてしまいます。

しかし、これでは頭の回転が悪くなり、勉強する意味がなくなってしまうでしょう。

合間に休憩を挟むことで、より効果的な学習ができるようになります。

頑張りすぎてしまう気持ちは十分理解できます。

しかし、志望校に受かりたいのなら休み休み勉強をしたほうが効率は良くなります。

また、ただ休むだけではなく休憩の仕方にも気を使って休むようにして下さい。

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