中学受験のモチベーションを維持させる方法とは？|大学受験エリート

小学生の間から本格的な受験勉強がスタートする「中学受験」では、モチベーションの維持が重要な問題となってきます。

志望校の合格を勝ち取るためにも、ここでは中学受験のモチベーションを維持させる方法について、詳しくご紹介します。

中学受験でモチベーションを維持する必要とは？

中学受験をする場合は、小学4年生頃から通塾や家庭教師、自宅学習などの受験対策をスタートする必要があります。

しかし、小学生といえばまだまだ遊びたい盛りのお年頃。

「遊びたい！」という気持ちを抑えて勉強に向かわせるのは、簡単なことではありません。

だからこそ、中学受験に対するモチベーションを維持することが大切です。

モチベーションが高い状態を維持してこそ、受験に向けた勉強も頑張ることができるのです。

中学受験のモチベーションを維持させる方法

中学受験のモチベーションを維持させるには、次のような方法が効果的です。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

目標を持たせる

中学受験において目標を持たせることはとても大切です。

それも、親が押し付けた目標ではなく本人が自分で目標を決めることが、中学受験へのモチベーションを維持する原動力になります。

目標の内容は、「憧れの中学校に入学する」「将来〇〇になりたい」など何でも構いません。

いずれにしても、中学受験を「夢を叶えるための第一歩」だと考えることができれば、受験勉強を前向きに乗り越えられるでしょう。

中学受験の仲間を作る

「中学受験」という同じ目標を持つ仲間を作ることも、モチベーションの維持に有効です。

仲間同士、切磋琢磨しあうことで、「もっと頑張ろう」という気持ちを奮い立たせることができます。

さらに、勉強を教え合ったり分からないところを相談したりすることもできるのも、中学受験の仲間を作るメリットです。

適度に息抜きをする

長い受験勉強を乗り切るためには、適度な息抜きも必要です。

毎日机にかじりついていたのでは、息が詰まってしまいます。

ときには勉強を休んで好きなことをする日を作るなど、緩急を織り交ぜることがモチベーションの維持には重要です。

子供の様子を見て「息抜きが必要だな」と感じたら、親が率先して休ませるようにしましょう。

勉強を強制しない

子供が勉強をしていないと、親としてはつい口を出してしまうものです。

しかし、勉強を強制しすぎると、子供はモチベーションが下がり、勉強嫌いになってしまう可能性があります。

中学受験を乗り切るために大切なのは、親が勉強を「させる」のではなく、子供が自主的に勉強を「する」ように促すことだと心得ましょう。

勉強に向いた環境を整える

大人でも、机の上が散らかっていたら仕事に集中できませんよね。

それは、子供にも同じことが言えます。

勉強部屋にマンガやゲーム、テレビなどの娯楽があると、そちらが気になってしまい勉強へのモチベーションを維持することができません。

集中力を高めるためには、部屋に余計なものは置かないなど、勉強に向いた環境を整えることが大事です。

勉強の習慣を身につける

毎日の勉強をルーティン化して机に向かう習慣を身につければ、無理なく学習を進めることができます。

子供の1日のスケジュールを紙に書きだして、そこに勉強の時間を組み込んでいきましょう。

「この時間帯は勉強をする」という習慣が身につけば、長期に渡る受験勉強も日課の一つとして自然とこなすことが可能です。

家庭教師や塾の指導を受ける

分からないところが出てきたときに、適切なアドバイスを与えてくれる家庭教師や塾などプロの存在も、モチベーションの維持には大切です。

家庭教師や塾の先生には、勉強そのものだけでなく、勉強方法などについても相談ができます。

特に、自己流の勉強方法に行き詰っているときには、頼もしい存在と言えます。

親のモチベーションを維持する

最後に、中学受験を突破するには、本人だけでなく親のモチベーションも維持することが重要です。

塾の送り迎えなど、中学受験では親にかかる負担も小さくはありません。

忙しい毎日の中でもしっかり子供をサポートするには、親自身もモチベーションを高く持ち続ける必要があると言えます。

子供と親が同じ気持ちを持ち続けることが、中学受験を後押しする大きなパワーになるのです。

まとめ

中学受験のモチベーションを維持させる方法について、詳しく見てきました。

途中で心が折れてしまわないためには、目標をしっかりと持って、それに向かって前向きに努力する気持ちを忘れないことが大切です。

中学受験に挑戦中の方はもちろんのこと、中学受験を検討中の方も、こちらにご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。