慶應義塾大学は、早稲田大学・上智大学と並んで最難関と言われる私立大学です。
人気の大学なので倍率も高く、合格は簡単ではありません。
しかし学部や入試方式によって偏差値が低めで倍率が低い学部もありますので早速偏差値を見ていきましょう。
慶應義塾大学 偏差値表
文|人文社会 65.0
経済学部 偏差値 67.5
経済|経済 A方式 67.5
経済|経済 B方式 67.5
法学部 偏差値 67.5~70.0
法|法律 70.0
法|政治 67.5
商学部 偏差値 65.0~67.5
商|商 A方式 65.0
商|商 B方式 67.5
医学部 偏差値 72.5
医|医 72.5
理工学部 偏差値 65.0
理工|学門1(物理系) 65.0
理工|学門2(数学系) 65.0
理工|学門3(化学系) 65.0
理工|学門4(メカニクス系) 65.0
理工|学門5(情報系) 65.0
総合政策学部 偏差値 72.5
総合政策|総合政策 72.5
環境情報学部 偏差値 72.5
環境情報|環境情報 72.5
看護医療学部 偏差値 57.5
看護医療|看護 57.5
薬学部 偏差値 62.5~65.0
薬|薬 65.0
薬|薬科学 62.5
偏差値が低めの学部
慶應大学で一番偏差値が低い学部は看護医療学部です。
1、2年は湘南藤沢キャンパスに通うということでアクセスが悪く、立地の面で偏差値が低くなっていると推測されます。
また二次試験に面接があることも特徴です。
また文系だと文学部(人文社会)商学部(A方式)が他学部と比較するとやや偏差値が低めです。
特に商学部のA方式は英語と社会の難易度もやや低めです。
ただし数学が必須なので数学の対策をしていないと合格は難しいでしょう。
逆に数学が得意な文系の方はねらい目の学部、テスト方式です。
ちなみに商学部のA方式、2021年の倍率は2.2倍とかなり低めでした。
文学部も偏差値はやや低めですが、英語の難易度がやや高いので英語が苦手だと厳しくなってしまいます。
このように苦手科目があると慶應義塾大学に限らず、受験ではかなり不利になりますので苦手科目は早めに対策することが重要です。
また総合政策学部や環境情報学部は湘南藤沢キャンパスにあり、以前は偏差値が低く穴場でしたが、近年は偏差値が上がってきており穴場学部とは言えなくなってきています。
理系だと看護医療学部の他に薬学部薬科学科がやや偏差値が低めと言えるでしょう。
数学Ⅲがなく、化学の配点が数学、外国語と比べて高いことが特徴です。
化学が得意な方にはかなり穴場の学部になります。
ただし穴場と言っても一般的にはかなり偏差値は高めですので油断は禁物です。
偏差値が高い学部
偏差値が高い学部は医学部と法学部です。
特に医学部は東大、京大と同じくらい狭き門と言われており、難しい発展問題が出題されます。
法学部も就職にかなり強いことから私大の学部ではトップレベルに合格することが難しいといっても過言ではないでしょう。
慶應の法学部=すごい という世間でのイメージが定着して、ハイブランドのように価値を高め続けており最も人気の学部です。
法学部はAO入試の枠が増えており、一般入試での入学枠が少ないことも高い偏差値の要因の一つです。
経済学部や総合政策学部、環境情報学部も偏差値は高めで、狭き門と言えるでしょう。
併願がおすすめ
慶應義塾は学部によって入試の日程が異なりますので、併願が可能です。
とにかく慶應大学に絶対合格したいという方は、複数の学部を受験することで合格する確率がぐっとあがります。
慶應義塾大学は国語がなく、代わりに小論文が科目としてあります。
小論文対策をしっかりして、得意科目にして、併願で複数学部を受験することをおすすめ致します。
学部によって科目や出題傾向などは異なることがあるので、早いうちから確認して対策しましょう。
まとめ
慶應義塾大学は私立大学の雄と言われるほど偏差値が高く、慶應大学の全体の偏差値の平均は69.5とかなり高いです。
特に法学部や医学部は偏差値が70を超えており、私立大学の中で最も難しい入試と言えるでしょう。
その中でも商学部のA方式や看護医療学部など偏差値がやや低めの穴場の学部もあるので、諦めずに挑戦することをおすすめ致します。
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