勉強すると眠くなるのはなぜ?原因と対処法を解説|大学受験エリート

勉強すると眠くなるのはなぜ?原因と対処法を解説

 

 

急な睡魔に襲われ、受験勉強に身が入らなくなってしまう受験生は少なくないはずです。

集中したい気持ちはあるのに、勉強をすると眠たくなってしまうのはなぜなのでしょうか?

この記事では、勉強中の眠気の原因と、すぐに実践できる対策について解説しています。

 

勉強中に眠くなる原因

勉強をすると眠たくなる主な原因には、以下の3つが考えられます。

 

・睡眠不足

・勉強内容に興味がない

・脳のエネルギー

・酸素が不足している

 

それぞれについて詳しく解説しているので、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

 

睡眠不足

勉強時間を増やしたいあまり、睡眠時間を削ってしまってはいませんか?

勉強中に眠たくなる理由として真っ先に挙げられるのが、睡眠不足です。

夜間の睡眠が足りていなかったり、睡眠の質が悪かったりすると、脳が身体を休ませようとして眠気が発生します。

その結果、日中に頭がボーッとし、勉強に集中できなくなるのです。

 

勉強内容に興味が持てない

脳は、自分にとって興味が薄いものや、難し過ぎると感じたものに対して、ストレスを感じてしまいます。

苦手な分野の勉強を長時間続けていると脳が疲れて眠たくなるのはごく自然なこと。

脳が勉強に飽きてしまわないよう、工夫が必要です。

 

脳のエネルギー・酸素が不足している

勉強をすると、自分でも気がつかないうちにかなりの体力を消耗してしまいます。

脳へ回るエネルギー(ブドウ糖)が不足し、眠気を覚えるのです。

また、あくびを何度も繰り返してしまうときは、脳に十分な酸素が行き渡っていない証拠です。

脳の酸素不足は、眠気の他に頭痛や眩暈の原因となることもあるので注意が必要です。

 

簡単に実践できる眠気の対処法5選

それでは、勉強中に眠気に襲われてしまった際、すぐにマネできる眠気の対処法をご紹介いたします。

 

ブドウ糖を摂取する

勉強によって失われたブドウ糖を摂取して、手早くエネルギーを補充しましょう。

ドラッグストアなどに、勉強に特化したブドウ糖の飴が販売されています。

家にあるチョコやバナナでも代用可能です。

ただ、糖質を摂取し過ぎると、今度は血糖値が急激に上がり逆に眠たくなってしまいます。

食べ過ぎには注意してください。

 

軽い運動・ストレッチ・深呼吸をする

あまり長時間同じ姿勢をとり続けていると、筋肉が凝り固まって血流が悪くなります。

軽い運動やストレッチを行うと、血流が良くなり頭がシャキッとするでしょう。

頭を何度か回したり、背伸びをしたりするだけでも十分効果的。

30分に1回椅子から立ち上がるだけでも思ったよりリフレッシュされます。

運動やストレッチを行う際は、ぜひ深呼吸も取り入れてみてください。

脳の酸素不足が解消されるので、眠気対策により効果的です。

 

勉強している環境を変えてみる

ベッドのある部屋で勉強していると、つい睡魔の誘惑に負けてしまいがち。

勉強する場所をリビングに変えてみるだけでも、良い気分転換になります。

勉強には図書館やカフェもおすすめです。

人目に晒されることで程よい緊張感が生まれ、眠気が起きにくくなるでしょう。

環境を変えることが難しい場合は、窓を開けて部屋の換気をするだけでも十分脳がリフレッシュされます。

外の景色を見るなどして、脳に心地のよい刺激を与えてください。

 

勉強の内容・やり方を変える

勉強に飽きてしまうのを防ぐために、教科をテンポ良く変える工夫をしましょう。

30分勉強したら、一旦休憩を挟んで違う科目に取り掛かります。

難しい問題に取り組んだあとは、自分の得意な科目を勉強するなど、勉強内容に抑揚を持たせてください。

暗記をする際は、立って歩きながら音読すると、眠気対策になるばかりでなく記憶の定着にも繋がるのでおすすめです。

 

思い切って仮眠をとる

いろんな対策を試した上でどうしても眠気が取れないときは、思い切って仮眠をとるのも一つの手です。

20分程度の短い仮眠は、心身が休まり疲労の回復にもつながります。

ここで長時間眠ってしまうと、睡眠リズムが崩れてしまうので注意が必要です。

仮眠をとる際はアラームをしっかりセットしましょう。

夕方以降の仮眠は、夜間に目が冴えてしまうのでおすすめできません。

 

睡眠の質を上げる3つのコツ

勉強中に眠たくなるのを防ぐためには、質の良い睡眠を取ることが大切です。

夜間によく眠れるようになる3 つのコツをお伝えするので、ぜひ試してみてください。

 

生活を朝型に切り替える

人間の体は、朝目が覚めてからおよそ8時間で再び眠たくなるようになっています。

この体内リズムを利用して、睡眠を味方につけましょう。

朝4時に起きて活動すると、12時頃に眠気を覚えるようになります。

この時間帯はお昼休みにあたるので、昼食後に仮眠をとることが可能です。

昼寝をすることで頭がスッキリし、午後からも勉強に集中できるようになります。

早朝から活動することには他にもメリットがあります。

起床後は心身の疲れが取れて頭が冴えています。

周りも静かな時間帯なので、夜に勉強するよりは早朝に勉強した方が効率的です。

いつも夜遅くまで勉強をしている方は、思いきって生活リズムを変えてみることで、睡魔の悩みから解放されるでしょう。

 

カフェインに頼るのをやめる

眠気を抑えるために、ついコーヒーなどのカフェイン飲料を摂取したくなりますが、カフェインの力に頼り過ぎるのはあまり良くありません。

カフェインで眠気を飛ばしてしまうと、いざ眠りたいときになかなか寝付けず、結果として睡眠の質が下がってしまうのです。

どうしてもカフェイン飲料を摂りたいのであれば、18時以降は飲まないように心がけてください。

カフェインは、紅茶や緑茶、栄養ドリンクなどにも多く含まれます。

夜遅くに飲むのであれば、ハーブティーやほうじ茶がおすすめです。

 

寝る前のスマホはNG

寝る前にスマホの画面を見る行為は、熟睡を妨げてしまいます。

ブルーライトの刺激を受けた脳は、昼間と勘違いしてしまい、睡眠のリズムが乱れてしまうのです。

質の良い睡眠を得るために、少なくとも就寝する1時間にはスマホの使用をやめてください。

寝る前のスマホ利用をやめることで、睡眠の質が上がるだけでなく、余計な情報が入ってくることを防止できます。

勉強したことがより定着しやすくなるので、ぜひ実践してください。

 

まとめ

今回は勉強すると眠くなる原因と、その対処法をご紹介いたしました。

スッキリとした脳を手に入れるには、日々の睡眠の質を上げることが一番の近道です。

そのためには、

 

・朝4時に起きて生活リズムを整える

・寝る前のカフェイン摂取

・スマホの使用は控える

 

ことが大切でした。

脳への刺激不足・エネルギー不足を改善す対策を併用しながら、日中の勉強のクオリティを上げていきましょう。

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