中学受験において重要な教科である「算数」。
様々な種類の問題が出るため、問題集を活用して早い段階からしっかりと対策をすることが重要です。
ここでは中学受験におすすめな算数の問題集を、7冊紹介します。参考書選びの参考にしてみてください。
基礎固め:中学受験用の算数問題集3選
中学受験の算数は、まずは基礎を固めることが重要です。
ここでは基礎固めにおすすめな、算数の問題集を3冊紹介します。
Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30(Z会出版)
【Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30(Z会出版)|Amazon】
早いうちから中学受験の勉強を始めるお子さんに、おすすめの問題集です。
小学校3・4年生から取り組める問題集のため、早い段階から基礎を固められます。
問題酒は小学校の算数の基礎からスタートし、徐々に難易度が上がっていきます。
最終的には中学受験に必須な特殊算や図形まで、この1冊で中学受験に必要な30テーマを網羅できます。
1テーマごとに「要点」→「例題」→「練習問題」の3ステップの構成になっているため、
インプットとアウトプットを効率よくこなせます。
1テーマにつき1時間~2時間ほどでこなせるため、飽きずに学習が可能です。
中学受験テキスト 下剋上算数 基礎編 偏差値40から55への道(産経新聞出版)
タイトルにもある通り、偏差値40から偏差値55を目指せる問題集です。
算数が苦手なお子さんが、じりじりと偏差値を上げられるように構成されています。
掲載されている問題数は1000問。
大ボリュームな1冊ですが1日10分で10問、100日で問題集を1周できるように設計されています。
そのため塾に通っているお子さんでも、学校や塾の勉強にプラスして、無理なく家庭学習が可能です。
内容も基礎から徐々にステップアップして、最終的には難易度の高い問題が解けるようになっています。
同シリーズには「中学受験テキスト 下剋上算数 難関校受験編-偏差値50から70への道」もあります。
基礎編が終わったら、難関校受験編へ挑戦することもおすすめです。
中学入試算数のつまずきを基礎からしっかり[文章題](学研プラス)
算数の文章題の基礎部分が学習できる、問題集&参考書です。
基礎部分を固められるため、中学受験で必要最低限の算数力を身に付けたいお子さんに使用してほしい1冊。
この問題集は、1つのテーマにつき見開き2ページが使用されています。
左ページに解説が、右ページに穴埋め問題があります。何度もページをめくる必要がないため、集中してテーマに取り組むことが可能です。
また本には文章が少なく、図がふんだんに使用されています。
そのため算数が苦手なお子さんでも、嫌にならずに勉強ができます。
「基礎からしっかりシリーズ」には、図形や計算もあります。
算数全部が苦手というお子さんは、残りの2冊もおすすめです。
難関校受験:中学受験用の算数問題集4選
難関校を受験する場合、応用問題も解く必要があります。
学校の教科書だけでは足りないため、応用問題が載った問題集を使用して問題に慣れましょう。
ここでは難関校受験のお子さまにおすすめな、算数の問題集を4冊紹介します。
小学高学年 自由自在 算数(増進堂・受験研究社)
中額受験の内容を完全にカバーした、オールマイティの問題集&参考書です。
図や表が豊富に使用されているため、学習内容が非常に分かりやすくなっています。
さらにオールカラーのため、楽しみながら学習が可能です。
また、この本はスマホで知りたいことが分かるサービス「教えて!自由自在先生」と連動しています。
知りたい言葉をスマホで簡単に検索できるため、効率よく勉強を進められます。
688ページと大ボリュームで、この1冊だけでも十分受験対策が可能です。
ハイレベルな受験問題も収録されているため、難関中学校を目指すお子さんはぜひ使ってみてください。
中学入試 塾技100 算数(文英堂)
中学受験算数を広くカバーしている問題集です。
塾のカリキュラムを元に作られているため、学校では教えてくれないテクニックを学べます。
塾だからこそ分かる、中学受験の入頻出の解答パターンが載っているため、難関中学受験の基礎固めにピッタリ。
中学受験の要点を抑えて、効率よく学習可能です。
各問題について詳しくは解説されていませんが、要点を抑えたコンパクトな解法が載っています。
そのため、短期間での巻き返しにもおすすめです。
中学入試 最高水準問題集 算数(文英堂出版)
難関中学校の入試問題を中心に、厳選された問題だけが掲載された問題集です。
実際に入試で出題された問題が載っているため、実践的な内容を学習できます。
掲載されているテーマは40個。
それぞれのテーマには、難関中学校を受験するなら外せない算数の問題が収録されています。
その中でも難しい問題には「難」マークがついていて、特に詳しい解説が載っています。
複雑な問題も丁寧な解説を読むことで、解けるように構成されています。
入試に近い問題構成の「模擬テスト」が5回分載っています。受験前の最終チェックにもおすすめの1冊です。
中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 算数・図形問題(実務教育出版)
50の回答と17の裏ワザが収録された、算数の図形問題に特化した問題集です。
どの問題も厳選されたものなので、受験前の最後の仕上げにおすすめ。
本書の特徴は、解答と解説が問題ページのすぐ後ろに載っていることです。
問題を解いた後にすぐ答え合わせができるため、知識を定着させやすくなっています。
さらに答えだけではなく、考え方も載っているため算数の力が育ちます。
偏差値45から60までの学校を志望する場合、図形問題は外せません。
あと20点をどうしてもあげたい、そんなお子さんは使ってみて下さい。
問題集は繰り返し解こう!
この記事では、中学受験におすすめ算数の問題集を7冊紹介しました。
どれも使いやすい問題集のため、あとは特徴や値段などを鑑みて好みのものを選んでみてください。
購入した問題集は、何度も繰り返し解くことをおすすめします。繰り返し解くことで定着し、学習効果が上がりますよ。